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【東京ソングリスト】東京を歌った名曲

東京というタイトルの曲って、たくさんありますよね。

この記事はそんな東京を主題とした曲をはじめ、歌詞の中に東京の地名などが登場し「東京の空気が描かれた歌」を集めたソングリストです。

人気スターから最近話題のアーティストまで、多くのアーティストが東京に関する曲を歌っていますのでぜひ聴きくらべてみてくださいね。

上京して故郷を思い出すものや東京のオシャレな雰囲気などなど、それぞれの東京の解釈も楽しめますよ!

【東京ソングリスト】東京を歌った名曲(21〜30)

TOKIO沢田研二

エレクトロポップが台頭してきた1980年の元日にリリース。

この曲は当時の日本人を驚かせました。

沢田研二さんが電飾のついたスーツに紅白模様のパラシュートという姿でパフォーマンスを行ったからです。

流行を追った作品と当時は思われましたが、30年以上たった今でもカバーされたりCMに使われたりしています。

東京マイ・ペース

フォークグループ、マイ・ペースの原点とも言える楽曲。

1974年10月にリリースされたメジャーデビュー作で、オリコンチャートで週間28位、登場46回のロングセラーを記録しました。

東京での生活や恋愛を描いた歌詞が多くの人の共感を呼び、累計22万枚を超えるヒットに。

別れと再会、憧れと現実が繊細に描かれた歌詞と、マイナー調から希望へと展開する曲調が心に染みます。

地方から上京した人や、遠距離恋愛中の方にぴったり。

ドライブしながら聴くと、切ない気持ちも吹き飛びそうですね。

STAY TUNESuchmos

Suchmos – STAY TUNE [Official Music Video]
STAY TUNESuchmos

Suchmosとえいばこの曲、というイメージのある『STAY TUNE』。

この曲は2016年にリリースされた彼らの2枚目のEPのリードソングです。

これぞ「東京の夜」という感じがしませんか?

夜の街の雑多な感じをふんだんに、そしてオシャレに仕上げられていますがめっちゃディスっている曲なんですよね。

パッと聴いただけではそんな感じには聴こえないのですよね。

日本語と英語の歌詞が織り交ぜられているのに違和感がなくスッと耳に入ってくるダンスチューンです。

東京PEOPLE 1

PEOPLE 1 “東京” (Official Video)
東京PEOPLE 1

きらびやかなシンセの音色と爽快なビートで東京の景色を描くPEOPLE 1のナンバー。

この曲は2019年12月リリースのデビューEP『大衆音楽』に収録されています。

ボーカルItoさんの少しハスキーな歌声が、華やかなサウンドの中で切なく響きますね。

大勢の人が行き交う街で感じる劣等感や焦燥感、それでも捨てきれない憧れが歌われていて、まるでこの街の光と影そのものを音にしたようです。

この楽曲が描く景色は、きっと多くの人の心に寄り添うのではないでしょうか。

夢を追いかけてこの街に来たけれど、時折ふと孤独を感じてしまう。

そんなときに聴くと、どこかなつかしいような気持ちで胸が締めつけられます。

都会でがんばるあなたの背中をそっと押してくれる名曲です。

東京は雨ジェニーハイ

情感たっぷりな歌声と美しいサウンドが胸に染みわたるこの楽曲は、葛藤を抱えながらも真っすぐに生き続ける主人公の姿を描いています。

思うように物事が進まない様子を雨にたとえて描いていますが、その雨に濡れることも嫌じゃない、つまりいつか芽が出るんだと前向きに受け入れる心の機微を歌ったナンバーです。

中嶋イッキュウさんの芯のある歌声と新垣隆さんの流麗なピアノが絡み合い、聴いていると曲の世界観にすっと引き込まれてしまいますよね。

2018年10月に発売されたミニアルバム『ジェニーハイ』に収められた本作は、後にドラマ『東京、愛だの、恋だの』の主題歌にもなりました。

雨の降る夜、物思いにふけりながら聴けば、心に深く刺さるんじゃないでしょうか。

Tokyo SpiralPSYCHIC FEVER

PSYCHIC FEVER – Tokyo Spiral (Official Lyric Video)
Tokyo SpiralPSYCHIC FEVER

ヒップホップ色の濃いサウンドが印象的なこの曲。

東京という街を舞台に、「ここから世界へ」というPSYCHIC FEVERの燃えるような決意が込められた、エネルギッシュなナンバーです。

中目黒や渋谷といったリアルな地名を織り交ぜながら、限界を知らずに新時代を創っていくという挑戦的なリリックが胸に響きますよね。

USのストリート感と日本の伝統的な音色が融合したトラックも非常にクールです。

この楽曲は2021年12月にプレデビュー曲として公開、その後デビューアルバム『P.C.F』にも収録されました。

夢や目標に向かって都会で奮闘する人の背中を押してくれる、パワフルな応援歌ではないでしょうか。

東京外環道心中未遂譚PK shampoo

流麗なストリングスの調べが、東京の夜の高速道路を走る車窓の風景を鮮やかに描き出します。

大都会の片隅で抱える孤独や絶望、そして「未遂」という言葉に込められた、どうしようもない生への感覚を文学的に歌い上げていますね。

きらびやかな東京のイメージとは違う、やるせなさの中に光る儚い美しさに気づかせてくれるような1曲です。

この楽曲は、大阪出身のロックバンドPK shampooが2025年6月にリリースしたアルバム『PK shampoo.log』に収録されたナンバー。

バンドの歩みを記録したこの名盤の中でも、ヴォーカルのヤマトパンクスさんの作家性が際立つ表現豊かなバラードになっています。

都会の喧騒に疲れ、ひとり静かに物思いにふけりたい夜に聴いてほしい名曲です。