【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!
自分ひとりでできることが増え、文字や数字の読み書きにも興味を示し始める5歳児さん。
筆者は普段ピアノを教えており、5歳を迎える年長クラスのお子さまのレッスンも担当していますが、いろいろな曲のタイトルに興味を持ち、発表会後に「〇〇ちゃんの曲がかっこよかった!」とお友達の演奏に対する感想を述べてくれたりもします。
今回は、そんな5歳のお子さまのピアノ発表会曲にピッタリな作品をピックアップ!
お子さまの好みに合わせて選べるよう、元気な曲、華やかな曲、しっとりとした曲など、雰囲気の異なるさまざまなオススメ作品をご紹介します。
ぜひ、次の発表会の参考にしてみてくださいね。
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【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(1〜10)
ねこふんじゃった作曲者不詳

世界中で愛されており、どの時代になっても知られているこちらの曲ですが、なんと作曲者も発祥国も不詳。
曲名も歌詞も国によって異なりますが、動物が出てくることに変わりはなく、日本では『ねこふんじゃった』で知られていますね。
軽快でリズミカルなワルツ風のメロディが特徴的。
日本語の歌詞は、猫を踏んでしまって驚かせてしまうという、コミカルな内容です。
猫が空へ飛んでいき、「グッバイバイ」と別れを告げるシュールな展開も面白いですね。
黒鍵しか使わないので、楽譜を見て練習するというよりは、耳で聴いて鍵盤を目で見て覚えるほうがよいかもしれません。
普段しっかり楽譜を勉強しているお子さまは、たまにこういった曲を演奏するのもよい刺激になるかも。
発表会で弾いて、会場を笑顔にしてみてはいかがでしょうか。
ヘンゼルとグレーテルのワルツ田丸信明

グリム童話でおなじみの兄妹が、森の中で手を取り合って踊っているような、可愛らしいワルツです。
この楽曲は、1998年5月に刊行されたテキスト『ぴあのどりーむ 3』に収められた作品で、物語を想像しながら弾けるのが魅力ですね。
弾むような3拍子のリズムは、まるでお菓子の家を見つけた時のワクワクした気持ちを表しているかのようです。
本作は曲のイメージを捉えやすいので、自分の気持ちを音楽で表現したい4歳のお子さまにぴったりでしょう。
物語の主人公になった気分で、楽しく演奏できると良いですね。
小さな世界The Sherman Brothers

ピアノの発表会曲としても人気の『小さな世界』は、少ない音で曲の雰囲気を十分に味わえる、初心者にオススメの1曲!
映画やアニメの劇中歌として有名になった他の曲とは異なり、音楽作家であるシャーマン兄弟が、ディズニーの新アトラクションのために作曲した作品だそうです。
右手のメロディは指を運びやすい流れになっており、左手もシンプルなアレンジであれば、ほぼポジション移動なしで演奏できます。
ピアノでディズニー音楽の世界を体験したい方は、まずこの曲から始めてみてはいかがでしょうか?
【5歳児向け】ピアノ発表会にオススメの楽曲をピックアップ!(11〜20)
君をのせて久石譲

ジブリ作品の音楽を長年にわたって担当している作曲家、久石譲さん。
幻想的な作風により難易度が高いように思えるかもしれませんが、実は子どもでも弾ける簡単な作品も多く存在します。
今回はその中でもこちらの『君をのせて』をご紹介。
映画『天空の城ラピュタ』のテーマソングの一つで、簡単な伴奏にまとめられているのが特徴です。
さまざまなアレンジの楽譜が出版されているので、お子さまのレベルに合わせて楽譜を選び、楽しく演奏できるよう練習させてあげられるとよいですね。
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロック。
彼の作風は高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出しているため、初心者の課題曲として頻繁に登場します。
今回はその中でもこちらの『ガラスのくつ』をご紹介。
始めてのワルツ作品にぴったりなので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?
ミッキーマウス・マーチJimmie Dodd

子供たちから大人気のこの曲!
アメリカの子供向け番組『ミッキーマウス・クラブ』のオープニングテーマとして知られるようになりました。
ジミー・ドッドさんが作曲したこの曲は、隣の音へ移りながら進んでいく「順次進行」が多く使われているため、指の運びが覚えやすく、1本指でも弾きやすい作品です。
「次は隣の音だよ」「今度は順番に低い音の方へ降りていこうね」などと声をかけながら、練習を進めてあげてくださいね。
慣れてきたら、軽やかなリズムの再現にもチャレンジ!
「スキップするみたいにルンルンしながら弾いてみよう!」など、音価ではなくイメージで伝えてあげるとよいでしょう。
真夜中のふくろうWilliam Gillock

音楽教育の第一人者、ウィリアム・ギロックが作曲した、少々ミステリアスな作品はいかがでしょうか。
真夜中の森でふくろうが目を光らせ、静かに羽ばたく…そんな情景が目に浮かぶような、かっこいい雰囲気を持った一曲です。
この楽曲は、物語を想像しやすいため、弾く人の表現力を豊かに引き出してくれることでしょう。
だんだん音が大きくなる部分や、スタッカートとレガートの対比が、聴く人をドキドキさせる魅力的な効果を生み出します。
本作はピティナ・ピアノステップでも定番の作品で、物語の主人公になってみたい4歳のお子さまにぴったりです。