【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
笑いとコミュニケーション体操(1〜10)
見ざる聞かざる言わざる体操

日光東照宮の三猿「見ざる、言わざる、聞かざる」のポーズで楽しく体操しましょう!
「見ざる」は目を覆う、「言わざる」は口を覆う、「聞かざる」は耳をふさぐポーズで進めていきます。
職員さんがポーズを指定し、「せーの」の掛け声のあと出題に合ったポーズを決めます。
慣れてきたら、職員さんがわざと前で不正解のポーズをとったりしてフェイントをかけ、難易度を上げていきましょう。
簡単にできてしまう場合は、右手で「見ざる」のポーズ、左手で「言わざる」のポーズなどアレンジを加えて、さらに難しくしていのもよいでしょう。
笑いとコミュニケーション体操(11〜20)
手拍子体操

手をたたくだけで爆笑が巻き起こる、手拍子体操です!
前に立った職員さんが手拍子している間だけ、同じように手をたたき、動きを止めたらそれに合わせて手拍子をやめます。
手拍子がつらい方は無理せず、太ももや机などをたたきましょう。
速さを変えたり急に止めたり、フェイントをかけたりすれば、読めない動きにみなさんから笑いが起こることでしょう。
道具や音楽なども必要ないので、職員さんがレクリエーションの準備をしている間など、ちょっとしたすきま時間に体を動かすのにもピッタリです。
ほっとあっとなんと体操

「ほっとあっとなんと」は、富山県南砺市のキャッチコピーです。
安心感や安らぎも感じられるキャッチコピーで、南砺市の雰囲気が感じ取れますね。
『緑の里から』は、南砺市合併5周年を記念して作られた南砺市の歌で、この歌に合わせて体を動かしていきましょう。
『緑の里から』のゆっくりとしたテンポでありながら、前向きな気持ちになれる歌詞が気持ちを穏やかにさせてくれますよ。
高齢者の方の心にも響くような歌ですね。
高齢者の方が体を動かすにもちょうど良いリズムなので、ぜひお試しください。
笑いを生み出す体操

「笑いを生み出す体操」です。
レクリエーションリーダーの手腕にるところが多いですが、手首をぶらぶらしてピタッと止めるだけでも爆笑が起こります。
楽しそうに笑うお年寄りを見ているとこちらまで幸せになりますね。
動画の字幕に笑わせるコツや、体をケアするために何を伝えるべきかなどのレクチャーもしてくれるので、この動画をしっかり見て実践してみてください。
足出し足開き

椅子に座ったふたりが向かい合った状態で、足を指定された形に動かしていくという体操です。
ふたりの距離が近いからこそ、足の動きが連動しているような見た目になるところで楽しさも感じてもらえますよ。
片方が足を前に伸ばしたときには、もう片方はそれを避けるようにして開く動きなど、相手の動きも見つつ、足をしっかりと動かしていきましょう。
動かすスピードを上げる、歌いながら進行するなどのアレンジも加えていくと、より楽しい雰囲気で動かしてもらえるのでそちらもオススメですよ。