【大人がトライしたい工作】モーターを使った作品アイデア
この記事では、モーターを使った大人が挑戦したい工作のアイデアをご紹介していきます!
さまざまな製品や作品の動力となるモーターはものづくりにおいて欠かせないアイテムですよね。
ミニ四駆等で遊んだことがあれば、そこからモーターの面白さに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
工作はいざ作るとき、何を作るか迷ってしまうこともありますよね。
そんな時にサッと見て参考にできる作品の一覧を集めました。
可能性が広がるモーターのパワーを楽しみつつ、お気に入りの作品を作るお手伝いになれれば嬉しいです!
【大人がトライしたい工作】モーターを使った作品アイデア(1〜10)
ハンディークリーナー

ペットボトルを本体にしてハンディクリーナーが作れます。
モーターに厚紙で作ったプロペラを固定し、インサートカップホルダーにモーター一式を固定、それを底を切ったペットボトルと組み合わせれば完成です。
スイッチを入れるとモーターが回ってプロペラが回転し、ペットボトルの飲み口から底へ向かって空気の流れができます。
その結果、ペットボトルの飲み口部分からゴミを吸い込めるような仕組みなんですね。
プロペラの前にフィルターとしてスポンジや目の細かいメッシュを装備すればもっと細かいゴミも吸えるようになりそうですね!
エレベーター

モーターを動力として、レゴのエレベーターを作るというアイデアです。
モーターの動力をプーリーに伝え、プーリーに接続した軸を回転させます。
軸にはあらかじめエレベーターにつながったタコ糸が巻いてあり、モーターが動くことでタコ糸が巻き出されたあとに再び巻き取られるという仕組みになっています。
これによってエレベーターが上から下へ行き、再び上へ行くという一連の動作が実現されるんですね。
タコ糸を巻き取りきったあとにモーターが空回りするようにプーリーとの接続を緩めに設定してある点など、細かい工夫が光っていますね。
ホバークラフト

ホバークラフトとは、下向きに空気を出すことで浮き上がって進む水陸両用の船のような乗り物のことです。
モーターとカップ麺の空き容器を使って、このホバークラフトを作れるんです。
作り方は、カップ麺の空き容器の底をくり抜き、そこにアイスの棒に接着したプロペラ付きのモーター一式を固定すれば完成。
全体の重さに対して、プロペラの大きさやモーターの回転数で適切に浮かぶかどうか変わるはず。
まずは一度作ってみて、ちょうどいいバランスを探ってみてくださいね。
プロペラの大きさを変えたり電源からモーターに供給される電圧を調整してみましょう。
モーターカー

モーターを使った工作となると、やはり車を作りたくなりますよね!
そこでポイントになるのが、モーターの動力をどうやってタイヤに伝えるかですが、このアイデアでは、ペットボトルのキャップのギザギザを直接モーターのギヤに噛ませて動力を伝えています。
おそらく最もシンプルな方法ですよね。
また、このアイデアでは軽量化のために牛乳パックで電池ボックスを作ったりシャーシにスチレンボードを使ったり、タイヤが空回りしてしまうのを防ぐためタイヤに輪ゴムを巻いたりと、細かいところにまで工夫が凝らされています。
このモーターカーを作るときには、さらに工夫できるところがないか考えながら作ってみるとおもしろそうですね。
ビー玉コースター

タミヤから発売されているラダーチェーンを使ったビー玉コースターです。
ラダーチェーンとは自転車のチェーンのようなパーツで、好きな長さで作れるようになっています。
これにギヤを噛ませてモーターで回転させることで、コースターの頂上までビー玉を運ぶというアイデアなんですね。
ビー玉をコースターの頂上まで運べば、あとはピタゴラスイッチのようにビー玉が転がるコースを作っていきましょう。
途中でさまざまな仕掛けを作っていくとより完成度の高い工作になりそうですね。
ミニタケコプター

アニメ『ドラえもん』に登場する定番のひみつ道具であるタケコプターのミニチュア版を作ってみようというアイデアです。
使うのはドローン製作に使う小型のブラシレスモーターで、タケコプターの本体は3Dプリンタで作ったものを使っています。
電源、モーター、スイッチの3点をつないだシンプルな回路を作り、スイッチを入れると見事に飛びました。
電圧を変えることでモーターの回転数が変わるので、調整すれば小さいフィギュアを飛ばせるようになりそうですね。
卓上ディスクサンダー

普段から趣味でDIYをよくされているという方に挑戦してもらいたいのが、この卓上ディスクサンダーです。
購入すると数万円するので、自作で費用を抑えてみてはいかがでしょうか?
費用面だけでなく、自分で作った工具を使って何か作品を作れるというのは大きな喜びにつながると思います。
木材の切り出しや組み立てなど正確な作業が求められますが、もの作りが好きな方であれば没頭してしまうはず!
「ここを工夫すればもっと使いやすくなるかも」など、試行錯誤しながら取り組んでみてください。