RAG Music
素敵な音楽
search

【東京ソングリスト】東京を歌った名曲

東京というタイトルの曲って、たくさんありますよね。

この記事はそんな東京を主題とした曲をはじめ、歌詞の中に東京の地名などが登場し「東京の空気が描かれた歌」を集めたソングリストです。

人気スターから最近話題のアーティストまで、多くのアーティストが東京に関する曲を歌っていますのでぜひ聴きくらべてみてくださいね。

上京して故郷を思い出すものや東京のオシャレな雰囲気などなど、それぞれの東京の解釈も楽しめますよ!

【東京ソングリスト】東京を歌った名曲(31〜40)

ネオワビシイAooo

地方から出てきた少女が感じる東京の光と影を、キャッチーなサウンドに乗せて歌い上げるナンバーです。

きらびやかな「東京シティ」に憧れる一方で、ふと感じる寂しさを「ネオワビシイ」という新しい言葉で表現しているのがユニークですよね。

この摩訶不思議な感覚は、作詞作曲を手掛けたメンバー、すりぃさんならではの世界観かもしれません。

本作は、2024年10月に発表されたAoooのデビューアルバム『Aooo』に収録された一曲。

アルバム全体が一発録りで制作されたこともあり、ライブさながらの初期衝動が詰まっています。

都会での生活に少し疲れた時や、夢と現実の狭間で揺れる心にそっと寄り添ってくれる、そんな魅力的な作品です。

シブヨルおかゆ

きらびやかで少し切ない渋谷の夜を歌うのは、平成のおんなギター流し、おかゆさんです。

この楽曲は、シティポップ風の心地よいサウンドに乗せて、ネオンきらめく街並みやカフェの窓越しの風景を描いています。

ショーウィンドウに映る自分のシルエットを見つめる姿には、都会の喧騒の中でふと感じる孤独と、誰かを想うロマンチックな恋心が重なるようですね。

おかゆさんのルーツである昭和歌謡の情緒が、洗練されたアレンジと見事に溶け合う表現力は圧巻です。

本作は2025年6月に発売されたシングル『ジモンジトウ』に収録。

おかゆさんが誕生日に渋谷109前で歌ったというエピソードは、この街への憧れと想いの深さを感じさせ、胸があたたかくなります。

夢を追いかけて東京で過ごす夜に、そっと寄り添ってくれるようなナンバーです。

Tokyo井上陽水

銀座、はとバス、歌舞伎座、新宿、赤坂、浅草。

陽水マジックにかかると東京の風景もこんな歌になるんですね。

暖かな風に誘われて、はとバスに乗って東京観光をしたいと思わせるような曲です。

1990年のアルバム『ハンサムボーイ』に収録されています。

ロケバス専門俳優 修馬です秋山竜次

マルチな才能で人々を魅了する秋山竜次さんが歌う東京ソングは、その発想力に脱帽する一曲です。

本作は、ロケバスの窓際から“芸能人がいる街・TOKYO”のイメージを守る、架空の俳優の矜持を歌っています。

渋谷、台場、浅草といった街を背景に、彼の“見えない演技”が観光客の夢を支えるという物語は、東京のポップカルチャーを支える裏方への愛ある賛歌のようにも感じますね。

このユニークな一曲は、2025年3月に放送されたメ~テレの特番『秋山歌謡祭2025』で披露され、EP『秋山歌謡祭2023-2025』に収録されています。

華やかな表舞台だけでなく、それを支える人々の可笑しくも愛おしい物語に触れたい人にオススメしたいナンバーです。

東京讃歌BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN 東京賛歌 弾き語り
東京讃歌BUMP OF CHICKEN

ロックバンドBUMP OF CHICKEN、2007年リリースの『花の名』のカップリング曲『東京賛歌』。

この曲の魅力はカントリー調の楽曲で、BUMP OF CHICKENの隠れた魅力でもあるフォーク、カントリーの楽曲のうちの一つです。

そして何と言ってもやはり東京のことを歌った歌詞も素晴らしく、物語のように豊かな情景描写が楽しめる作品です。

アコギの音も柔らかく、心にスッとなじんでくれるような1曲です。

【東京ソングリスト】東京を歌った名曲(41〜50)

ムーンライトステーションSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI「ムーンライトステーション」from『Twilight City at NISSAN STADIUM』
ムーンライトステーションSEKAI NO OWARI

MVではNakajinさんが三味線を弾いている姿がみられます。

東京の「和」のイメージを表現するためでしょう。

ファンタジックで不思議なセカオワワールドならではの、おもしろい作品です。

2015年のアルバム『Tree』収録曲。

哀愁東京indigo la End

メランコリックな雰囲気が漂う東京の夜を描いたのは、ロックバンドのindigo la Endです。

バンド結成15周年という節目にリリースされた2025年1月のアルバム『MOLTING AND DANCING』に収録されています。

作詞作曲を手がける川谷絵音さんが、長く暮らした東京への想いが自然と溢れてきたと語るこの楽曲は、都会で感じる孤独や現実との距離感を歌ったナンバーです。

ファンキーでグルーヴ感のあるサウンドは、アルバムの「DANCING」というテーマともリンクしており、なんとも心地よいですよね。

東京での生活に慣れ、この街が自分の居場所になったと感じる人が聴けば、そのセンチメンタルな世界観に深く共感できるのではないでしょうか。