【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目
デイサービスなどの高齢者施設では、定期的に運動会を行うことも多いのではないでしょうか?
日常的に楽しめるレクリエーションをはじめ、運動会らしい種目を取り入れてみましょう!
この記事では、運動会でなじみのある種目を、高齢者の方の心身の状態に合わせたアイデアで紹介します。
中には座りながら楽しめるアイデアも紹介しているので、多くの高齢者の方に取り組んでいただけますよ。
この記事を参考に、みなさんで楽しめる運動会を作り上げてくださいね。
【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目(121〜130)
簡単!ビーチボールのレクリエーション

ビーチボールは軽くて投げやすい安全面においても配慮されたボールですよね。
今回はビーチボールを使用したレクリエーションをご紹介します。
まずは高齢者の方同士椅子に座って向かい合い、伸ばした足の上にビーチボールを置いてリレー方式で隣の方にわたしましょう。
チーム戦なので勝った方に景品を用意するというのも盛り上がっていいかもしれません。
他にも盛り上がるのがビーチボールサッカー玉入れ。
足で蹴って器に先に入れた人の勝ちというもの。
足を動かすのが多いため、高齢者の方の筋力もきたえられてリハビリとしても最適です。
落とさないように!ボールドロップゲーム

ハラハラドキドキして盛り上がる、ボールドロップゲームのアイデアです。
このゲームで使うのは、ワイヤーネットと大量のカラーボール、物干しざおです。
まず三角形になるようにワイヤーネットを配置し、中腹に物干しざおを指します。
そうしたら、その上にボールを乗せて準備完了です。
後は、1人ずつ順番に物干しざおを抜いていきましょう。
ボールを落とさないよう気を付けてください。
「どの物干しざおなら落ちないかな」と相談しながら取り組んでも楽しそうですね。
まきまきゲーム

手と指の運動が脳を刺激、「まきまきゲーム」で認知症予防にいかがでしょうか。
ボールの入った箱につながれた長いひもを指を使ってトイレットペーパーの芯に巻き取っていく競技です。
ボールを重くすると手指の運動量が増し、腕を体の前に伸ばした状態でおこなうとさらに効果的ですね。
また、トイレットペーパーの芯を立てて並べた食品トレイにすると、逆に軽いものを倒れないようにひもを巻き取る繊細な指の運動が必要で、こちらも脳によい刺激です。
パンくい競争

施設で大運動会、こちらは「車いすでパン食い競争」です。
高齢になると走るのはつらいですが、車いすに乗ってスタッフさんに押してもらえば運動会の定番のこの競技も楽しめます。
あとは学校の運動会と同じで、ひもでつるされたパンを目指して走って手を使わずに食べることが出来たらそのままゴール。
つるされたパンはゆらゆらと不安定なので、本人のパンをキャッチする体勢とスタッフさんの動かす車いすのコラボレーションが見ものですね。
【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目(131〜140)
大玉送り

小中学校の運動会でも大盛り上がりできる競技が「大玉送り」ですよね!
この競技は、室内でも年齢関係なく楽しめるんですよ!
バランスボールなどの大きいなサイズの玉を用意しましょう。
イスを一列に並べて座ってもらい、前の人から大玉を後ろの人へ送ります。
手や腕を使って送らなければならないので、手や指先、腕の筋肉が鍛えられますね!
普段、大きなボールに触れる機会もあまりないと思いますので、高齢者の方も大いに盛り上がれるのではないでしょうか。
徒競走

徒競走は運動会の定番競技ではありますが、高齢者の方だと立ったり走ったりするのが大変、という方も多いですよね。
そんなときは、長いタオル、もしくは長くつなげてタオルとペットボトルを用意してください。
イスに座った高齢者の方の前にタオルを敷き、離れたところのタオルの上にペットボトルを置きます。
「よーいどん」の合図で、高齢者の方は足の力でタオルをたぐって、遠くに置かれたペットボトルを引き寄せます。
1番速くペットボトルを引き寄せ、タッチできた人が勝ち!
座ったまま、大きな力も入れずにできるので、ぜひ試してみてくださいね。
新聞引っ張り出しゲーム

新聞紙を利用して手軽に楽しめる「引っ張り出しゲーム」です。
新聞紙をロール状に丸めたものをカゴに入れたらゲームスタート!
ルールはとても簡単で、新聞紙ロールを相手よりも先に引っ張り出せれば勝ち。
指で新聞をつまみながら、腕の力で引っ張り出すことを繰り返すので、手や腕のトレーニング、瞬発力の向上にも役立ちますね!
用意するのもとても簡単で、室内でおこなえるのも魅力。
運動会の種目としても盛り上がれること間違いなしですね!