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大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲

ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。

一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。

今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。

CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!

大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲(31〜40)

マンボ・ネグロペレス・プラード楽団

キューバの伝統的なリズムとアメリカのビッグバンド・ジャズを見事に融合させた力強い一曲です。

ペレス・プラード楽団のブラスセクションが奏でる華やかなメロディと、情熱的なパーカッションが生み出す躍動感あふれるサウンドが印象的な作品です。

本作は、1970年から1987年の録音を収めたアルバム『COLEZO! ペレス・プラード楽団』に収録されており、「マンボの王様」の真骨頂を堪能できます。

1956年に初来日を果たしたペレス・プラードさんは、その後17回にわたって日本公演を行い、テレビ番組のテーマ曲やCMソングにも起用されるなど、日本でも絶大な人気を博しました。

リズムに乗って踊りたくなる陽気な雰囲気は、パーティーシーンやダンスイベントにピッタリです。

ラ・パロマペレス・プラード楽団

スペインのハバネラ風の調べを、キューバ出身の巨匠ペレス・プラードさんが、情熱的なラテン音楽へと華麗に昇華させた一曲です。

1959年に収録されたアルバム『Prado Mania』では、力強いブラスセクションと躍動感あふれるパーカッションが、哀愁を帯びた旋律美と見事に調和しています。

本作はタンゴやマンボのリズムで踊りたい方はもちろん、クラシカルな要素も取り入れた編曲が魅力的で、ラテン音楽に興味のある方にもオススメです。

映画『ラ・バンバ』や『グッドモーニング・ベトナム』でも使用され、国境を越えて愛され続けている珠玉の名曲といえるでしょう。

市場のマンボペレス・プラード楽団

キューバ出身のペレス・プラードさんが率いるブラスセクションとサックスの豪華な編成による情熱的なラテン・サウンドが魅力です。

とりわけパワフルなブラスの響きと軽快なリズムに乗せて、市場の活気とにぎわいを躍動感たっぷりに表現した一曲で、プラードさん自身の特徴的な掛け声「アー、ウッ!」が印象的です。

アルバム『【来日記念盤】究極のマンボ』の収録曲として2016年7月にビクターエンタテインメントからリリースされた本作は、1950年代に世界的なマンボブームを巻き起こしたプラードさんの円熟期の名演が堪能できます。

ダンスホールでステップを踏みたくなる華やかなサウンドは、パーティーシーンを盛り上げる定番として今なお世界中で愛され続けています。

Body And SoulBob Florence

ビッグバンドのリーダーには、ボブという名前の人が多いのですが、ボブ・フローレンスも、有名なボブのひとりです。

彼は実験精神に富む人で、ビッグバンドを左右対称に配置するなど、さまざまな事を行いました。

「身も心も」は、ビッグバンドに限らず、ジャズの名スタンダードです。

Salt PeanutsDizzy Gillespie

Dizzy Gillespie and his Orchestra – Salt Peanuts (1946 – 47)
Salt PeanutsDizzy Gillespie

チャーリー・パーカーとともに、ビッグバンド全盛期であったスイング時代を終わらせた音楽「ビバップ」を作りだしたディジー・ガレスピーですが、彼もビッグバンドを率いていました。

「ソルト・ピーナッツ」は、彼やチャーリー・パーカーが参加した覆面セッションの演奏も有名です。