BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽
クラシック音楽は協会の礼拝音楽であったり、貴族の食事会での生演奏だったり、または美しい風景や人物を表すようなオペラの劇伴音楽など多くの場面で活用されてきました。
知っている曲も背景を調べた後、改めて聞くともともとからBGMに近いような曲想だと感じます。
今回は日常のリラックスタイムに、また、通勤通学時、ランチ・ディナータイムなど、BGMにぴったりの、クラシックの名曲を集めてみました。
誰もが知る有名な曲に改めて耳を傾けるもよし、あまり知られていなかった不世出の名曲まで、さまざまなものを取りそろえてあります。
お気に入りの1曲が見つかると幸いです。
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BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽(1〜10)
「水上の音楽」アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel

バロック音楽の豪華絢爛な世界が広がる名曲です。
テムズ川での舟遊びという華やかな場面のために作曲されたこの楽曲は、トランペットやホルンの響きが特徴的で、王室の格式と優雅さを見事に表現しています。
ヘンデルが王の信頼を取り戻すためにささげたという逸話も有名ですね。
1717年に初演されて以来、長年にわたり愛され続けており、現代でもさまざまな場面で使用されています。
優雅でありながら壮大な雰囲気は、リラックスタイムやランチ・ディナータイムのBGMとしてもぴったり。
特別な日の気分を盛り上げたい時にもおすすめです。
Je te veuxErik Satie

エリック・サティの甘美でロマンチックな楽曲です。
官能的でありながらエレガントな曲調が特徴で、恋人への強い思いを歌い上げています。
ワルツのリズムに乗せて、愛する人への深い情熱が表現されており、サティさんの音楽が持つ「単純さ」と「洗練」を示す好例となっています。
1897年に書かれたこの曲は、1903年に正式に楽譜が出版され、のちにピアノ独奏用のバージョンも作られました。
クラシックのコンサートや映画音楽などでも取り上げられることが多く、多くの人々に親しまれています。
恋人と過ごす静かな夜や、ゆったりとしたティータイムのBGMとしてぴったりですね。
展覧会の絵Modest Mussorgsky

モデスト・ムソルグスキーの『展覧会の絵』をフランスの作曲家クロード・ドビュッシーがオーケストラ用で有名になった曲です。
序章のトランペットが印象的で、何かを迎え入れる準備しているようです。
元はロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが友人ヴィクトル・ハルトマンによる遺作の10枚の絵を歩きながら音楽で表現され作られたピアノ曲なので、ユーモラスでもあり、華美な部分もあり、表現がいくつもに分かれて耳に入りやすい曲です。
やはり授賞式などではこの曲ですね。
BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽(11〜20)
生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

優雅な雰囲気が漂うピアノ独奏曲です。
まるで生まれたばかりの王女を優しく包み込むような、温かみのある旋律が心に染み渡ります。
短い曲ながらも、シンプルで洗練された美しさが際立ち、聴く人の心を癒やしてくれることでしょう。
フランスの現代ピアノ作品集「カイエ・ドゥ・ルモワンヌ2」に収録されており、20曲の中でも特に人気の高い1曲となっています。
シャルル=アンリさんの繊細な感性が光る本作は、朝のゆったりとした時間や、夜のリラックスタイムにぴったり。
心を落ち着かせたい時や、穏やかな気分になりたい時におすすめの1曲です。
愛の喜びFritz Kreisler

オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーが作曲したヴァイオリンとピアノによる華やかな人気曲です。
弓を傾けて2つの弦で和音を奏でる重音奏法による駆け上がりが印象的で、表題通り喜びが感じられる曲です。
作曲したフリッツ・クライスラーはウィーンにて生まれ、3歳の頃からヴァイオリンを始め、天才的な覚えの速さから7歳で音楽学校に特例で入校後、わずか10歳ながら首席で卒業の経歴を持ちます。
一時は開業医である父の跡を追って医学の道へと進みますが、やはり肌に合わず再び音楽家への道へ。
愛の喜びは、結婚式で入場する時のBGMにも起用されてますね。
小組曲 Ⅰ.小舟にてClaude Debussy

穏やかな波の揺れを感じさせるような優雅な旋律が特徴の楽曲です。
ドビュッシーの初期作品ながら、印象派音楽の要素が垣間見える美しい一曲となっています。
小舟が水面を漂う様子を、繊細なピアノのタッチと緩やかなリズムで巧みに表現しており、聴く人を夢見心地にさせてくれます。
1889年に発表された本作は、ピアノ連弾用として作曲されましたが、後に管弦楽版も制作され、より幅広い編成で楽しめるようになりました。
夏の午後のリラックスタイムや、心を落ち着かせたいときにぴったりな一曲です。
ゆったりとした雰囲気に包まれて、心地よい時間を過ごせそうですね。
ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章Ludwig van Beethoven

クラシック音楽の名曲として知られるこの曲は、ゆったりとしたテンポと優雅な旋律が特徴的です。
1798年に作曲された本作は、ベートーヴェンの若き日の才能を存分に発揮した傑作。
穏やかな調べは聴く人の心に深い安らぎをもたらします。
映画『A Boy Named Charlie Brown』でも使用され、多くの人に親しまれてきました。
ビリー・ジョエルさんの『This Night』にも引用されるなど、その影響力は広範囲に及んでいます。
静かな夜のリラックスタイムや、集中したい時のBGMとして最適。
優美な旋律に身を委ねれば、心地よい癒しの時間を過ごせることでしょう。