大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲
ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。
一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。
今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。
CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!
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大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲(1〜10)
My Blue HeavenArtie Shaw

ウォルター・ドナルドソンさんとジョージ・A・ホワイティングさんによって1972年にリリースされた作品、『My Blue Heaven』。
多くのジャズアーティストによってカバーされている名曲ですが、実はもともとはポピュラー・ソングとしてリリースされています。
こちらのアーティ・ショウさんによるカバーは、彼の高いクラリネットのテクニックを全面に打ち出したアレンジで演奏されています。
原曲と聴き比べてみると、面白さが増すと思いますよ。
It Don’t Mean a ThingLjubljana Academy of Music Big Band

アメリカ出身のジャズの作曲家、ピアニスト、オーケストラリーダーであるデューク・エリントン。
『A列車で行こう』などの作品でも有名な彼は、20世紀最大のジャズ・ポピュラー界の音楽家と言われています。
音楽も歌詞の内容もいたってシンプルではありますが、音楽を聴いていて思わず体を動かしたくなるような、そんなジャズのエッセンスが詰まった1曲に仕上がっています。
曲名にもあるとおり、ジャズならではの「スイング」が楽しめる楽曲です!
All the Cats Join InColeman Hawkins

レイ・ギルバートさん、エディー・ソーターさん、アレック・ワイルダーさんの3人の作曲家によって作られた名曲、『All the Cats Join In』。
ベニー・グッドマンさんによってリリースされたのが最初で、1946年のディズニー映画『メイクマン・ミュージック』にも使用されました。
ドラムが印象的な作品で、ゴージャズで華やかなビッグバンドとは違い、哀愁のただようオシャレなメロディーに仕上げられているのが、非常に印象的ですね。
大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲(11〜20)
A String Of PearlsBBC Big Band

数あるビックバンドのレパートリーの中でも1、2位の人気を誇る『真珠の首飾り』。
「スウィングの王様」と呼ばれているグレン・ミラーの死後、彼が結成した楽団であるザ・グレン・ミラー オーケストラの存続に貢献した人物の1人であるジェリー・グレイが1941年に作曲しました。
軽快なリズムが真珠の一粒一粒の質感を、華やかかつ上品なメロディーが首飾りの輝きを表現しているかのような、サクソフォーンを生かした1曲となっています!
I’m Getting Sentimental Over YouTommy Dorsey

クラリネット奏者のジミーとトロンボーン奏者のトミーの兄弟が結成したドーシー・ブラザース楽団のためにジョージ・ベイスマンが作曲した曲。
その後、弟のトミーは兄のジミーと音楽的なことからケンカになってバンドをとびだし、トミー・ドーシー楽団を結成します。
この曲はドミー・ドーシーのテーマ曲として使われ、誰もが知る有名な曲になりました。
この曲には、「恋なんかしなくてもいいと思っていたのに、今はあなたにセンチメンタルな気持ち」というような歌詞が付けられており、切なくも甘い恋心が優美な旋律によって表現されています。
Some Skunk FunkThe Brecker Brothers

ランディとマイケルのブレッカー兄弟によって結成されたバンド「ブレッカー・ブラザーズ」の名盤として知られるのが、1978年リリースのアルバム『ヘヴィー・メタル・ビバップ』ですが、こちらに収録された人気曲が『サム・スカンク・ファンク』です。
原曲はフュージョン色の強いファンクナンバーでしたが、管楽器が大活躍するド派手な曲として、ビッグバンドアレンジされたバージョンも人気があります。
ビッグバンドの曲としては比較的モダンな楽曲ということもあり、若手のビッグバンドにもよく取り上げられています。
Watch What HappensElla Fitzgerald

1960年にミシェル・ルグランがジャック・ドゥミ監督の映画『ローラ』のテーマ曲として作曲した楽曲に、ジャック監督がフランス語の歌詞を付け、1946年のミュージカル映画『シェルブールの雨傘』に使ったことでヒットしました。
男性目線での恋愛ソングであり、昔の傷ついた経験ゆえに愛を恐れ素直に気持ちを伝えられない、そんなもどかしく切ない気持ちが歌われています。
後にノーマン・ジンベルが英語詞を付け、アメリカでもヒットした1曲です!