【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!
選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。
有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
- 【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【ポピュラーピアノ】観客の視線集中!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめポップス曲
- ピアノをはじめた初心者におすすめ!大人も楽しめる楽譜10選
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(91〜100)
埴生の宿(イングランド民謡)Henry Bishop

19世紀初頭に活躍したイングランドの作曲家、ヘンリー・ビショップの代表作。
ビショップは、音楽的才能を見初められ、1842年にナイトの称号を授与された天才作曲家です。
そんな彼が手掛け、日本でもイングランド民謡として知られている本作は、叙情的で感情豊かな旋律が特徴的。
「家」や「故郷」への思いを歌った作品で、その普遍的なテーマが多くの人々の共感を呼んでいます。
優しく温かな雰囲気に包まれたメロディは、ピアノの発表会でも聴き映えするでしょう。
家族や大切な人への感謝の気持ちを込めて演奏したい方にオススメの1曲です。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」Johann Burgmüller

南イタリアの伝統的な舞曲をモチーフにした情熱的な6/8拍子の楽曲です。
躍動感があふれるリズムと軽やかなメロディが特徴で、1851年にパリで出版されました。
本作は、南イタリアの都市タラントにちなんで名付けられ、実際に踊られていた民族舞踊の雰囲気を巧みに表現しています。
中間部では同主長調に転調し、華やかな雰囲気へと変化する魅力的な構成となっています。
軽快なリズムと躍動的なメロディが魅力的な本作は、ピアノの基礎的な技術を楽しく身につけたい方におすすめです。
また、発表会で演奏すれば聴衆を魅了するすてきな1曲となるでしょう。
愛の夢Franz Liszt

『愛の夢』は、ピアノの魔術師フランツ・リストが手掛けた非常に美しいピアノ作品。
ゆったりとした優雅な曲ですが、難易度は非常に高く、弾きごたえのある1曲です。
ただ、必死さを見せてしまっては、曲の美しさが台無しになってしまうため、高度なテクニックを要するフレーズをいかにさらっと演奏するかが大きなポイント。
後半の指の跳躍や、突発的に出てくる和音など、リストの作品ならではの難しさを一つひとつクリアしながら、発表会に向けてじっくり練習を重ねてくださいね。
カノンJohann Pachelbel

『パッヘルベルのカノン』としておなじみの、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル作曲の名曲!
穏やかで美しい曲調は、大人から子供まで幅広い年代のピアノ学習者の心をとらえています。
シンプルで美しいコード進行は「カノン進行」と称され、J-POPや洋楽など他ジャンルの作品にも取り入れられています。
心にすっと染みこむやさしいメロディは、大人になってからピアノを始めた方々からも大人気!
誰もが知っている名曲を発表会曲に選んで、デビューの舞台を記憶に深く刻みましょう。
ポロネーズ 第13番 変イ長調(遺作)Frederic Chopin

ピアノ発表会でショパンの作品は頻繁に演奏されます。
そのなかでも特に演奏されることが多い作品の一つが、こちらの『ポロネーズ 第13番 変イ長調(遺作)』。
華やかな踊りの曲で、演奏効果も高いことで知られています。
技術的には特に難しいというわけではありませんが、ピアノを学んでいくうえで重要となる基礎的なピアノの技術が詰まっています。
47小節目から始まるポロネーズの独特のリズムに慣れれば弾きやすいと思うので、練習の際は反復練習をしてリズムをたたき込んでおきましょう。
即興曲 第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの4つの即興曲のうち、最初に作曲された作品であり、ピアノ独奏曲としても非常に知名度の高い作品です。
1音目のオクターブが鳴った瞬間、この曲だと気づく方も少なくないはず。
左手は1拍を6等分、右手は8等分したリズムになっているため、練習し始めてしばらくは両手奏のコツをつかむのが難しいかもしれません。
しかし、練習を重ねることで、自然に拍頭を合わせられるようになるでしょう。
本作は1855年に友人によって出版された、幻想的で即興的な魅力にあふれる曲。
根気強く練習を続けてみてくださいね!
ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39「愛のワルツ」Johannes Brahms

緻密で重厚な作風で知られるドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームス。
落ち着いた楽曲が多いため、YouTubeの睡眠用クラシックなどでも彼の作品は頻繁に登場しますね。
そんなブラームスの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39』。
4手の連弾用として作曲された本作は、後に独奏曲としても編曲され、現在に至るまで多くの演奏家に演奏されています。
軽やかなワルツとは一線を画す、深みのあるワルツを堪能してみてはいかがでしょうか。