【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目
デイサービスなどの高齢者施設では、定期的に運動会を行うことも多いのではないでしょうか?
日常的に楽しめるレクリエーションをはじめ、運動会らしい種目を取り入れてみましょう!
この記事では、運動会でなじみのある種目を、高齢者の方の心身の状態に合わせたアイデアで紹介します。
中には座りながら楽しめるアイデアも紹介しているので、多くの高齢者の方に取り組んでいただけますよ。
この記事を参考に、みなさんで楽しめる運動会を作り上げてくださいね。
【高齢者施設】みんなで楽しもう!盛り上がる運動会の種目(131〜140)
新聞綱引き

新聞紙を綱に見立てた新聞綱引きです。
新聞紙をねじって綱引きの綱を作るところから始めましょう!
どれだけ丈夫な綱を作れるかがこの競技の鍵になってきます。
イスに座って相手と向かい合い、自分の綱を相手の綱にそれぞれ引っかけて引っぱります。
綱が切れてしまったほうが負け!
指先や腕の力をフルに使えるので、脳への刺激になるのではないでしょうか。
イスに座っておこなえるので高齢者の方でも安全に綱引きを体験していただけます。
運動会の種目に悩まれているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
棒サッカー

棒でサッカーボールをあやつってゴールを目指す「棒サッカー」。
サッカーの経験がなくても十分に楽しめる競技です。
棒は新聞紙などを丸めて作ってください。
長めに作り、色の付いたテープなどでデコレーションしてもいいですね!
チーム分けし、向かい合ってイスに座ったらゲームスタート!
ゴールを設定し、その地点まで棒を使ってボールを先に持って行ったチームが勝ち。
チーム競技なので、相手とのコミュケーションも重要になってきますよ!
車いすの方も楽しいサッカー・ホッケー

車いすの方も楽しめるサッカー・ホッケーは、施設での楽しいレクリエーションとして注目されています。
牛乳パックで作ったボールを使い、ひもの輪をゴールにするアイデアが素敵ですね。
足でボールを蹴って遊べるので、下半身の筋力アップにもつながります。
チームに分かれて行うことで、みんなで協力し合える雰囲気も生まれますよ。
車いすの方も歩ける方も一緒に楽しめるので、施設内の交流を深められるのも魅力的。
リサイクル材料を使うエコな側面も◎です。
高齢者の方の心身の状態に合わせて、楽しく体を動かせる良いアイデアですね。
障害物競走

運動会の花形競技「障害物競走」を高齢者用にアレンジしてみました。
高齢者自身が競技をおこなうのではなく、ダンボールなどで作っただるまが競争をするんです!
ダンボールだるまは、キャスターを付けて床を滑りやすく、ヒモを付けることで、高齢者がだるまをあやつりやすくしてください。
だるまの行く手をはばむ障害物は、少し段差をつけたダンボールなどがオススメ。
あまり段差をつけすぎるとだるまが障害物を超えられないので控えめに。
だるまのバランスを取るのが難しいので、高齢者の認知症予防にも効果的ですよ!
頭と体を使って楽しむビンゴゲーム

マス目の形に配置されたターゲットにお手玉を投げ入れて、列をそろえることを目指してもらうゲームです。
マス目の数や大きさ、ターゲットまでの距離などを工夫すれば参加する人に合わせたルールで盛り上がれますよ。
ターゲットに届くためのお手玉の投げ方が大切なポイントで、遠くのものとの距離をはかる集中力や、投げる力の調整などが鍛えられる内容です。
自分の力などもしっかりと見極めて、どの的なら届きやすいのかをしっかりと判断していきましょう。
風船バレー

風船をバレーボールに見立てた「風船バレー」。
うちわで風船を打ち合うルールなので、イスに座りながらでも気軽にプレイできます!
一般的なバレーボールのルールでおこなうのではなく、ラリーが何回続くかをカウントしても盛り上がれるのではないでしょうか。
ワンチームとして、みんなで一丸となってプレイしたり、チーム戦で戦うのもおもしろいかもしれません。
うちわで風船を打つ動作は、手、手首、指、腕などを効果的に使えるので、脳の刺激にもなりますね!
借りもの競争

運動会の定番の種目として親しまれている借りもの競争。
高齢者の方が活躍する運動会においても、みんなで一緒に盛り上がれる取り組みです。
まずは、紙が入った箱に向かって競争します。
歩くのが難しい場合は、車椅子を利用して距離を近づけるなどの調整しましょう。
続いて、紙に書かれた人やものと一緒にゴールまでたどり着いたら試合終了。
個人戦だけでなく、高齢者の方同士のチームワークを生かした団体戦をおこなうのもいいですね。
観客の応援にも熱が入る競技にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。