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【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選

「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!

選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。

有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(21〜30)

即興曲 Op.90-3Franz Schubert

Schubert – Impromptu in G flat major, Op. 90 No. 3 – pianomaedful
即興曲 Op.90-3Franz Schubert

指の素早い動きに自信がついてきた方には、フランツ・シューベルトの名曲『即興曲Op.90-3』もオススメです。

決して簡単に弾きこなせる作品ではありませんが、「発表会で聴き映えする作品」としてはまさにピッタリ!

序盤に登場する6連符は、正確なリズムで弾けるよう繰り返し丁寧に練習しましょう。

左手のトリルもなかなか難しいポイントですが、弾きこなせたときには、大きくレベルアップできているはず!

中級から上級へのステップアップのために、ぜひ挑戦してみてください。

テイク・ファイブPaul Desmond

アメリカ生まれのジャズ・アルトサックス奏者であり作曲家のポール・デスモンドさんによる名曲が、大人のピアノ発表会にぴったり!

1959年に発表された本作は、4分の5拍子という珍しいリズムを用いた革新的な曲調で、ジャズ史に大きな影響を与えました。

メロディアスで洗練された演奏は、聴く人の心を癒やしてくれることでしょう。

独特のリズムと冷静なサックスの旋律が織りなす優雅な世界観を、ピアノで表現してみてはいかがでしょうか?

ジャズに興味のある方や、クールな雰囲気の曲を演奏したい方にオススメの1曲です。

【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(31〜40)

アヴェ・マリアFranz Schubert

シューベルト「アヴェ・マリア」【楽譜あり】‘’短い時間で安らぎを‘’ クリスマスの定番クラシック曲 – CANACANA
アヴェ・マリアFranz Schubert

クラシックの世界に輝く星、フランツ・シューベルト。

1797年生まれの彼は、わずか31年の生涯で600曲以上の歌曲を残した天才作曲家です。

本作は、ウォルター・スコットの詩から着想を得た美しい祈りの歌。

シンプルでありながら深遠な旋律が、聴く人の心を癒やします。

この曲の魅力は、ゆったりとしたテンポで、豊かな表現力を存分に発揮できるところ。

優雅なメロディを十分に歌いながら心を込めて弾くことで、聴衆の皆さんの心を揺さぶるすてきな演奏に仕上がるでしょう。

ピアノ発表会で輝く1曲として、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

愛の挨拶Edward Elgar

愛の挨拶 – エルガー【楽譜あり】Elgar – Salut d’amour Op.12 – クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
愛の挨拶Edward Elgar

エドワード・エルガーの名曲『愛の挨拶』。

CMでも頻繁に使用され幅広く親しまれているため、ピアノ発表会でも大いに聴き映えするでしょう。

そんなこの楽曲のポイントは、なんといっても左手。

この楽曲の左手の跳躍は聴いて受ける印象よりはるかに難しく、はじめは苦戦される方も多いはず。

43小節目がとくに難しく、ここを間違えてしまうと不協和音が目立ってしまうため、しっかりと指を和らげるトレーニングを積むことも心がけましょう。

ソナチネ 第3楽章William Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】ソナチネ 第3楽章 ♫ ギロック / Sonatine mov.3, Gillock
ソナチネ 第3楽章William Gillock

古典的なソナタ形式に基づきながら、明るく快活な雰囲気が魅力の本作。

現代的な感覚も取り入れた親しみやすいメロディーと構造で、ピアノ発表会での演奏に花を添えます。

アルバム『Accent on Analytical Sonatinas』に収録され、ロサンゼルス音楽教師協会のソナタ・コンテストでも課題曲として採用されています。

技術的な要素と音楽的表現のバランスが絶妙で、華やかな演奏効果も期待できます。

小学校高学年の生徒さんの実力を存分に引き出せる本作は、ピアノ発表会で聴衆を魅了するのに最適な1曲です。

ワルツ Op.83-1Auguste Durand

ワルツ 第1番 : デュラン作曲/Valse Op.83-1 : Durand
ワルツ Op.83-1Auguste Durand

聴き映えのする楽曲は、基本的に難易度が高め。

和音が複雑だったり、速いパッセージが多かったりするため、発表会曲を選ぶ際も悩ましいですよね?

そんな方にオススメしたいのが、オーギュスト・デュランの『ワルツ Op.83-1』です。

快活な雰囲気の作品のため、聴いている方は難易度の高い楽曲のように感じますが、実は同じフレーズの繰り返しが多いため、演奏する側からすると意外に弾きやすいんです。

ある程度ピアノ演奏に慣れてきて、指を俊敏に動かせるようになってきたら、ぜひ挑戦してみてください!

ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章Ludwig van Beethoven

《ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章 – ベートーヴェン》Beethoven – Pathetique Piano Sonata No.8 Op.13-2 – クラシックピアノ- CANACANA
ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章Ludwig van Beethoven

穏やかで歌うような旋律が印象的なこの楽曲は、変イ長調2/4拍子の緩やかなテンポで進行します。

三部形式で構成され、シンプルながら情感の豊かな主題が繰り返し現れることで、抒情的な魅力を引き出しています。

映画『不滅の恋/ベートーヴェン』で効果的に使用されたほか、ビリー・ジョエルの『This Night』でも旋律が引用されるなど、ポップスとの融合も見られます。

本作は豊かな表現力を持ちながらも技巧的な難しさは控えめで、小学校高学年の発表会でも取り組みやすい曲となっています。

落ち着いた雰囲気の中にも豊かな音楽性があり、音楽を真摯に学びたい方に最適な1曲です。