BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽
クラシック音楽は協会の礼拝音楽であったり、貴族の食事会での生演奏だったり、または美しい風景や人物を表すようなオペラの劇伴音楽など多くの場面で活用されてきました。
知っている曲も背景を調べた後、改めて聞くともともとからBGMに近いような曲想だと感じます。
今回は日常のリラックスタイムに、また、通勤通学時、ランチ・ディナータイムなど、BGMにぴったりの、クラシックの名曲を集めてみました。
誰もが知る有名な曲に改めて耳を傾けるもよし、あまり知られていなかった不世出の名曲まで、さまざまなものを取りそろえてあります。
お気に入りの1曲が見つかると幸いです。
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BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽(1〜10)
愛の喜びFritz Kreisler

オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーが作曲したヴァイオリンとピアノによる華やかな人気曲です。
弓を傾けて2つの弦で和音を奏でる重音奏法による駆け上がりが印象的で、表題通り喜びが感じられる曲です。
作曲したフリッツ・クライスラーはウィーンにて生まれ、3歳の頃からヴァイオリンを始め、天才的な覚えの速さから7歳で音楽学校に特例で入校後、わずか10歳ながら首席で卒業の経歴を持ちます。
一時は開業医である父の跡を追って医学の道へと進みますが、やはり肌に合わず再び音楽家への道へ。
愛の喜びは、結婚式で入場する時のBGMにも起用されてますね。
亡き王女のためのパヴァーヌ(オーケストラ版)Claude Debussy/Joseph Maurice Ravel

繊細な色彩感と優雅な雰囲気が漂うフランスの作曲家モーリス・ラヴェルの代表作です。
1899年にピアノ曲として作曲され、1910年にラヴェル自らによってオーケストラ版に編曲されました。
ホルンやオーボエのソロが印象的で、静かな哀愁と幻想的な情景を想起させる構成になっています。
本作は多くのアーティストによって録音されており、カラヤン指揮のベルリン・フィル版やデュトワ指揮のモントリオール交響楽団版が有名です。
映画やCM、テレビ番組の背景音楽としても使用され、幅広い世代に親しまれています。
リラックスタイムや通勤通学時、ランチ・ディナータイムなど、日常のBGMとしてぴったりの一曲ですね。
「水上の音楽」アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel

バロック音楽の豪華絢爛な世界が広がる名曲です。
テムズ川での舟遊びという華やかな場面のために作曲されたこの楽曲は、トランペットやホルンの響きが特徴的で、王室の格式と優雅さを見事に表現しています。
ヘンデルが王の信頼を取り戻すためにささげたという逸話も有名ですね。
1717年に初演されて以来、長年にわたり愛され続けており、現代でもさまざまな場面で使用されています。
優雅でありながら壮大な雰囲気は、リラックスタイムやランチ・ディナータイムのBGMとしてもぴったり。
特別な日の気分を盛り上げたい時にもおすすめです。
BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽(11〜20)
美しく青きドナウJohann Strauss II
ウィンナワルツといえば、やはりこの曲が思い浮かびますね。
オーストリアのウィーンを中心に活躍した作曲家ヨハン・シュトラウス2世によるワルツです。
こんなエレガンスな曲でも、当初は男声合唱曲として作られたそうです。
ここまでオーストリアの第2の国歌として愛されるようになったのは、1866年の普墺戦争に敗北後、落胆していた国民を明るく愉快な詞をつけられたこの曲で励まされました。
この曲もスケート場などにいいですね。
Je te veuxErik Satie

エリック・サティの甘美でロマンチックな楽曲です。
官能的でありながらエレガントな曲調が特徴で、恋人への強い思いを歌い上げています。
ワルツのリズムに乗せて、愛する人への深い情熱が表現されており、サティさんの音楽が持つ「単純さ」と「洗練」を示す好例となっています。
1897年に書かれたこの曲は、1903年に正式に楽譜が出版され、のちにピアノ独奏用のバージョンも作られました。
クラシックのコンサートや映画音楽などでも取り上げられることが多く、多くの人々に親しまれています。
恋人と過ごす静かな夜や、ゆったりとしたティータイムのBGMとしてぴったりですね。
ピアノとオーケストラのための「パガニーニの主題による狂詩曲」より 第18変奏Sergei Rachmaninov

ピアノとオーケストラのために作曲された名作です。
ニコロ・パガニーニの『24のカプリース』をもとに、24の変奏が繰り広げられます。
特に第18変奏は、優美で魅力的な旋律と和声で多くの人を魅了している人気の高い1曲!
ラフマニノフさんは1934年夏、スイスの自宅でたった7週間で本作を完成させました。
1934年11月、フィラデルフィア管弦楽団とともに初演し、演奏前にクレーム・ド・メンテを飲んで緊張を和らげたそうです。
和音の中のメロディラインを意識的に響かせながら、穏やかにかつロマンティックに演奏したい方におすすめの曲ですね。
G線上のアリアJ.S.Bach

ドイツの作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した名曲。
正式には「管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1086」で第2曲のアリアをピアノ伴奏付のヴァイオリン独奏のために編曲された物で、ニ長調からハ長調へ移調されているので、ヴァイオリンにある4本の弦で最低音の弦で演奏できることからこの名前がつけらとされています。
難しい曲名よりも通称の方が覚えやすいですね。
映画の再開のシーンなどにはいいかもしれません。





