「ピアノの発表会ではどんな曲を演奏しよう」発表会に出ることが決まったその日から、こんなふうに演奏する曲を考えはじめますよね!
選曲はワクワクする反面、なかなか決められず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、とくに大人の方を対象に、ピアノの発表会でオススメの曲をご紹介いたします。
有名な曲のなかから幅広くピックアップしましたので、ぜひご自身のレベルに合わせて選曲してみてください!
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【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選(1〜10)
華麗なる大円舞曲Frederic Chopin

華やかで軽やかな旋律が印象的な一曲です。
ショパンがウィーンの音楽シーンに影響を受けつつも、独自の表現を追求した作品といわれています。
1833年に発表されたこの曲は、ワルツという舞踏音楽の形式を取りながらも、単なる伴奏にとどまらない芸術性の高さが特徴です。
変ホ長調で書かれた曲は、ファンファーレのような華やかな冒頭から始まり、5つの部分に分かれた構成で展開していきます。
ピアノの技巧を存分に活かした演奏は聴く人を魅了し、舞踏会の雰囲気を思い起こさせるでしょう。
クラシック音楽に親しみたい方や、ピアノの表現力に興味のある方におすすめの一曲です。
ザナルカンドにて植松伸夫

幻想的で切ないメロディが印象的な楽曲です。
ゲーム内の重要なシーンを彩る感動的な曲として知られています。
ピアノを中心としたオーケストラ曲で、静かな美しさと哀愁が漂う旋律が特徴です。
物語の「悲劇」と「希望」の両面を表現するため、楽器の選び方やアレンジに工夫が凝らされています。
ゲームファンだけでなく、感動的な音楽を求める方にもおすすめです。
ピアノアレンジも数多く発表され、コンサートでも頻繁に演奏されるなど、ゲーム音楽の枠を超えた名曲として愛されています。
8つの演奏会用練習曲 第1番「プレリュード」Nikolai Kapustin

クラシックとジャズが融合した斬新な作品です。
スウィングのリズムを基調とした明るくエネルギッシュな楽曲で、聴衆を魅了します。
ピアノの演奏効果を重視した高度な技巧が要求される一方で、ジャズの自由なエネルギーとリズム感も備えています。
1984年にニコライ・カプースチンさんによって完成されたこの曲集は、演奏技術と表現力の両方を鍛えるためのエチュードでありながら、聴きごたえのある演奏会向きの楽曲として作曲されました。
クラシック音楽とジャズの両方を楽しみたい方におすすめです。
ピアノ愛好家やクラシック・ファン、ジャズ・ファンにも広く親しまれています。
8つの演奏会用練習曲 第3番「トッカティーナ」Nikolai Kapustin

ジャズとクラシックが融合した独特の魅力を持つこの曲。
軽快なリズムと複雑な和音進行が特徴で、ピアノの魔術師と呼ばれるニコライ・カプースチンさんの才能が光ります。
エネルギッシュで洗練された音色は、聴く人を魅了します。
技巧的には非常に難しいですが、演奏する喜びも大きいでしょう。
ジャズやクラシックが好きな方はもちろん、新しい音楽の世界を体験したい方にもおすすめです。
1984年に作曲されたこの曲は、今でも多くのピアニストに愛され続けています。
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

20世紀アメリカを代表する作曲家ジョージ・ガーシュウィンさんの代表作。
クラシックとジャズの融合という斬新な試みで、アメリカ音楽史に大きな足跡を残しました。
1924年2月12日、ニューヨークで初演された本作は、開放的なクラリネットのグリッサンドで始まり、ジャズのリズムとクラシック音楽の要素が絶妙に調和しており、わずか5週間という短期間で作曲されたとは思えないほど、完成度の高い作品となっています。
ピアノの技巧を存分に発揮できる華やかな曲調で、聴衆を魅了する魅力にあふれています。
ピアノの腕前に自信のある方にオススメの1曲です。
ソナチネ 第7番 第1楽章Muzio Clementi

ソナチネという形式で書かれたこの作品は、軽快で明るい雰囲気が特徴です。
テンポも速めで、リズミカルな演奏が求められます。
メロディーラインがシンプルで覚えやすく、聴いていて心地よい印象を受けます。
ピアノ学習者にとっては、両手の独立性や手首の柔軟な使い方を養うのに適した曲といえるでしょう。
ペダルを使わずに演奏することで、指の動きや音の明確さにも注目できます。
ピアノの基礎技術を磨きたい方や、クラシック音楽に親しみたい方におすすめの1曲です。
聴く人の心を明るく、前向きな気持ちにしてくれる魅力があります。
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

前衛的な作曲で世界に大きな影響を与えた作曲家、モーリス・ラヴェル。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』は、そんな彼の代表的な作品の一つです。
癒やしの美しい旋律とハーモニーは、演奏者と観客両方の心に平穏をもたらしてくれます。
比較的難易度は低めですが、右手の小指で演奏する和音の上のメロディラインを響かせる必要があるため、旋律部分とその他をしっかり把握しておくことが重要!
ゆったりとした曲ですので、落ち着いて自分の音に耳を傾けながら、じっくり練習していきましょう。