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海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ

「SKA」は1950年代から1960年代にかけてジャマイカで生まれた音楽ジャンルで、アメリカのジャズやR&B、ジャマイカのフォーク音楽と呼ばれる「メント」などの影響を受けて誕生したと言われています。

スカについてほとんど知らないという方であっても、2、4拍目が強調されたビートを一度は耳にしたことがあるはず、と言うくらいに実はスカの要素はさまざまなジャンルの中で取り入れられているのですね。

そんなSKAをこれから聴いてみたいという方に向けて、オリジナルのスカから2トーン・ネオスカにスカパンク、スカコアといったさまざまなジャンルで活躍する代表的な洋楽のバンドを一挙ご紹介します!

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ(26〜30)

Take On MeReel Big Fish

Reel Big Fish – Take On Me (Official Video)
Take On MeReel Big Fish

ノルウェーのバンドであるa-haが1985年に発表した曲「Take On Me」を「Reel Big Fish」がカヴァーしています。

一度は聴いたことあるのではないでしょうか。

パパパパパというキャッチ―なフレーズがたまらない曲となっています。

Can’t Stop The RadioBeat Union

GOLDFINGERのボーカルがプロデュースするスカバンド「Beat Union」。

スカそのままやらず、少しひねってあるようです。

曲のわかりやすさ、ドラムの技や音源が作り込まれているのでクオリティーが高いスカバンドとなっています。

ファッションにも注目したいバンドですね。

Have The TimeThe Slackers

アメリカのスカバンド、ザ・スラッカーズは、1991年にニューヨークで結成されました。

スカ、レゲエ、ソウルなど多彩なジャンルを融合させた独自のサウンドで、世界中のファンを魅了し続けています。

1996年にデビューアルバム『Better Late Than Never』をリリースして以来、数々の名盤を世に送り出してきました。

2022年4月には、アルバム『Don’t Let The Sunlight Fool Ya』がUSビルボードチャートに初登場するという快挙を成し遂げています。

30年以上のキャリアを誇る彼らは、「世界最高のスカバンド」との評価も高く、北米やヨーロッパを中心に精力的なライブ活動を展開。

スカ音楽の魅力を存分に味わいたい方にぜひおすすめです。

Timber – Pitbull ft. Ke$ha – Ska CoverParty Like It’s…

Timber – Pitbull ft. Ke$ha – Ska Cover by Party Like It’s… – (Official Music Video)
Timber - Pitbull ft. Ke$ha - Ska CoverParty Like It's...

有名な曲をレベルの高いスカアレンジでカバーするアメリカのスカバンド「Party Like It’s…」。

ピットブルのティンバーをカヴァーしています。

スカアレンジのレベルの高さから、スカを知らないファンも多い。

2015年には日本でのツアーも成功させている今、注目のバンド。

Save It For LaterThe Beat

あまりにも潔いバンド名が最高にカッコいい、イギリスはバーミンガムが生んだザ・ビート。

同名のバンドが存在していたこともあって、アメリカやカナダでは「the English Beat」として、オーストラリアでは「the British Beat」という名義で活動していたことでも知られる彼らは、1979年にザ・スペシャルズが主催するレーベル「2トーン」よりスモーキー・ロビンソンさんの名曲をカバーしたデビュー・シングル『Tears of a Clown』をリリース、全英チャート6位をマークして一躍人気バンドとして世に躍り出ます。

1980年には自らが立ち上げたレーベル「Go-Feet」よりデビュー・アルバム『I Just Can’t Stop It』を発表、こちらも全英チャート3位という好成績を残しました。

スペシャルズにマッドネス、セレクターといったバンドと並び称されるザ・ビートの音楽性は、他のバンドと比べるとパンク色が薄く、オーセンティックなスカやロック・ステディの要素が色濃くラテンやソウルといったジャンルを取り入れたサウンドというのが特徴的です。

ネオ・スカ勢の中でも最もルーツに忠実でありつつ、ニューウェーブ時代にも呼応した独自のサウンドを提示した彼らが残した3枚のオリジナル・アルバムは、スカに興味のある方はもちろん、80年代の英国ニューウェーブを深掘りしていきたいという方にもぜひチェックしてもらいたいですね!