【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!
選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。
有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!
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【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(71〜80)
「パガニーニ大練習曲」より第4曲「アルペジオ」Franz Liszt

パガニーニのヴァイオリン作品をピアノに編曲した壮大な変奏曲です。
1838年に初版が発表され、その後改訂を重ねて現在の形になりました。
主題に続く11の変奏では、トレモロ、オクターブ、アルペジオなど、ピアノならではの技巧が贅沢にちりばめられています。
フランツ・リストがパガニーニの演奏に感銘を受け、ピアノでもヴァイオリンのような表現を目指して作曲した本作は、聴衆を魅了する華やかさと、深い音楽性を兼ね備えています。
音の重なりや展開の美しさは、ピアノの魅力を存分に引き出しており、コンサートやピアノコンクールでも人気の高い作品です。
確かな技術と表現力を持つ演奏者の方におすすめの、発表会で存在感を放つ一曲といえるでしょう。
ホール・ニュー・ワールドAlan Menken

ディズニー映画の音楽を数多く手がけた作曲家アラン・メンケンさんの作品のなかでも特に人気が高く、結婚式などでも頻繁に演奏されている名曲『ホール・ニュー・ワールド』。
アラジンたちが夜空を飛びゆく光景を思い起こさせる、ロマンチックな1曲です。
壮大なイメージの曲なので難しいのではと思われるかもしれませんが、実はサビのメロディが1オクターブ以内で構成されていて、ピアノ初心者の方でも演奏しやすいんです!
まずはメロディに集中できるよう、左手が和音あるいはベース音のみになっているアレンジの楽譜で練習してみてはいかがでしょうか?
12の超絶技巧練習曲 作品11-10 『レズギンカ』Sergey Lyapunov,

カフカス地方の民族舞踊をモチーフにした壮大な作品で、セルゲイ・リャプノフによって1897年に作曲されました。
リズミカルな躍動感と情熱的な旋律が特徴的で、聴衆を魅了する華やかさを持っています。
本作は、激しい躍動感と繊細な表現力を兼ね備え、ロシアの民族音楽の要素を巧みに織り込んだ芸術性の高い楽曲となっています。
高度な技巧を要する曲調ながら、聴く人には難しさを感じさせない心地よい音の流れが魅力です。
演奏時間約7分という比較的コンパクトな長さも、発表会での披露に適しています。
ピアノの表現力を存分に引き出せる本作は、豊かな音楽性と確かな技術を持つピアニストの方にぴったりの1曲といえるでしょう。
サルタレッロ ホ短調 Op.23Charles Valentin Alkan

イタリアの伝統的なダンス形式から着想を得た、スピーディーで情熱的な雰囲気が魅力の1曲です。
リズミカルな躍動感と哀愁を帯びた旋律が絶妙なバランスで融合し、聴衆の心をつかんで離しません。
1844年に生まれた本作は、優雅でありながらも大胆な和声進行と、ダイナミックな表現力を兼ね備えています。
高度な技巧を必要とするパッセージが随所にちりばめられているため、実力のあるピアニストの方に最適な曲といえるでしょう。
ピアノの魅力を存分に引き出せる華やかな作品として、発表会での演奏にも最適です。
聴く人の心に深く響く音楽性と、演奏者の技量が存分に発揮できる見応えのある1曲となっています。
歌の翼にFelix Mendelssohn

繊細な音楽で知られるドイツロマン派の作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。
『結婚行進曲』などでも有名ですよね。
彼の作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『歌の翼に』。
ベートーヴェンやブラームスの作品のような複雑さはないものの、高い演奏効果をほこる作品で、その幸せに満ちたメロディが聴衆の心に平穏をもたらします。
美しさに富んだ聴きやすいピアノ作品を探している方は、ぜひメンデルスゾーンの他の作品もチェックしてみてください。
My Heart Will Go OnCéline Dion

メロディアスで壮大な世界観が美しい、セリーヌ・ディオンさんの『My Heart Will Go On』。
1997年にリリースされたアルバムに収録されたこの曲は、世界中で大ヒットを記録した映画『タイタニック』の主題歌に起用されました。
映画で描かれる大きな愛を表現するように、切なく、そして美しく演奏してみましょう。
テンポもゆっくりで、それほど難易度が高い曲ではないので、この曲に関してはしっかり感情を込めて演奏することに重点を置いてみてくださいね。
サビ部分は穏やかに、そしてサビは切なさを全面に引き出した壮大なものにし、演奏にメリハリをしっかりつけるのがポイントです。
春がきて、桜が咲いて中田喜直

日本の四季を音楽で描いた組曲『日本の四季』の第1曲。
春の訪れと桜の開花を祝う喜びが表現されています。
ピアノ連弾の形式で、2人の奏者が協力して春の情景を鮮やかに描写。
日本の春を象徴する複数の旋律が巧みに織り交ぜられ、桜の花びらが舞い散る様子や春の穏やかな空気感を感じさせる美しい旋律が特徴的です。
日本の伝統的な旋律と現代音楽の要素が融合した叙情的な作品で、日本の春を感じたい方におすすめです。