【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
ボール体操・道具を使った運動(11〜20)
風船リレー

運動会やイベントなどでもオススメな、風船リレーをご紹介します。
バトンの上に膨らませた風船をのせて、リレーをしていきますよ。
風船が乗ったバトンを持ちながら、風船を落とさない様に歩いて次の相手にバトンを渡します。
バトンの上をフワフワと風船が動くので、簡単そうに見えて実は難しいゲームのようです。
数チームに分かれて、おこなうとさらに楽しめそうですよ。
声を掛け合って協力することもあるので、コミュニケーションが生まれるかもしれません。
風船が落ちても焦らずに、取り組んでみてくださいね。
新聞紙体操

両手で新聞紙を大きく広げた状態でおこなう、座ったままでもできる簡単な体操です。
道具も用意しやすいですし、どのような場所でも気軽に行える運動です。
物を使うことで、両手の間隔や手をあげる高さなどがつかみやすいところがポイントではないでしょうか。
軽い新聞紙を使うことで、持ち上げる動作や振る動作をおこなうときの負担が軽いところも重要です。
新聞紙を上げ下げすることで肩を鍛えたり、小さく丸める動作で指先を鍛えたりなど、さまざまな場所のトレーニングに使える体操です。
ゴムボールで下半身体操

高齢者の方は歩行中も足が上がりづらくなっているので、転倒防止のためにも足を上げることを心掛けましょう。
今回は100円ショップなどで手にはいるゴムポールを使った体操です。
ボールはドッジボールやバレーボールくらいの大きさのものを用意します。
椅子に座った体勢で体の前に持ったボールを太ももを上げて膝でタッチする、床に置いたボールに片足をのせてグルグルと足が離れないようにまわす、といった意識して足を上げる体操になっています。
ペアでボールのトレーニング

ペアで協力して、ボールにさまざまな動きを加えていく体操です。
力の入れ方や動かし方に違いがあると、ボールを落としてしまうので、相手の動きへと意識を向けて、力を調整することが重要ですね。
相手への思いやりをしっかりと意識しつつ、協力して体をほぐしていきましょう。
ボールを受け渡す動きでは、ボールや相手の動きを見ることが重要なので、集中力や動体視力も鍛えられます。
ボールで遊んだ日々を思い出して楽しむことが、効率的な動きにつながりそうですね。
棒体操

棒を使っておこなえる簡単な体操、マッサージもかねているので、さまざまな健康につながっていくのではないでしょうか。
棒で体をさするというマッサージであっても、棒を持つ位置、当てる角度などで肩の運動の効果も期待されます。
両手で棒を持って、それを動かす運動がメインにはなりますが、体を痛めてしまわないように、しっかりと血行を促進させて順次しておくことも大切です。
どの位置で棒を持つのかによって、使用する筋肉も変わりますので、棒に色を付けておき、持つ位置をわかりやすくしておくのもオススメですね。