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大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲

ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。

一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。

今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。

CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!

もくじ

大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲(1〜20)

Tea For TwoLeith Stevens and his Orchestra

Leith Stevens and his Orchestra “Tea For Two” 1938
Tea For TwoLeith Stevens and his Orchestra

ヴィンセント・ユーマンスがアーヴィング・シーザーの台本に曲付けしたミュージカル『ノー・ノー・ナネット』で使用された曲である『二人でお茶を』。

原作ではヒロインのナネットが第2幕において、恋人役のトムと一緒に自分たちの将来を思い描いて歌う曲として使われています。

歌はもちろんですが、サクソホーンのアンサンブルやソロ、クラリネット・トランペット・トロンボーンの三重奏、ピアノソロなど聴きどころの多い楽曲です!

My Blue HeavenArtie Shaw

ウォルター・ドナルドソンさんとジョージ・A・ホワイティングさんによって1972年にリリースされた作品、『My Blue Heaven』。

多くのジャズアーティストによってカバーされている名曲ですが、実はもともとはポピュラー・ソングとしてリリースされています。

こちらのアーティ・ショウさんによるカバーは、彼の高いクラリネットのテクニックを全面に打ち出したアレンジで演奏されています。

原曲と聴き比べてみると、面白さが増すと思いますよ。

It Don’t Mean a ThingLjubljana Academy of Music Big Band

It Don’t Mean a Thing (swing take) – Ljubljana Academy of Music Big Band
It Don't Mean a ThingLjubljana Academy of Music Big Band

アメリカ出身のジャズの作曲家、ピアニスト、オーケストラリーダーであるデューク・エリントン。

『A列車で行こう』などの作品でも有名な彼は、20世紀最大のジャズ・ポピュラー界の音楽家と言われています。

音楽も歌詞の内容もいたってシンプルではありますが、音楽を聴いていて思わず体を動かしたくなるような、そんなジャズのエッセンスが詰まった1曲に仕上がっています。

曲名にもあるとおり、ジャズならではの「スイング」が楽しめる楽曲です!

Love For SaleAnita O’Day

都会的なリリックで人気を集めた作曲家、コール・ポーターさんによって作られた名曲、『Love For Sale』。

ビッグバンドというとゴージャズで華やかなメロディーをイメージする方は多いと思います。

こちらの作品はボーカルを想定した曲ということと、コール・ポーターさんが作曲したことからも分かるように、非常にスタイリッシュなメロディーに仕上げられています。

王道のビッグバンドに聞き飽きたという方は、ぜひチェックしてみてください。

All the Cats Join InColeman Hawkins

レイ・ギルバートさん、エディー・ソーターさん、アレック・ワイルダーさんの3人の作曲家によって作られた名曲、『All the Cats Join In』。

ベニー・グッドマンさんによってリリースされたのが最初で、1946年のディズニー映画『メイクマン・ミュージック』にも使用されました。

ドラムが印象的な作品で、ゴージャズで華やかなビッグバンドとは違い、哀愁のただようオシャレなメロディーに仕上げられているのが、非常に印象的ですね。