「Y」で始まる英単語といえば「あなた」を意味する「You」が真っ先に思い浮かびますよね。
楽曲のタイトルにもよく使われており、「Your〇〇」や「You’re~~」のようなタイトルもよく見かけます。
この記事では、そうしたタイトルが「Y」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「Y」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
you’re a starNEW!Fred again.. & Amyl and The Sniffers

ロンドンを拠点に活動するエレクトロニック・プロデューサーのフレッド・アゲインさんが、メルボルンのパンクバンド、アミル・アンド・ザ・スニッファーズとコラボしたこの楽曲。
アミルのアルバム『Cartoon Darkness』に収録された『Big Dreams』をフレッドさんがリワークし、USB002プロジェクトの先陣を切る作品として2025年10月にリリースされました。
ブレイクビートやジャングルの要素を効かせたエレクトロニックなプロダクションと、エイミー・テイラーさんの荒々しいパンクヴォーカルが融合した仕上がりは、異色の組み合わせだからこそ生まれた化学反応を感じさせます。
エレクトロニックとパンクロックの両方が好きな方にはたまらない1曲でしょう。
You You YouNEW!Maisie Peters

文学的な詞世界で知られるイングランド出身のシンガーソングライター、メイジー・ピーターズさん。
エド・シーランさんのレーベルに所属し、2023年6月にはアルバム『The Good Witch』で全英チャート1位を獲得しました。
そんな彼女が2025年10月にリリースした新曲は、失恋の痛みを振り返る切ない作品です。
本作は同時リリースの『Audrey Hepburn』と対をなす楽曲で、深い悲しみに飲み込まれていた時期を描いています。
自身でプロデュースにも携わり、感情の陰影を繊細に表現した本作は、つらい別れを経験した方の心にそっと寄り添ってくれるでしょう。
静かな夜にひとりで聴きたくなる1曲です。
YellowNEW!Coldplay

イギリス出身のロックバンド、コールドプレイが2000年にリリースした代表曲のひとつ。
デビューアルバム『Parachutes』に収録されたこの曲は、大切な人への献身的な想いを綴ったバラードで、冬の静けさにぴったりな透明感のあるサウンドが魅力です。
抑制されたドラムとギターの音色、そして感情を込めたボーカルが心に染み入ります。
ウェールズのスタジオで録音されたこの曲は、UKチャートで最高4位を記録し、バンドの世界的成功のきっかけとなりました。
冬の夜、大切な人を想う時間にそっと寄り添ってくれる1曲です。
yes, and?NEW!Ariana Grande

2024年1月にリリースされた『Yes, and?』は、アルバム『Eternal Sunshine』からの先行シングルとして約3年ぶりに世に出た楽曲です。
マドンナさんの『Vogue』からの影響を色濃く受けた1980年代風のハウスサウンドが心地よく、ダンサブルでありながら深いメッセージを内包しています。
他人の批判や評価に揺るがず、自分らしく生きることの大切さを力強く歌い上げる本作は、冬の寒さに負けそうなときこそ背中を押してくれる一曲です。
マライア・キャリーさんとのリミックスバージョンもリリースされ、ビルボード・グローバル200で初登場1位を記録しました。
自己肯定感を高めたいとき、前向きな気持ちになりたいときにオススメです。
You Don’t Know My NameNEW!Alicia Keys

2000年代のR&Bシーンを代表するシンガーソングライター、アリシア・キーズさん。
彼女のキャリア初期の名盤『The Diary of Alicia Keys』に収録されたこちらの作品は、片思いの甘酸っぱさを見事に表現した名曲として知られています。
本作で歌われるのは、カフェで働く主人公が好きなお客さんに声をかけられずにいる、切ない恋心です。
頭の中で完璧な会話を夢見るけれど、現実では名前さえ伝えられない……そんなもどかしいシチュエーションが、カニエ・ウェストが手がけた70年代ソウルを思わせる温かいサウンドに乗って描かれます。
この曲は2003年11月の公開当時、米国のR&Bチャートで8週間も1位を飾るなど、絶大な人気を集めました。
好きな人を前にすると何も言えなくなってしまう、そんな経験がある方に優しく寄り添う一曲です。
Your Poppa Don’t MindNEW!Supertramp

リズミカルなギターと鍵盤の絡みが心地よい、軽快なロックナンバーです。
プログレの構築性とポップな聴きやすさを融合させたイギリスのバンド、スーパートランプのデビューシングルですね。
歌詞の世界をのぞいてみると、恋人の父親は気にしないよ、と歌うような若者らしい自由で少し背伸びした恋愛模様が目に浮かびます。
リック・デイヴィスさんのボーカルが、そのやんちゃな雰囲気をうまく表現しているのではないでしょうか。
本作は1971年6月に公開されたセカンド・アルバム『Indelibly Stamped』の1曲目を飾る作品です。
このアルバムは当初こそ商業的に苦戦したものの、後にカナダでゴールド・ディスク認定を受けるなど、バンドの黎明期を物語る一枚となりました。
ドライブや気分を上げたい休日の朝に聴きたくなる一曲です。
Your Silent FaceNEW!New Order

アイコン的なハンドバッグ、レディディオールのCMです。
ミア・ゴスさん、グレタ・リーさん、マイキー・マディソンさんが出演しており、色とりどりのレディディオールが登場しています。
BGMにはイギリスのバンド、ニュー・オーダーが1983年にリリースしたアルバム『Power,Corruption & Lies』に収録された『Your Silent Face』が流れています。
どこか幻想的な雰囲気も感じさせるシンセサイザーのサウンドが印象的です。