【90年代】今なお輝く!洋楽のおすすめ女性シンガー
1990年代の洋楽シーンは、グランジやオルタナティブロックと呼ばれる既存のヒットチャートの常識を覆すようなバンドやアーティストが躍進を遂げて、クラブミュージックにおいてもヒップホップやネオソウルといった新たなジャンルから次々とヒット曲が生まれた変革の時代でした。
今回はそんな激動のシーンの中でも独自のスタイルと才能で後世のアーティストに多大な影響を与えた女性シンガーに着目、ジャンルを問わずバラエティ豊かなラインアップで紹介します!
90年代デビュー組はもちろん、80年代から活躍するアーティストも含めて、近年再評価が進む1990年代を彩った女性シンガーたちの歌声をぜひお楽しみください!
【90年代】今なお輝く!洋楽のおすすめ女性シンガー(1〜10)
FantasyMariah Carey

世界の歌姫、マライア・キャリーさん。
普段洋楽を聴かない方でも、彼女のことは知っているのではないでしょうか。
マライア・キャリーさんはR&Bをベースにしたポップソングを多く手掛けていて、明るく幸福感のある曲が多い印象です。
そんな彼女の魅力を伝えるうえで欠かせないのが、7オクターブの歌声を持っていることです。
いかにすごいかというと、「最も高い声の持ち主」として世界ギネス記録に認定されているほどなんですよ。
まずは曲を聴いて、歌声を楽しんでほしいと思います。
All Around the WorldLisa Stansfield

1980年代から活躍する英国の歌姫、リサ・スタンズフィールドさん。
ポップ、ソウル、R&Bを融合させた独自のスタイルで、1989年にソロデビューを果たしました。
デビュー作のアルバム『Affection』から放たれた楽曲は世界中で大ヒット。
力強い歌声と情熱的な歌詞が多くのリスナーの心を掴みました。
1992年にはBRITアワードで「最優秀女性ソロアーティスト」に選ばれるなど、数々の賞を受賞。
女性の強さや感情の複雑さを描いた楽曲は、今もなお多くの音楽ファンに愛されています。
ソウルフルな歌声に魅了されたい方におすすめの歌手です。
Doo-Wop (That Thing)Lauryn Hill

当時少なかった女性ラッパーという存在を、世に知らしめたのがローリン・ヒルさんです。
彼女は高校1年生の時から音楽活動をスタート。
男性ラッパーのフロウやライムを参考にしつつ、自分のスタイルを確立していきました。
また彼女は女優業にも進出し、数々の作品に出演しています。
そうしているうちに人気が高まっていき、1996年に初めてフージーズとしてグラミー賞を獲得、それ以降も7度栄冠に輝いています。
ヒップホップの歴史を知るという観点からも、ぜひチェックして見てほしいアーティストです。
I Love Rock ‘n RollJoan Jett

「パンクのゴッドマザー」の異名を持つロックの女王が、90年代に再び世界を席巻しました。
ジョーン・ジェットさんは、1975年結成のガールズバンド「ザ・ランナウェイズ」で頭角を現し、80年代初頭にソロデビュー。
1981年発表のアルバム『I Love Rock ‘n’ Roll』から生まれたロック讃歌は、ビルボードチャートで7週連続1位を獲得する大ヒットとなりました。
その後も精力的に活動を続け、2015年には「ロックの殿堂」入りを果たしています。
パワフルなボーカルと鋭いギタープレイで、ロック界に新風を巻き起こしたジョーン・ジェットさん。
彼女の音楽は、エネルギッシュな生き方に共感する全ての人におすすめです。
Love Like ThisFaith Evans

90年代を代表するR&B歌手として、その存在感を示し続けているフェイス・エヴァンスさん。
1995年のデビュー以来、ソウルフルな歌声とヒップホップの要素を融合させた楽曲で多くのファンを魅了してきました。
1998年にリリースされたアルバム『Keep the Faith』は、彼女の音楽性が遺憾なく発揮された名盤として知られています。
グラミー賞受賞やビルボードチャートでの成功など、数々の栄誉に輝いた彼女の音楽は、深い感情表現と力強いメッセージ性が特徴です。
R&Bの真髄を味わいたい方、心に響く歌声に触れたい方におすすめのアーティストです。
If It Makes You HappySheryl Crow

90年代のカントリーミュージックを語るうえで欠かせないのが、シェリル・クロウさんです。
彼女は少し変わった経歴の持ち主で、大学進学後は教師として働いていたんです。
しかし、週末に音楽活動に打ち込むうちに注目が集まり、デビューするにいたりました。
そんな彼女の魅力はハスキーボイスとパワフルな歌唱です。
一度聴けば、いかに彼女が凄いかわかるはずですよ。
それから、彼女についてのドキュメンタリ映画も制作されているので、気になった方はぜひ。
Army Of MeBjörk

アイスランドを代表するシンガー、ビョークさん。
彼女も90年代を代表するアーティストです。
ビョークさんがデビューを果たしたのは1977年、当時は12歳でした。
もちろんデビュー当時から大活躍していたのですが、90年代に入るとさらにヒット作を連発しました。
また1990年に来日を果たしたことや、1994年にイギリスの音楽の祭典、ブリジットアワードを受賞したことでも知られています。
当時を知る人は思い出を振り返りながら聴いてみるのも楽しいともいますよ。