【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!
自分ひとりでできることが増え、文字や数字の読み書きにも興味を示し始める5歳児さん。
筆者は普段ピアノを教えており、5歳を迎える年長クラスのお子さまのレッスンも担当していますが、いろいろな曲のタイトルに興味を持ち、発表会後に「〇〇ちゃんの曲がかっこよかった!」とお友達の演奏に対する感想を述べてくれたりもします。
今回は、そんな5歳のお子さまのピアノ発表会曲にピッタリな作品をピックアップ!
お子さまの好みに合わせて選べるよう、元気な曲、華やかな曲、しっとりとした曲など、雰囲気の異なるさまざまなオススメ作品をご紹介します。
ぜひ、次の発表会の参考にしてみてくださいね。
- 【6歳児向け】ピアノ発表会で映えるおすすめ楽曲をピックアップ!
- 【5歳のピアノ発表会】ディズニーの名曲を弾こう!おすすめ作品を厳選
- 【4歳児向け】ピアノ発表会におすすめの楽曲をピックアップ!
- 【幼児のピアノ曲】発表会で弾きたい!華やかなおすすめ作品を厳選
- 【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲
- 【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選
- 【ピアノでディズニーの名曲を】発表会にもおすすめの簡単な楽曲を厳選
- 【幼児~小学生の子供向け】ピアノの難しい曲|コンクール課題曲から厳選
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
- 【祝!発表会デビュー】初めてのピアノ発表会におすすめの曲を紹介
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【5歳児】年長さんの発表会にオススメ!劇やダンスのアイデア特集
【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(21〜30)
ヘンゼルとグレーテルドイツ民謡

森で迷った兄妹の冒険物語が題材の、ドイツに伝わる作品です。
この楽曲の魅力は、ワクワクする物語と軽快なメロディが一緒になっているところで、歌詞には不安な森から勇気を出して困難を乗り越える兄妹の気持ちが描かれています。
物語の世界に入り込んで登場人物になりきりたいお子さまにはぴったりの一曲でしょう。
アルバム『こどものピアノアルバム(上)』には1998年12月に収録されており、2024年度のピティナ・ピアノグレードテスト課題曲にもなっています。
左右の手で違うお話が進むような構成なので、4歳から表現力を楽しく育てたいお子さまにはおすすめです。
彼こそが海賊Klaus Badelt/Hans Zimmer

クラウス・バーデルトは、1967年生まれのドイツ出身の映画音楽作曲家。
ハンス・ジマーとの共同作業で知られ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの音楽を手掛けました。
本作は、映画のテーマ曲として非常に人気があり、勇ましいメロディーと迫力満点のサウンドが特徴です。
冒険と海賊の世界を象徴するエネルギッシュな音楽として、聴く人々に強烈な印象を与えています。
映画の興奮や冒険心、海賊たちの自由な精神が表現されており、5歳のお子さまのピアノ発表会曲としてもぴったり。
演奏に余裕が出てきたら、テンポを上げていけるとよいですね。
元気いっぱいの演奏で、会場を盛り上げてくださいね!
子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

児童向けの合唱曲や独奏曲などを中心に、いくつもの名曲を作り上げてきた偉大な作曲家、平吉毅州さん。
こちらの『子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ』は彼を代表する作品一つで、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されます。
リズム感というのは身につけられるものではありますが、才能による差も大きい要素です。
こちらの作品はそんなリズム感を鍛えるのに最適で、全体を通してメリハリのあるリズムにまとめられています。
左手のリズムを正確に弾くことを意識しながら、楽しく弾かせてあげられるとよいですね。
勇敢な兵士Cornelius Gurlitt

少年の心をくすぐる行進曲風の力強いリズムは、聴いていると元気がいっぱいになれる作品です。
アルバム『こどものためのアルバム』に収録された本作は、明快なメロディーと一定のリズムを刻む左手の伴奏が特徴的で、聴く人の心をつかんで離しません。
舞台映えする響きとどもに、演奏する楽しさも十分に味わえます。
右手のメロディーがドラマチックに展開し、左手のリズムがしっかりと支える構成は、練習にも最適な1曲。
かっこよさと楽しさを兼ね備えた本作は、ピアノを学ぶ男の子たちにぴったりの作品といえるでしょう。
ウィンナー・マーチCarl Czerny

明快なリズムと軽快なメロディーが魅力のオーストリアのピアノ行進曲です。
ウィーンの優雅さと洗練された雰囲気を感じさせる本作は、ピアノの発表会やコンサートでも人気の高い曲となっています。
19世紀前半に作曲された作品ながら、現代でも多くのピアニストや音楽愛好家に親しまれ続けているのは、聴衆を魅了する華やかな表現力があるからでしょう。
かっこよく舞台映えする楽曲を探している男の子におすすめです。
技術的な練習にもなりつつ、音楽的な表現力も磨ける本作は、ピアノを学ぶ皆さんの実力をぐっと引き上げてくれることでしょう。
インディアンの踊りWilliam Gillock

アメリカ先住民の文化やリズムをモチーフにしたこの楽曲は、シンプルながらも力強いリズムと独特の旋律が魅力です。
太鼓のような左手の伴奏が印象的で、右手の旋律がそれに呼応するように展開されていきます。
一定のビートと三連符の組み合わせが用いられた本作は、男の子が憧れる力強さと躍動感にあふれています。
アルバム『Two Indian Dances』に収録された作品で、楽曲の背景にある文化や物語を想像しながら表現力を養える点も見どころ。
Gメジャーの調性で書かれた明るく活発な曲調は、発表会やコンクールでも映えることが間違いなしです。
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。
シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。
アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。
教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。
イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。
発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。