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【2025】ボサノヴァのすすめ。定番曲から最新の人気曲まで紹介!

ブラジル音楽の代表的なジャンルであり、ここ日本はもちろん世界的に人気のボサノヴァ。

当サイトではボサノヴァを代表するアーティストをまとめた記事も公開中ですが、本稿では新旧を問わずボサノヴァの名曲をまとめて紹介しています!

ボサノヴァ全盛期の名曲はもちろん、近年はボサノヴァやジャズにクラシック音楽などの影響を感じさせるレイヴェイさんのような新世代のアーティストが世界的に人気ということもあり、ボサノヴァの要素を含んださまざまなタイプの名曲をピックアップしています。

ボサノヴァ初心者の方も、近年のトレンドを知りたい方もぜひチェックしてみてください!

【2025】ボサノヴァのすすめ。定番曲から最新の人気曲まで紹介!(1〜20)

Maria MoitaNara Leao

1960年代、激動のブラジルで活躍したボサノヴァシンガー、ナラ・レオンさん。

1964年、ブラジルの軍事独裁政権樹立から音楽や芸術の分野でも制限が入り、ミュージシャン達は肩身の狭い思いをしました。

そして抽象的な歌詞が多かったボサノヴァ音楽も、政治的、社会的なことを歌う楽曲が増えました。

そんな動きの中リリースされたアルバム『Nara』から『Maria Moita』は社会批判も含まれている楽曲です。

女性が歌うボサノバとして今もなお言葉の力の強い、魅力にあふれた歴史的な楽曲です。

Manhã de CarnavalAnna Salleh

Black Orpheus / Manhã de Carnaval – Anna Salleh and friends – http://www.annasalleh.com
Manhã de CarnavalAnna Salleh

1956年、カルロスジョビンさんらとともにボサノバ音楽を生み、世界に知らしめたうちの一人、ジャーナリストであり作詞家であったヴィニシウス・ヂ・モライスさん。

そんな彼の戯曲『黒いオルフェ』、そのテーマソングとして使用されたのがこちらの『カーニバルの朝』です。

こちらもボサノバのスタンダードナンバーで、落ち着いた楽曲がまさにボサノバらしいおもむきの1曲です。

この戯曲をきっかけに、ボサノバが世界中に知れ渡ったとされています。

こちらは、シンガーでありギタリストのアンナ・サレさんの演奏です。

One note sambaSergio Mendes

ブラジルの音楽史を語る上で欠かせないのが、セルジオ・メンデスさん。

50年代ブラジルに生まれ、クラシックピアノを学びますが、ボサノバに魅せられブラジル音楽の道を歩みます。

たくさんの来日公演や数多くのヒットソングをリリースしており、特に『マシュケナダ』は日本人の私たちにとって、なじみの深いブラジル音楽かもしれません。

そんな彼の演奏する楽曲『One note samba』はボサノバのスタンダードナンバーとして有名です。

作曲はセルジオ・メンデスさんが敬愛したボサノバミュージックの祖、アントニオ・カルロス・ジョビンさんです。

In A Manner Of SpeakingNouvelle Vague

Nouvelle Vague – In A Manner Of Speaking (Full Track)
In A Manner Of SpeakingNouvelle Vague

フランスの音楽シーンに新風を吹き込んだヌーヴェル・ヴァーグが、2004年5月にリリースしたアルバム『Nouvelle Vague』に収録されている楽曲は、ポストパンクやニューウェーブの名曲をボサノヴァ風にアレンジするという斬新なアプローチで話題を呼びました。

静かでメランコリックな雰囲気漂う本作は、言葉にできない感情を表現しようとする難しさをテーマにしており、時に沈黙が最も力強いコミュニケーション手段となることを示唆しています。

映画『In Time』や『Newness』、ドラマ『Dirty Lines』でも使用された本作は、ヌーヴェル・ヴァーグの特徴的なサウンドを象徴する1曲として、多くの音楽ファンの心を掴んでいるのです。

A Night to Rememberbeabadoobee, Laufey

beabadoobee, Laufey – A Night To Remember (Official Music Video)
A Night to Rememberbeabadoobee, Laufey

優美なボサノヴァ調のポップスは、ビーバドゥービーさんとレイヴェイさんの魅力を引き立てる素晴らしい一曲です。

イギリス出身のビーバドゥービーさんとアイスランド出身のレイヴェイさんによるコラボレーションは、二人の個性が見事に調和した官能的なラブソングとなっています。

2023年10月にリリースされた本作は、エモーショナルになりすぎず非常に上品な仕上がりとなっており、ボサノヴァファンの皆さんにもぜひ聴いていただきたい一曲です。

ビーバドゥービーさんの新たな一面を感じ取れるボーカル・パフォーマンスは特に興味深く、レイヴェイさんとの掛け合いも見事です。