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大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲

ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。

一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。

今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。

CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!

もくじ

大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲(21〜40)

マンボ・オン・サックスペレス・プラード楽団

力強いブラスセクションと軽快なパーカッションが織りなす、情熱的なラテンサウンドがたまらない一曲です。

1958年に発売されたアルバム『Mambo En Sax』に収録された本作は、キューバ出身のペレス・プラードさん率いるペレス・プラード楽団による、サックスフォンの旋律が際立つ壮大な演奏が魅力です。

ラテン音楽とジャズの絶妙な融合により、躍動感あふれるリズムと華やかなメロディーが心を揺さぶります。

ダンスパーティーやラテンの雰囲気を楽しみたい時にオススメの逸品で、1950年代のマンボブームを象徴する名演として、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。

ラ・パロマペレス・プラード楽団

スペインのハバネラ風の調べを、キューバ出身の巨匠ペレス・プラードさんが、情熱的なラテン音楽へと華麗に昇華させた一曲です。

1959年に収録されたアルバム『Prado Mania』では、力強いブラスセクションと躍動感あふれるパーカッションが、哀愁を帯びた旋律美と見事に調和しています。

本作はタンゴやマンボのリズムで踊りたい方はもちろん、クラシカルな要素も取り入れた編曲が魅力的で、ラテン音楽に興味のある方にもオススメです。

映画『ラ・バンバ』や『グッドモーニング・ベトナム』でも使用され、国境を越えて愛され続けている珠玉の名曲といえるでしょう。

Don’t Be That WayPeanuts Hucko

日本では『その手はないよ』というタイトルで親しまれている、ジャズ・スタンダード『Don’t Be That Way』。

ベニー・グッドマンさんとエドガー・サンプソンさんによって1938年に作曲された作品で、現在ではスウィング・ジャズの古典的な作品という位置づけて人気を集めています。

この作品は、ベニー・グッドマン楽団の最も成功した楽曲と言われているのですが、そういった評価もうなずけるほど、完成度の高い王道のビッグバンドが印象的ですね。

Give My Regards To BroadwayWerner Müller

1904年にヒットしたミュージカル『Little Johnny Jones』のために、作曲家のジョージ・マイケル・コーハンさんが書き下ろした作品、『Give My Regards To Broadway』。

ミュージカルのために書き下ろされた曲ということもあり、ビッグバンドで演奏されるスウィング・ジャズのスタンダード・ナンバーに比べると非常にキャッチーな構成ですね。

三谷幸喜監督の作品や、運動会で流れてきそうな曲のように感じる方も多いのではないでしょうか?

バンブル・ビー・マンボペレス・プラード楽団

バンブルビー・マンボ ペレス・プラード楽団
バンブル・ビー・マンボペレス・プラード楽団

クラシック音楽の名曲である『サルタン皇帝の物語』から生まれた本作は、1957年にアルバム『王様プラード・イン・ステレオ』に収録された力作です。

クラシックの優美な旋律をラテンのリズムと融合させたアレンジは、マンボの概念を大きく広げました。

力強いブラスセクションとオリー・ミッチェルさんのトランペット演奏が創り出す壮大なサウンドスケープは、プラードさんの音楽的な天才を如実に物語っています。

キューバ出身のプラードさんの創造力あふれる編曲は、1963年のTBSテレビ『音楽の巨人たち』でも取り上げられ、視聴者を魅了しました。

ダンスホールでのパーティーや、活力が欲しいときにピッタリの一曲です。