懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
童謡・唱歌で歌体操(1〜10)
ふるさと 3つの動きで盛り上がる歌体操

童謡『ふるさと』のメロディーにあわせて手を動かし、手の動きだけでなく故郷へのイメージで脳を活性化させましょう。
2回の手拍子の次に手で数字を作るという流れで、曲のリズムを意識しながら次の数字を考えるという流れですね。
数字は両手で5を作ったあとには1に戻るので、ここではしっかりと集中してよりスムーズな動きを目指してもらいます。
より集中力を高められるように、慣れてきたらスピードを上げていくパターンもオススメですよ。
夏の童謡で歌体操メドレー

室内でおこなう運動レクとして、座っておこえる体操は定番ですよね。
座っているとはいえ、しっかりと体を動かせ気分もリフレッシュするので、ぜひ踊ってみてくださいね。
楽曲はお好みのものでOKですが、誰もが口ずさめる認知度の高い曲を……と思われるなら、夏の童謡がオススメです。
『かもめの水兵さん』、『ふじの山』『われは海の子』など、夏にぴったりの童謡はたくさんあるので、人気曲をセレクトしてみてください。
リズムに合わせて腕を広げたり、足踏みして体をほぐしましょう!
夏の童謡 歌体操メドレー

『浜辺の歌』や『夏は来ぬ』や『われは海の子』など、夏の童謡で歌体操をしてみましょう。
これらの童謡を高齢者の方も、学生時代やご自身のお子さんと一緒に歌ったことがあるのではないでしょうか?
なじみのある歌の体操なら、高齢者の方も取り組みやすいかもしれませんね。
音楽に合わせて、椅子に座り腕や足を上げたり、手拍子などの体操をしていきますよ。
体操をしながら一緒に歌をうたうことで、高齢者の方も気分転換になりそうですね。
ももたろうでリズム体操

親しみがある歌に合わせておこなう、ももたろうでリズム体操を紹介します。
イスに座って歌に合わせて腕を回していきましょう。
左右に体をゆっくりとねじります。
ねじるときにイスから転倒しないように気をつけてくださいね。
足や手を広げるときは無理のないように動かしていきましょう。
最後は、深呼吸をゆっくりとして呼吸を整えリラックスしていきましょう。
ボールやタオルを使いながら体を動かすのもオススメですよ。
安全に気をつけて楽しんで体を動かしてくださいね。
歌体操 カタツムリ

活動の隙間時間にも活用できる!
歌体操『カタツムリ』のアイデアをご紹介します。
童謡『カタツムリ』は、誰もが耳にしたことのある歌なのではないでしょうか?
梅雨の季節を、歌と体操で楽しく過ごしましょう。
大きな声で歌うと、心がスッとしますよね!
さらに、簡単な体操を交えることで、脳と体への刺激にもなりそうですよ。
振り付けを間違えても大丈夫。
アレンジしながら気軽にチャレンジできるので、ぜひ、取り入れてみてくださいね。
聖者の行進でスローエアロビック

音楽に合わせて体を動かすエアロビックやエアロビクスは、体を動かしにくい人には難しく感じてしまいますよね。
そんなエアロビックをテンポを落としてゆっくりとした動きに変えて、どんな人でもやりやすくした体操です。
原曲よりもおだやかなリズムをつかんで、全身を弾ませるように体を動かしていきましょう。
曲に追いつくというよりも、全身を使うことが重要なので、参加者に合わせたリズムで進めていくのが大切かもしれませんね。
豆まきでリズム体操

豆まきは2月の大きな行事の1つですよね。
地域によっては落花生や枝豆などをまくところもあるそうですが、日本では古くから2月の節分に豆まきをしてきました。
そこで、2月の体操にオススメな、豆まきのリズム体操をご紹介します。
童謡の『豆まき』に合わせて体を動かしますよ。
椅子に座って歌いながら手や足を前に出していきましょう。
豆まきをテーマとした体操なら高齢者の方も、今の季節を知る手掛かりとなりそうです。
また、知っている歌の体操なら多くの高齢者の方も参加がしやすくなりそうですね。