【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
脳トレ・認知症予防体操(1〜10)
尺取り虫脳トレ体操

指で尺取り虫のような動きをした、手遊びをして脳を活性化させましょう。
尺取り虫は、体を伸びたり縮めて移動させる特徴のある動きをしますよね。
その動きを、指で再現させて手遊びにしますよ。
両手の人差し指と親指の先をそれぞれ付けます。
そこから片方の親指を曲げて、もう片方の人差し指につけますよ。
これを親指に人差し指を曲げてくっつける動きも交互に加えて、続けてください。
その動きは、尺取虫のように見えますよね。
慣れないと指が反対の指に上手につきませんが、つけることをがんばることで脳が活性化するそうですよ。
顔のパーツを触る体操

こちらでは顔のパーツを触るだけで盛り上がる脳トレ体操をご紹介します。
たとえば右手で鼻を、左手で左耳をさわり、1度手拍子をしてから入れ替えて左手で鼻をさわり、右手で右耳をさわります。
それができたら手をクロスさせて左手で右耳をさわり、右手で鼻をさわる、などします。
さらに複雑にするために手拍子の数を変えてみたりしましょう。
単純なようでやってみると難しく脳が刺激されるほか、鼻や耳に刺激を与えることも体に良いのでぜひやってみてください。
グーチョキパー体操

指先を大きく動かして脳を活性化するグーチョキパー体操は、認知症予防にもオススメです!
まずは「グー、チョキ、パー」の動きをゆっくりおこない、だんだんテンポを上げていきます。
次は「パー、グー、チョキ」と順番を入れ替えて同様におこないましょう。
さらに「グー、チョキ、手拍子、パー」や「グー、チョキ、太ももタッチ、パー」など合間に他の動きもプラスすると、より脳への刺激が高まりますよ。
スピードアップしてうまくできない場合も笑いに変えて、みんなで盛り上がりましょう!
じゃんけん体操

こちらのグーチョキパー体操は、声をだしながら行う運動です。
声を出すことも脳に良い刺激が与えられるのでおすすめです。
小さな声でも良いので、グーチョキパーの動きを加えて行うことがポイント。
他にも片方ずつ動きを変える運動も脳の活性化に効果的ですよ。
これが間違いやすいので、なかなかすぐにできるのは難しいかもしれません。
ただし間違えることも大切で、周りとのコミュニケーションをとる良いきっかけにもなります。
スタッフの方は運動を行いながら利用者さんに積極的に声掛けしていきましょう。
グーパー体操

グーパー体操は、指を使う簡単な運動なので、車いすの方も含め誰もが楽しめます。
手首や指の柔軟性を高め、脳と手の協調性を向上させるので、認知症予防にも役立ちますよ。
リズミカルに動くことで、全身の血行も促進されます。
繰り返し行うことで手の動きがスムーズになり、日常生活での器用さも保てるでしょう。
参加者同士でコミュニケーションを取りながら、和やかな雰囲気で楽しめますね。
手軽にできる運動でありながら、心身の健康をサポートする素晴らしいレクリエーションです。
ぜひ、みなさんで一緒に楽しんでみてくださいね!