【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
懐かしい童謡や唱歌に合わせて体を動かすと、自然と笑顔がこぼれてきませんか?
高齢者施設のレクリエーションとして好評なのが、童謡や唱歌を取り入れた面白い体操です。
座ったままでも気軽に楽しめる動きや、歌いながらできる簡単な振り付けで、高齢者の方の心と体に優しく働きかけます。
今日は、脳の活性化や体力維持に役立つ、楽しさいっぱいの歌体操をご紹介します。
季節の歌や思い出の曲と一緒に、笑顔あふれる体操の時間を過ごしてくださいね。
脳トレ・認知症予防体操(11〜20)
脳トレ体操

小さな子供からご高齢の方まで知っている、桃太郎さんの歌に合わせて、振り付けを覚えて踊って運動してみませんか。
イスに座ったままなので、激しい運動ではなく、適度に体を動かせて楽しく振り付けを踊れます。
立ってジャンプしたり走ったりしないので、安心安全に遊べます。
振り付けを覚えることも、脳のトレーニングには最適。
そして、それをお友達や仲間と一緒に踊ることも楽しみのひとつです。
振り付けを忘れても大丈夫。
ルールもペナルティもなく自由に楽しんでくださいね。
茶つぼ

交互に手先を動かす運動を取り入れることで、脳トレにもつながる茶つぼの指体操。
左手をグーのかたちにして、上下を順番にたたきます。
楽曲のリズムに合わせて、こちらの動きを右手でも同じように繰り返しましょう。
応用編としては、下から上に手をたたくというものがあります。
茶つぼのフタをイメージしながら手を動かすことで、指体操のプログラムをより楽しめますよ。
歌が終わったタイミングで、正確な位置に手がくることを意識して取り組んでみてくださいね。
足踏み脳トレ体操

転倒予防にぴったりな「足踏み脳トレ体操」です。
最初は足踏みから始めます。
数字を数えながら足踏みし、特定の数字の時に手拍子を入れます。
簡単ですが、体も脳も使う動きですよね。
特定の数字を3の倍数にしたりするとちょっと難しくなります。
みんなでするとどんどん楽しくなってくるので、レクリエーヨンにオススメです。
誰かが前に出てお手本を見せながらするとスムーズに進むと思います。
脳トレ・認知症予防体操(21〜30)
数字とかなで、片足をあげよう!

大きな足踏みの動きをいすに座っておこないつつ、そこに数字を考える要素や言葉を発する要素を加えていく体操ですね。
まずは30歩の足踏みをカウントしつつおこない、3の倍数の時には足を上げてとめてもらいます。
その動きがつかめたら、数字のカウントではなく50音の発音に変えるといったアレンジを加えていく内容ですね。
体や口の動きだけでなく、数字や発声などの要素を組み合わせていくことで、脳トレの効果をしっかりと高めていきましょう。
おわりに
童謡や唱歌に合わせた体操は、体を動かす楽しみと懐かしい喜びを同時に味わえる面白い体操です。
音楽に合わせて自然に体が動き、脳を活性化する効果も期待できます。
体力や体調に合わせて無理のない範囲で進められるので、高齢者の方も安心して取り組めますよ。
日常に歌体操を取り入れて、心も体も元気に過ごしていきましょう。