【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!
選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。
有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
 - 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
 - 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
 - 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
 - 【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
 - 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
 - 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
 - 【ポピュラーピアノ】観客の視線集中!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめポップス曲
 - ピアノをはじめた初心者におすすめ!大人も楽しめる楽譜10選
 - ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
 - 【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介
 - 【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選
 - かっこいいジャズピアノ。定番の人気曲から隠れた名曲まで
 
【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(91〜100)
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
トルコ行進曲Wolfgang Mozart

ヴォルフガング・モーツァルトの『トルコ行進曲』。
子供の頃、クラスの同級生が弾いていたなんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
発表会の定番曲であり、テレビなどでも耳にする機会の多い名曲ですが、演奏の難易度としては中級レベルといったところ。
後半にいくにつれて高度なテクニックや細かいペダリングが必要になるため、練習方法を工夫しつつ、ピアニストによる名演の録音なども参考にしながら練習してみてくださいね。
【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(101〜110)
抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」Edvard Hagerup Grieg

グリーグの名作『抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」』。
グリーグらしさが表れている作品といわれており、演奏家の間でも広く親しまれています。
そんなこの作品の難易度はソナチネ後半と同程度、もしくはやや難易度が高いといった程度でしょうか。
16分音符に5連符が出てくるところはフォルテが3つも表記されているため、相当な迫力を演出しなければなりません。
ここは難易度が高い部分ですので、重点的に練習することをオススメします。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」Johann Burgmüller

南イタリアの伝統的な舞曲をモチーフにした情熱的な6/8拍子の楽曲です。
躍動感があふれるリズムと軽やかなメロディが特徴で、1851年にパリで出版されました。
本作は、南イタリアの都市タラントにちなんで名付けられ、実際に踊られていた民族舞踊の雰囲気を巧みに表現しています。
中間部では同主長調に転調し、華やかな雰囲気へと変化する魅力的な構成となっています。
軽快なリズムと躍動的なメロディが魅力的な本作は、ピアノの基礎的な技術を楽しく身につけたい方におすすめです。
また、発表会で演奏すれば聴衆を魅了するすてきな1曲となるでしょう。
ペール・ギュント 第1組曲 Op.46 第1曲 朝Edvard Grieg

テレビ番組などで朝に絡んだシーンのBGMとして多く使われており、爽やかな朝を連想させる『朝』。
ノルウェーの作曲家であるエドヴァルド・グリーグが手掛けた組曲『ペール・ギュント』の1曲です。
ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』の舞台上演にあたり、グリーグが劇音楽の作曲を依頼され、この組曲が生まれました。
余談ですが、劇中で『朝』が流れるシーンは、なんと主人公が最低な状況に置かれたタイミングなんです!
戯曲のストーリーや作者がこの曲に込めた思いを知ることで、演奏にも変化があらわれるかもしれませんね。
ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39「愛のワルツ」Johannes Brahms

緻密で重厚な作風で知られるドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームス。
落ち着いた楽曲が多いため、YouTubeの睡眠用クラシックなどでも彼の作品は頻繁に登場しますね。
そんなブラームスの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39』。
4手の連弾用として作曲された本作は、後に独奏曲としても編曲され、現在に至るまで多くの演奏家に演奏されています。
軽やかなワルツとは一線を画す、深みのあるワルツを堪能してみてはいかがでしょうか。
「パガニーニ大練習曲」より第4曲「アルペジオ」Franz Liszt

パガニーニのヴァイオリン作品をピアノに編曲した壮大な変奏曲です。
1838年に初版が発表され、その後改訂を重ねて現在の形になりました。
主題に続く11の変奏では、トレモロ、オクターブ、アルペジオなど、ピアノならではの技巧が贅沢にちりばめられています。
フランツ・リストがパガニーニの演奏に感銘を受け、ピアノでもヴァイオリンのような表現を目指して作曲した本作は、聴衆を魅了する華やかさと、深い音楽性を兼ね備えています。
音の重なりや展開の美しさは、ピアノの魅力を存分に引き出しており、コンサートやピアノコンクールでも人気の高い作品です。
確かな技術と表現力を持つ演奏者の方におすすめの、発表会で存在感を放つ一曲といえるでしょう。






