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BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽

クラシック音楽は協会の礼拝音楽であったり、貴族の食事会での生演奏だったり、または美しい風景や人物を表すようなオペラの劇伴音楽など多くの場面で活用されてきました。

知っている曲も背景を調べた後、改めて聞くともともとからBGMに近いような曲想だと感じます。

今回は日常のリラックスタイムに、また、通勤通学時、ランチ・ディナータイムなど、BGMにぴったりの、クラシックの名曲を集めてみました。

誰もが知る有名な曲に改めて耳を傾けるもよし、あまり知られていなかった不世出の名曲まで、さまざまなものを取りそろえてあります。

お気に入りの1曲が見つかると幸いです。

BGMにおすすめのクラシックの名曲。癒やしのクラシック音楽(21〜30)

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

「音楽の父」として知られるヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

バッハが1723年に作曲した教会カンタータ『Herz und Mund und Tat und Leben』の終曲を飾るコラールは、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この楽曲の温かくも荘厳な響きは、心からの安らぎと揺るぎない希望を感じさせますよね。

本作は結婚式などの祝祭で演奏される定番として愛され、ピアニストのマイラ・ヘスによる編曲版も広く親しまれています。

その静かで上品なハーモニーは、思考を妨げることなく、むしろ集中力をそっと高めてくれるでしょう。

勉強やデスクワークのお供に、心をクリアにしてくれるBGMとしてぜひ聴いてみてくださいね。

パッヘルベルのカノンJohann Pachelbel

3つのヴァイオリンが美しい旋律を追いかけるように奏でる、ヨハン・パッヘルベルの作品です。

メロディーが幾重にも重なり合って構成されているのが特徴ですよね。

歌詞はありませんが、穏やかで調和のとれたハーモニーは、まるでお互いを慈しむ対話のようで、聴く人の心を優しく包み込んでくれます。

本作は17世紀末の作品ですが、1968年6月にジャン=フランソワ・パイヤール指揮による録音がきっかけで世界的に有名になりました。

また、1980年の映画『オーディナリー・ピープル』で使用されたことで、結婚式のBGMとしてもおなじみですね。

心地よい一定のリズムとどこまでも続くような美しい旋律は、作業や勉強に集中したいときにぴったり。

頭をクリアにして、穏やかな気持ちで物事に取り組みたい方におすすめの一曲といえるかもしれません。

エトピリカ葉加瀬太郎

葉加瀬太郎 エトピリカ【OFFICIAL】
エトピリカ葉加瀬太郎

大空を舞うエトピリカの姿をイメージして作られた美しいインストゥルメンタル曲。

葉加瀬太郎さんの情感豊かなバイオリンが奏でる壮大なメロディは、自然の息吹や命の躍動を見事に表現しています。

MBS/TBS系『情熱大陸』のエンディングテーマとしても使用され、多くの人々の心に深く刻まれています。

本作は、朝の静けさから始まり、力強く羽ばたく様子を描くように展開していく構成が印象的です。

新たな一歩を踏み出そうとしているとき、また勇気が必要なときに聴いていただきたい1曲です。

ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

ツィゴイネルワイゼン Zigeunerweisen by Sarasate
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

インパクトのある出だしは、パロディでもドラマでも驚きの表現での場面でよく流れてきます。

それもその筈で、スペイン出身の作曲家であり、ヴァイオリストであるパブロ・デ・サラサーテ自身も派手でけっこう過激な方だったようで、このタイトルも「ジプシーの旋律」という意味なんです。

衝撃がある曲ですので、やはりショッキングシーンなどのBGMにうってつけの効果音です。

第九歓喜の歌Ludwig van Beethoven

少女がお金を恵んだらオーケストラの大演奏のサプライズ
第九歓喜の歌Ludwig van Beethoven

日本では知らない人はいないというくらいドイツの名作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベンの交響曲。

年末に必ずといっていいほど演奏される曲で、「第九といえば年末、年末といえば第九」とおなじみです。

戦後の日本においてオーケストラの収入が非常に少なく生活に困窮にしないために、必ずお客が入る「第九」を年末に演奏するようになったのがきっかけですが、タイトル通りに希望に満ちて、新年を迎える曲です。

4楽章があまりにも有名ですが、1楽章冒頭は暗闇の中からさまよって生まれてくるような雰囲気で、3楽章はゆったりとして静かに聞けます。

1楽章から聞いて改めて4楽章まで聞くと壮大な歓喜の物語で心が躍動していきますね!

アラフェンス協奏曲より第2楽章adajioJoaquín Rodrigo

「アランフェス協奏曲」より第2楽章adagio/ホアキン・ロドリーゴ
アラフェンス協奏曲より第2楽章adajioJoaquín Rodrigo

クラシックの中では比較的新しい曲で、1939年に作曲されたギター協奏曲です。

スペイン内線での被害から平和を願い、祈りをこめた思いが詰まった曲です。

第3楽章で成り立つこの曲は第1楽章は古典的なクラシックで第2楽章には亡くした子や重体の妻への神への願いが込められているとされています。

哀愁を感じるので、ドラマや映画の回想シーンのBGMにいいかな?

別れの曲Frederic Chopin

ショパン 別れの曲 Chopin Etude Op.10-3 (バイオリン&ピアノ)
別れの曲Frederic Chopin

ピアノ曲で有名すぎるショパンの美しい別れの曲を、ヴァイオリンとピアノヴァージョンを選んでみました。

ショパン自身がこんな美しい曲は他にないと自画自賛した曲だけあり、なんとも言えない哀愁は、2度と会えない別れなのか、愛しているのに別れる辛さなのか、切なさがこみあげてくる名曲です。

やはりじっくり聴きたい曲ですが、BGMとしてはやはり永遠のお別れの場にはより一層、メモリアルが回想します。