【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!
自分ひとりでできることが増え、文字や数字の読み書きにも興味を示し始める5歳児さん。
筆者は普段ピアノを教えており、5歳を迎える年長クラスのお子さまのレッスンも担当していますが、いろいろな曲のタイトルに興味を持ち、発表会後に「〇〇ちゃんの曲がかっこよかった!」とお友達の演奏に対する感想を述べてくれたりもします。
今回は、そんな5歳のお子さまのピアノ発表会曲にピッタリな作品をピックアップ!
お子さまの好みに合わせて選べるよう、元気な曲、華やかな曲、しっとりとした曲など、雰囲気の異なるさまざまなオススメ作品をご紹介します。
ぜひ、次の発表会の参考にしてみてくださいね。
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【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(41〜50)
パリの休日William Gillock

クラシック音楽の世界で「子供の作曲家のシューベルト」と呼ばれるウィリアム・ギロックが手掛けた本作。
彼の作品は、高度なテクニックを必要とせず、美しいメロディと独特のハーモニーが魅力です。
1917年生まれのギロックは、3歳からピアノに興味を持ち、後に300以上もの教育的ピアノ曲を作曲しました。
ロマンティックからジャズまで幅広いスタイルを持ち、その魅力は国境を越えて、特に日本やドイツで大変な人気を博しています。
本作は、パリの雰囲気を感じさせる軽快な曲調が印象的。
指をうまくコントロールできていないと滑りがちになるので、指の独立と手首のしなやかさの練習にもぴったりです。
発表会曲としても最適なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
夏の夜のハバネラ平吉毅州

情熱的なキューバの伝統的なリズムと、印象的な旋律が織りなす魅力的な作品です。
低音部で静かに刻まれる心臓の鼓動のようなリズムに合わせて、華やかなメロディーがゆったりと流れていきます。
まるで夜の闇に浮かぶ月明かりのように、美しく神秘的な雰囲気を持つ本作は、演奏者のセンスと表現力が存分に発揮できる曲となっています。
1996年に公開された作品で、上級者向けに書かれた楽曲ながら、聴衆を魅了する豊かな響きを持っています。
優美な旋律とダイナミックな展開が印象的で、発表会の締めくくりを飾るにふさわしい品格と華やかさを備えています。
ピアノの表現力を存分に引き出せる曲として、演奏技術に自信のある小学校高学年の生徒さんにおすすめです。
こびとのマーチMartha Mier

アメリカの女性作曲家のマーサ・ミアーが制作した、親しみやすい曲で楽しみながらピアノ奏法の基礎を学べる曲集『ひとりでピアノいっしょにピアノ』の中の1曲です。
1分弱の短い曲の中に、かわいらしくも少し怪しげな雰囲気のある「こびと」のさまざまな表情が詰まっています。
右手のメロディに出てくるアクセントで、こびとのいたずらっぽさを表現したいですね。
左手のスタッカートは、リズムを正確に刻みつつ、重くなりすぎないように注意しましょう。
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
さぁ、ワルツを踊ろうWilliam Gillock

テクニックを必要としない楽曲構成でありながら、聴き映えのする曲を作ることに長けていたアメリカの偉大な作曲家、ウィリアム・ギロック。
ピアノ初心者にとってもなじみ深い作曲家ですね。
こちらの『さぁ、ワルツを踊ろう』はそんなギロックの作品のなかでも、特にオススメしたい楽曲。
伴奏も主旋律も非常にシンプルなので、ワルツのリズムを子どもに覚えさせるにはうってつけの作品です。
聴き映えもするので、ぜひピアノ発表会の参考にしてみてください。
子供のアルバム 第1集 「少年時代の画集」 第5曲 エチュードAram Khachaturian

スタッカートが印象的な1分30秒の小品は、子供が楽しみながら演奏できる作品として長年愛されています。
軽快なリズムと、シンプルながらも情感が豊かなメロディが、アルメニアの民族色と見事に融合した音楽世界を作り出しています。
両手のバランスや、リズムの正確さが求められますが、発表会で演奏する際には聴衆の心をつかむ魅力に満ちています。
4分の4拍子のハ長調で書かれた本作は、リズム感や指の独立性を高めたい方、また民族音楽の要素を取り入れた表現力が豊かな作品に挑戦したい方におすすめです。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第11番せきれいJohann Burgmüller

小鳥のように軽やかで可愛らしい旋律が特徴の「4分の2拍子」の楽曲です。
スタッカートと十六分音符を効果的に使った「タタタン」というリズミカルなモチーフが、鳥のさえずりや愛らしい動きを見事に表現しています。
1851年にパリで出版されたこの作品は、たった30秒ほどの短い演奏時間ながら、右手のスケールや左手の伴奏が織りなす美しい旋律が魅力的です。
手首の柔軟な動きと指先のコントロールを意識して演奏することで、曲の持つ優美さをより引き出せます。
ピアノを学び始めて間もない方でも、軽快なリズムと親しみやすいメロディーで楽しく取り組める作品です。





