【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!
自分ひとりでできることが増え、文字や数字の読み書きにも興味を示し始める5歳児さん。
筆者は普段ピアノを教えており、5歳を迎える年長クラスのお子さまのレッスンも担当していますが、いろいろな曲のタイトルに興味を持ち、発表会後に「〇〇ちゃんの曲がかっこよかった!」とお友達の演奏に対する感想を述べてくれたりもします。
今回は、そんな5歳のお子さまのピアノ発表会曲にピッタリな作品をピックアップ!
お子さまの好みに合わせて選べるよう、元気な曲、華やかな曲、しっとりとした曲など、雰囲気の異なるさまざまなオススメ作品をご紹介します。
ぜひ、次の発表会の参考にしてみてくださいね。
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【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(21〜40)
子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

児童向けの合唱曲や独奏曲などを中心に、いくつもの名曲を作り上げてきた偉大な作曲家、平吉毅州さん。
こちらの『子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ』は彼を代表する作品一つで、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されます。
リズム感というのは身につけられるものではありますが、才能による差も大きい要素です。
こちらの作品はそんなリズム感を鍛えるのに最適で、全体を通してメリハリのあるリズムにまとめられています。
左手のリズムを正確に弾くことを意識しながら、楽しく弾かせてあげられるとよいですね。
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

大切な子どもの心を音楽で育むことに心を注いだロシアの作曲家が生み出した名品です。
本作は、鶏の足の上に立つ小屋に住み、空飛ぶ乳鉢に乗って移動する不思議な魔女の物語を音楽で描いた、子供の心をぐっと惹きつける作品です。
急速な音階の上下や跳躍を含むメロディーライン、不安定な和音の響きによって、魔女の不気味さと神秘的な動きを巧みに表現しています。
1878年に作曲され、速いテンポと臨場感があふれる優れた描写力で、物語のワクワク感が味わえます。
豊かな表情とドラマ性を感じさせるこの曲は、お子様のピアノ発表会やリサイタルのアンコール曲としてもぴったり。
音楽を通して想像力を養いたい方におすすめの名曲です。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第11番せきれいJohann Burgmüller

小鳥のように軽やかで可愛らしい旋律が特徴の「4分の2拍子」の楽曲です。
スタッカートと十六分音符を効果的に使った「タタタン」というリズミカルなモチーフが、鳥のさえずりや愛らしい動きを見事に表現しています。
1851年にパリで出版されたこの作品は、たった30秒ほどの短い演奏時間ながら、右手のスケールや左手の伴奏が織りなす美しい旋律が魅力的です。
手首の柔軟な動きと指先のコントロールを意識して演奏することで、曲の持つ優美さをより引き出せます。
ピアノを学び始めて間もない方でも、軽快なリズムと親しみやすいメロディーで楽しく取り組める作品です。
【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(41〜60)
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

軽快なメロディーと生き生きとした躍動感が印象的な一曲です。
トランペットの音色を巧みにピアノで表現した本作は、聴く人の心を明るく元気にしてくれます。
快速なテンポで奏でられる旋律は、まるで爽やかな朝の光のように心地よく、同音連打や軽やかなスタッカートが曲の魅力を一層引き立てています。
演奏には指の独立性やリズム感が求められますが、適度な技術レベルで取り組める作品です。
発表会やコンサートでの演奏にもぴったりで、演奏者だけでなく、聴衆の方々にも楽しんでいただける親しみやすさがあります。
明るく前向きな気持ちになれるすてきな楽曲なので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
おどりとうたと中田喜直

軽やかな5/8拍子のスタッカートとシンコペーションで始まるピアノ独奏曲です。
リズミカルな舞踊的要素と優美な歌唱メロディが交互に登場し、夏の夜の高揚感と静謐な余韻が見事に表現されています。
1993年に神戸山手女子短期大学の講師を務めた作曲者の円熟期の作品であり、アルバム『こどものゆめ』に収録された全24曲の中でも人気の高い1曲です。
和風の要素を取り入れながらも普遍的な魅力を持ち、発表会のレパートリーとして評価を得ています。
メロディーとハーモニーの美しさを堪能しつつ、技術的にも表現力も磨けるため、ピアノ演奏を楽しみながらステップアップを目指す方におすすめです。