カナダ出身のアヴリル・ラヴィーンさんとシンプル・プランによるポップパンクや、イギリス出身のリトル・シムズさんが表現する実験的なヒップホップまで、「Y」から始まる楽曲には独創的な音楽性が詰まっています。
マット・ハンセンさんの雄大なバラッドから、カーペンターズのノスタルジックなメロディまで、時代と国境を超えて心に響く、魅力あふれる音楽の世界をご紹介します。
「Y」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜20)
You Can’t Rush Your HealingNEW!Trevor Hall

心地よいレゲエ調のリズムに、温かいメッセージが乗せられた、アメリカのシンガーソングライター、トレヴァー・ホールさんの楽曲です。
2015年にリリースされた名盤『KALA』に収録されており、このアルバムはチャートで2位を記録しました。
離れていると、寂しさや不安から焦ってしまいがちですよね?
本作は、そんな揺れる心をそっと包み込み、「癒やしには時間が必要なんだ」と優しく語りかけてくれます。
遠距離恋愛のつらさを知っている方なら、会えない時間も愛を育むための大切な贈り物だというメッセージが、きっと心に響くはず。
焦りがちな気持ちが、少しだけ穏やかになるかもしれませんね。
Ya Feel MeNEW!Larry June, Cardo Got Wings & E-40

ウェストコースト・ヒップホップ界の世代を超えた才能が集結!
アメリカの伝説E-40さん、敏腕プロデューサーのカード・ゴット・ウィングスさん、そして独自のスタイルを貫くラリー・ジューンさんの豪華共演作です。
本作で歌われるのは、がむしゃらな成功ではなく、心身ともに健康で豊かな暮らしを大切にする生き方。
そのメッセージは、ラリー・ジューンさんの人生哲学そのものなのかもしれません。
カードさんが紡ぐメロウなビートと、レジェンドの風格漂うE-40さんのラップが加わることで、肩の力が抜けた大人の余裕を感じさせますよね。
2025年6月公開の本作は、休日のドライブやゆったり過ごしたい夜に聴けば、気分を上げてくれるはずです。
You’ve Got a FriendNEW!Carole King

心にそっと寄り添う歌声で知られるアメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングさん。
彼女が紡いだ珠玉の一曲は、まるで旧友からの温かい手紙のようです。
孤独や不安を抱える時、「あなたは一人ではない」と優しく包み込むようなメッセージが、ピアノとアコースティックギターの柔らかな音色に乗って心に染み渡ります。
友情という普遍的なテーマを歌い上げ、聴く人の心をじんわりと温めてくれるでしょう。
本作は1971年2月に公開された名盤『Tapestry』に収録。
ジェームズ・テイラーさんによるカバー版は全米1位を獲得し、翌1972年3月のグラミー賞ではキングさんが最優秀楽曲賞を受賞しました。
心が少し疲れた夜や、大切な友人を想う時に聴けば、温かい気持ちになれるはずです。
yellowstone (holding you)NEW!Matt Hansen

SNSでのカバー動画がきっかけで大きな注目を集め、多彩な音楽性を持つアメリカ・カリフォルニア州出身のシンガーソングライター、マット・ハンセンさん。
彼が2025年6月に公開した一曲は、雄大な自然の情景と大切な人への深い愛情を重ね合わせた、スケール感のあるポップバラードです。
伸びやかな歌声と心に響くメロディが、聴く者の感情を豊かに揺さぶりますね。
アルバム『LET EM GO』や2024年の『SOMEONE TO YOU』といった作品に続く本作は、彼の表現の幅をさらに広げる一曲と言えるでしょう。
ドライブミュージックとしてはもちろん、大切な誰かを想う穏やかな時間に寄り添ってくれるような、そんな温かさも感じられる作品です。
You’re Not AloneNEW!Saosin

アメリカ、カリフォルニア州出身のサオシンは、2003年の結成以来、ポスト・ハードコアやスクリーモを基盤に、エモーショナルで深みのあるサウンドを響かせてきました。
初期EP『Translating the Name』でシーンに確かな存在感を示し、2006年にリリースされたセルフタイトルアルバム『Saosin』は彼らの代表作の一つです。
この作品には人気曲「Voices」や、多くのファンの心を掴んだパワーバラード「You’re Not Alone」が収録されています。
「You’re Not Alone」は、2023年5月にゴールドディスクに認定されるなど、長く愛されています。
遅延を活かしたギタープレイや、アンソニー・グリーンさんとコリン・リーバーさんという二人のボーカルが織りなす歌声のコントラストも鮮烈です。
初期からSNSを駆使した発信も彼らを象徴する動きでした。
激しさと繊細さが同居する音楽に心惹かれる方、心の琴線に触れるドラマティックな楽曲に浸りたい方におすすめです。