【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
笑いとコミュニケーション体操(11〜20)
笑いヨガ

日常で当たり前の感情表現である笑うという動作を、体操としておこなう内容です。
顔や体の動きを意識しつつ、大きな声を出して笑うことで、体を鍛えることと気持ちをポジティブにすることの両方が味わえます。
お手本となる動作を披露、それを再現してもらうというシンプルな流れで、参加しやすいところも大きなポイントですね。
大声で笑うという行為を恥ずかしく思う人もいるかもしれないので、お手本は大げさにおこない、恥ずかしさを感じさせないようにするのがオススメです。
決められた動作とはいえ、その場の全員が笑顔になることで、幸せな空間が生まれるのではないでしょうか。
笑いとコミュニケーション体操(21〜30)
東京音頭 高齢者体操

夏におこなわれるお祭りで、浴衣を着て踊ったことがある高齢者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いろいろな音頭が、日本各地にはありますよね。
地域ごとに特徴がある、音頭がありますが『東京音頭』もその1つです。
「ハイハイ」や「ヨイショ」といった威勢のいい合いの手が特徴です。
さらに、振り付けと三味線の音色が雰囲気を盛り上げます。
もちろん、椅子に座っておどるのもいいですね。
ヤクルトスワローズの応援でも使用されている曲なので、野球が好きな高齢者の方にも興味を持っていただけそうです。
筋力・体幹トレーニング(1〜10)
足踏み体操

脳トレと体操を合わせた、座ったままおこなえる足踏み体操です!
足踏みしながら「あいうえお、かきくけこ」と口を大きく動かしながら発声したり、足踏みに合わせて「3、6、9、12、15」と九九を順に答えていったりと、いろいろなパターンで楽しめます。
「1、2、3、4、きゅうり」「6、7、8、9、トマト」のように、5と10にお題に合った言葉を当てはめていくのもおもしろいですよ。
認知症予防にもピッタリの体操を、ぜひレクリエーションの時間に取り入れてみてください!
座って行う体幹強化体操

体幹を鍛えるこちらの運動で、転倒予防や姿勢改善に努めましょう!
いすに座って足を大きく開きます。
胸の前で手をクロスし、背中を丸めながら前かがみになります。
頭を上げた状態で、ゆっくり上半身を起こしましょう。
この動作が難しい方は、両手を膝の上に置いた状態で前かがみになってくださいね。
こちらの動画では座っておこなう2つの体幹強化体操を紹介されています。
座っておこなえる運動は、高齢者の方でも取り入れやすいですよね。
またレクリエーションで他の方たちと一緒におこなうことは、やる気アップにつながりますよ。
一人ひとりの体の状況に合わせて、無理のない範囲でおこなってくださいね。
座位バランス体操

バランス機能を鍛えるなんて高齢者の方にとってはハードルが高く感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがこちらの座位バランス体操です。
座ってできるので運動が苦手な方でも安心ですよ。
座ってやる運動ですが、姿勢や座り方に気をつけるのがポイント。
骨盤をおこして背筋をしっかり伸ばしておこないましょう。
バランス機能はもちろん、血流が促進されるので心身のリフレッシュ効果もありますよ。
心の健康も意識して取り入れてくださいね。