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【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選

「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!

選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。

有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(61〜70)

渚のアデリーヌRichard Clayderman

渚のアデリーヌ/リチャードクレイダーマン【楽譜あり】ピアノカバー/Ballade Pour Adeline/Richard Clayderman/Piano Cover/弾いてみた/CANACANA
渚のアデリーヌRichard Clayderman

フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマンのデビュー曲である『渚のアデリーヌ』。

38カ国で発売されたレコードが、2,200万枚の大ヒットを記録した有名ピアノ作品です。

レコードがテレビやCMのBGMとして、あるいは電子ピアノに内蔵されている自動演奏の楽曲として、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

期待感が膨らむ軽やかな前奏や、爽やかなメロディーに癒やされながら、力を抜いて演奏してみてくださいね!

アラベスク ハ長調 Op.18Robert Schumann

Schumann – Arabesque in C major, Op.18 – pianomaedaful
アラベスク ハ長調 Op.18Robert Schumann

ロマン派音楽の巨匠ロベルト・シューマンが1839年に作曲したピアノ小品。

優雅で女性的なスタイルが特徴的で、淑女たちのためのデリケートな作品として知られています。

主要テーマが再現されるロンド形式を採用し、優しく叙情的なテーマと、より激しいモチーフが交互に現れる構成が魅力的。

冒頭の軽快で優美なメロディから、途中のやや陰鬱な部分を経て、最後は夢見るような静かな雰囲気で締めくくられます。

シューマンの内面的な感情や芸術的な思索が色濃く反映された本作は、優雅さと表情の豊かさを兼ね備えた、聴き映えする発表会曲としてオススメです。

ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller

15.バラード/ブルグミュラー25の練習曲-Burgmüller:25 No.15 Ballade -クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第15番 「バラード」Johann Burgmüller

オープニングから神秘的な雰囲気が漂う優雅な一曲です。

ハ短調とハ長調の対比による物語性豊かな構成が魅力的で、切迫感のある前半から穏やかな中間部へと移り変わる展開に心を奪われます。

右手の連打音と左手の流麗な音型が織りなす情景は、まるで森の中を旅する孤独な旅人の姿を思い起こさせます。

ヨハン・ブルクミュラーは、豊かな表現力と技巧的な要素をバランスよく盛り込んでいます。

本作は、物語性のある作品に興味がある方や、ドラマチックな表現を楽しみたい方におすすめです。

1851年にパリで出版されたこの曲は、今なお多くの演奏家に愛され続けています。

春の歌Felix Mendelssohn

《春の歌 – メンデルスゾーン》Mendelssohn – Song without words, Op. 62 No. 6 “Spring Song” クラシックピアノ- CANACANA
春の歌Felix Mendelssohn

『ツェルーニ30番』を問題なく演奏できる方は、こちらの『春の歌』がオススメです。

偉大な作曲家、フェリックス・メンデルスゾーンの名曲ですね。

華やかでありながら切なさも感じさせる美しい旋律は、ピアノ発表会での聴き映えも大いに狙えるでしょう。

装飾音を奏でるアルペジオが非常に多い作品ですので、ハーフタッチは重点的に練習しておくのがオススメです。

運指や拍の取り方に慣れないうちは、スローテンポで弾いてみると良いでしょう。

ロンド・カプリチオーソ Op.14 U 67 ホ長調Felix Mendelssohn Bartholdy

ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品の中でも、広く親しまれている楽曲の一つである『ロンド・カプリチオーソ Op.14 U 67 ホ長調』。

初恋の人のために書いた『ホ長調のエチュード』に、穏やかな冒頭の導入部を書き加えたものが、この作品であるとされています。

テクニック的に最上級の難易度というわけではありませんが、繊細なタッチや幅広い表現力が求められます。

表情をたっぷりつけて、ロマンチックに、情熱的に演奏しましょう。

8つの演奏会用練習曲より 第5曲「冗談」Nikolai Kapustin

クラシックとジャズが融合した躍動感があふれる楽曲です。

1984年に発表されたアルバム『8つの演奏会用練習曲 Op.40』に収録された本作は、軽快でユーモアもたっぷりな性格を持ち、聴く人の心をくすぐります。

スウィングやブギウギなどジャズの要素を巧みに取り入れながら、クラシックの形式美も大切にした魅力的な一曲。

リズミカルで躍動感のあるフレーズが次々と展開され、会場全体を楽しい雰囲気で包み込みます。

ニコライ・ペトロフやマルク=アンドレ・アムランなど、世界的なピアニストたちも演奏するこの作品は、技術と表現力を存分に披露したい方にぴったり。

観客を魅了する素晴らしいステージを作り上げられることでしょう。

タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski

躍動感が溢れるイタリアの舞踊をピアノで表現した珠玉の一曲をご紹介します。

モーリッツ・モシュコフスキーによるこの楽曲は、「6/8拍子」のリズミカルな流れと、流麗な旋律が特徴的です。

陽気で華やかな雰囲気に包まれた本作は、1899年に発表され、その魅力的なメロディと表情が豊かな演奏性から、多くのピアニストたちに愛され続けています。

右手と左手が交互に奏でるスケールやアルペジオは、技巧的でありながらも聴き手を魅了する美しさを持ち合わせています。

ピアノの演奏技術を高めたい方や、発表会で印象的な演奏をしたい方におすすめの一曲です。

軽やかな指さばきと豊かな表現力を磨ける魅力的な作品となっています。