【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!
自分ひとりでできることが増え、文字や数字の読み書きにも興味を示し始める5歳児さん。
筆者は普段ピアノを教えており、5歳を迎える年長クラスのお子さまのレッスンも担当していますが、いろいろな曲のタイトルに興味を持ち、発表会後に「〇〇ちゃんの曲がかっこよかった!」とお友達の演奏に対する感想を述べてくれたりもします。
今回は、そんな5歳のお子さまのピアノ発表会曲にピッタリな作品をピックアップ!
お子さまの好みに合わせて選べるよう、元気な曲、華やかな曲、しっとりとした曲など、雰囲気の異なるさまざまなオススメ作品をご紹介します。
ぜひ、次の発表会の参考にしてみてくださいね。
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【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(21〜30)
ハウルの動く城「人生のメリーゴーランド」久石譲

スタジオジブリの名作映画『ハウルの動く城』のメインテーマとなっているワルツ調の楽曲は、オーケストラの豊かなハーモニーと幻想的な雰囲気が魅力です。
3/4拍子の優雅な旋律は、2004年11月に公開された本作品の世界観を見事に表現しています。
ピアノのイントロから始まり、オーボエやストリングスの美しい旋律が織りなす本作は、ヨーロッパのクラシック音楽の影響を感じさせる格調が高い曲調です。
2021年には歌手のクミコがカバーし、シングルとしてリリースされました。
発表会で演奏したい男の子におすすめの1曲で、聴衆を魅了する華やかさと力強さを兼ね備えています。
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。
船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。
原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。
2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。
ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。
【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(31〜40)
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。
シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。
アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。
教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。
イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。
発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。
カスタネットWilliam Gillock

アメリカの作曲家ウィリアム・ギロックのピアノ曲集『ピアノピース・コレクション1』の収録曲である『カスタネット』は、エキゾチックな香りただようかっこいい作品です。
この曲のポイントは、伴奏の和音の刻み!
左右それぞれに出てくる和音の連打をいかに軽快なテンポにのって演奏するかが、曲全体の雰囲気を左右します。
また、後半のカデンツァのような自由な部分では表現力が試されるので、具体的なイメージを持って、うねりのような旋律を少しねちっこく弾けるとよいでしょう。
ナンネルの音楽帳よりメヌエット ト長調 K. 1(K6. 1e)Wolfgang Amadeus Mozart

幼いモーツァルトが姉マリア・アンナ・モーツァルトのために書いた優雅なメヌエットです。
ト長調の3拍子で素直な旋律が特徴的な本作は、ABAの三部形式で構成され、8小節ごとの繰り返しを持つ、堅苦しさのない親しみやすい作品となっています。
1761年12月から1762年1月の間にザルツブルクで、わずか5歳で書かれた作品とは思えないほど、音楽的な構成力と表現力を備えた佳作です。
シンプルながら美しい旋律と明確な構成から、ピアノを始めたばかりの方や、モーツァルトの作品に挑戦してみたい方におすすめです。
気取らない雰囲気とリズミカルな魅力で、クラシック音楽への第一歩を踏み出すのにぴったりな曲といえるでしょう。
花のワルツPyotr Tchaikovsky
バレエ音楽『くるみ割り人形』といえば、知らない人はいないほどのクラシックの名曲!
ピョートル・チャイコフスキー自身によって演奏会用組曲に編曲されているほか、ピアノソロ、連弾などをはじめ、さまざまな楽器や編成で演奏されています。
特に、かわいらしく親しみやすい曲調で親しまれている『花のワルツ』は、子供向けの教材にも採用されており、発表会曲としても人気の楽曲です。
3拍子のリズムは、シンプルなようでコツをつかむのが難しいもの。
手拍子でリズムを感じる練習をするなど工夫しながら、軽やかなワルツに仕上げていきましょう。
アレグレットCornelius Gurlitt

ドイツの作曲家であるコルネリウス・グルリット。
彼の作品はかわいらしく明るいものが多く、ピアノを習い始めて間もない子供たちの発表会用レパートリにはピッタリです。
この曲も、グルリットらしい上品で明るい曲です。
とても短い曲なので、挑戦しやすいことも魅力の一つ。
曲名の「アレグレット」は「少し速く」という意味なので、テンポが上がりすぎて慌てないよう注意しましょう。
3拍子のリズムや、スラーやクレッシェンドといった音楽記号に注意しながら演奏してみてくださいね。






