【スカルラッティ】数ある鍵盤作品の中から名曲、代表曲をご紹介!
鍵盤のためのソナタを555曲も書いたイタリア出身の作曲家兼オルガニスト、ドメニコ・スカルラッティ。
当時の鍵盤楽器の奏法を画期的に変えた、バロック時代の重要な作曲家です。
ピアノを学んでいる方は、一度は触れる作品もあるかもしれませんね。
本記事では、そんなスカルラッティの名曲、代表曲をご紹介します。
動画ではグランドピアノだけでなく、当時の鍵盤楽器であったチェンバロでの演奏も多くあるので、ぜひチェンバロの音色もお楽しみください!
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【スカルラッティ】数ある鍵盤作品の中から名曲、代表曲をご紹介!(11〜20)
ソナタ ハ長調 K.460(L.324)Domenico Scarlatti

軽快で楽しげな印象を与える冒頭の主題が特徴的な、スカルラッティの代表作の一つです。
4/4拍子のアレグロで構成されており、約5分から6分程度の比較的長い作品。
プラルトリラーなどの装飾音が随所にちりばめられた流れるような旋律と、時折挿入される力強い和音が、曲に変化と深みを与えています。
二部形式をとっており、前半部分では主調から属調への転調が行われ、後半で再び主調に戻るという構造を持っています。
技術的には中級程度の難易度とされ、左右の手の交差や広範な音域のアルペジオ、素早いポジション移動を要する跳躍など、演奏者には高度な技術が求められます。
鍵盤音楽の魅力を存分に味わいたい方にオススメですよ。
ソナタ イ長調 K.101(L.494)、ソナタ ロ短調 K.87(L.33)、ソナタ ホ長調 K.135(L.224)Domenico Scarlatti

ソナタ イ長調(Sonata in A major)K.101(L.494):アレグロ、ソナタ ロ短調(Sonata in B minor)K.87(L.33)、ソナタ ホ長調(Sonata in E major)K.135(L.224):アレグロ。
演奏は、ウクライナ生まれのピアニスト:ウラディミール・ホロヴィッツさん。
ソナタ イ短調 K.109(L.138)、ソナタ イ長調 K.113(L.345)Domenico Scarlatti

ソナタ イ短調(Sonata in A minor)K.109(L.138):アダージョ、ソナタ イ長調(Sonata in A major)K.113(L.345):アレグロ。
演奏は2台のチェンバロで、エンリコ・バイアーノさんとアマヤ・フェルナンデス・ポスエロさんです。
サン・マルコ教会での模様。
ソナタ ト短調 K.30(L.499)「猫のフーガ」Domenico Scarlatti

ソナタ ト短調(Sonata in G minor)K.30(L.499):モデラート。
通称「猫のフーガ」。
スカルラッティの愛猫はチェンバロの鍵盤の上を横切る習慣があり、そこから一つのフレーズを書き出したという伝説によります。
演奏は、エレイン・コンパローネさん。
ソナタ ヘ長調 K.85(L.166)、ソナタ ハ短調 K.40(L.357)、ソナタ 変ロ長調 K.70(L.50)、ソナタ ハ長調 K.95(L.358)、ソナタ ハ短調 K.56(L.356)Domenico Scarlatti

ソナタ ヘ長調(Sonata in F Major)K.85(L.166)、ソナタ ハ短調(Sonata in C minor)K.40(L.357)、ソナタ 変ロ長調(Sonata in Bb Major)K.70(L.50)、ソナタ ハ長調(Sonata in C major)K.95(L.358)、ソナタ ハ短調(Sonata in C minor)K.56(L.356)。
演奏はアリス・アデールさん。
合奏協奏曲第12番 ニ長調Domenico Scarlatti

合奏協奏曲第12番 ニ長調、第1楽章:グラーヴェ – Temporeggiato、第2楽章:ラルゴ – テンポ・ジェスト、第3楽章:アレグロ・スピリトーソ。
演奏は、クロアチア・バロック・アンサンブル、ソリストはアレッサンドロ・タンピエーリさんです。
【スカルラッティ】数ある鍵盤作品の中から名曲、代表曲をご紹介!(21〜30)
ソナタ イ長調 K.209(L.428)、ソナタ ニ短調 K.32(L.423)、ソナタ ト長調 K.427(L.286)Domenico Scarlatti

ソナタ イ長調(Sonata in A major)K.209(L.428):アレグロ、ソナタ ニ短調(Sonata in D minor)K.32(L.423):アリア、ソナタ ト長調(Sonata in G major)K.427(L.286):プレスト・クアント・シア・ポッシービレ。
ピアノ演奏はブルーノVlahekさん。