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【2025】ボサノヴァのすすめ。定番曲から最新の人気曲まで紹介!

ブラジル音楽の代表的なジャンルであり、ここ日本はもちろん世界的に人気のボサノヴァ。

当サイトではボサノヴァを代表するアーティストをまとめた記事も公開中ですが、本稿では新旧を問わずボサノヴァの名曲をまとめて紹介しています!

ボサノヴァ全盛期の名曲はもちろん、近年はボサノヴァやジャズにクラシック音楽などの影響を感じさせるレイヴェイさんのような新世代のアーティストが世界的に人気ということもあり、ボサノヴァの要素を含んださまざまなタイプの名曲をピックアップしています。

ボサノヴァ初心者の方も、近年のトレンドを知りたい方もぜひチェックしてみてください!

【2025】ボサノヴァのすすめ。定番曲から最新の人気曲まで紹介!(1〜20)

Agua De BeberAstrud Gilberto

Astrud Gilberto – AGUA DE BEBER – 1965 Stereo!
Agua De BeberAstrud Gilberto

1962年、ボサノバ音楽の生みの親ジョアン・ジルベルトさんはアメリカに移住していました。

そしてその年にアメリカのサックス奏者スタン・ゲッツさんと共作でリリースしたボサノバアルバムの楽曲の中に『イパネマの娘』という曲があり、それを歌っていたのがジョアン・ジルベルトさんの妻、アストラッド・ジルベルトさんです。

この楽曲がアメリカで大ヒットし、「ボサノバ」という音楽が世界中に広がってゆきます。

そしてこのご夫妻のタッグで1963年に作成されたのがこちらの『AGUA DE BEBER』読みは「アガジべべ」、日本語タイトルで『おいしい水』。

世界各国のミュージシャンがカバーした、非常に有名なボサノバの名曲です。

CorCovadoAntônio Carlos Jobim

優雅なギターの響きと穏やかなメロディが印象的な、ボサノヴァの金字塔としてあまりにも有名な一曲です。

ブラジル出身の作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンさんが、リオデジャネイロの美しい夜景からインスピレーションを受けて1960年に作曲しました。

静かな夜に愛する人と過ごす幸せな時間を描いた歌詞が、多くの人々の心に響いています。

1963年8月にリリースされて以来、ジャズの巨匠マイルス・デイビスさんやフランク・シナトラさんなど、数多くのアーティストにカバーされ、映画やテレビでも頻繁に使用されています。

穏やかな夜にゆったりと聴きたい心温まる一曲として、ボサノヴァファンはもちろん、静かな音楽を好む方にもおすすめです。

DesafinadoJoao Gilberto & Tom Jobim

1950年代、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロの若手ミュージシャンによってそのムーブメントが作られた音楽ジャンル「ボサノバ」。

ジャズの演奏にサンバの複雑なリズム感がプラスされた音楽と言われており、ブラジルにおいてもっとも親しまれている音楽ジャンルの1つです。

こちらの『Desafinado』はそのボサノバの創始者と言われるトム・ジョビンさんの作曲で、ギタリストであり「ボサノヴァの神」と呼ばれているジョアン・ジルベルトさんが演奏しています。

まさにレジェンドの二人の豪華な共演、ここにボサノバの原点があるような素晴らしい演奏です。

San SalvadorTamba 4

ブラジルのボサノヴァとジャズを融合させた独自のサウンドで知られるバンド、タンバ・フォーが1968年8月に録音した楽曲は、リラックスした雰囲気の中にもエネルギッシュな魅力が詰まっています。

アルバム『Samba Blim』に収録された本作は、サンバのリズムとジャズの即興が絶妙に絡み合い、リスナーを魅了する一曲となっています。

ルイジ・エサさんのピアノやベベトさんのフルートが織りなす軽快な旋律は、ブラジル音楽の新しい可能性を感じさせてくれますね。

夏の海辺やリラックスしたいときにぴったりの一曲として、ボサノヴァファンの皆さんにおすすめです。

Summer SambaMarcos Valle

ブラジル出身のマルコス・ヴァーリさんによる人気曲は、夏の恋を描いた爽やかなボサノヴァで、ラテンの陽気さと都会的なムードが絶妙に調和しています。

アルバム『Samba ’68』に収録された本作は、1968年3月のリリース以降、多くのアーティストによってカバーされた名曲。

映画『オースティン・パワーズ:デラックス』や『クリック』での使用など、幅広い層の心を捉えています。

恋する喜びを感じたい人や、夏の夜に優雅なひとときを過ごしたい方におすすめです。

マルコスさんの魅力が詰まった1曲、ぜひ聴いてみてくださいね。