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日本の哀歌に込められた魂の叫び。心に響く至極の名曲を紐解く

悲しみや切なさを美しい旋律に昇華した日本の哀歌の世界。

忌野清志郎さん率いるRCサクセションが紡ぐ寂しい情景から、あがた森魚さんの心揺さぶる詩世界、そしてVOCALOID「GUMI」が歌う透明な想いまで。

時代を超えて人々の心に寄り添い続けてきた珠玉の名曲には、失恋、孤独、別れ…。

人生の様々な場面で感じる魂の叫びが込められています。

静かに心に染み入る歌声と共に、深い感動の世界へ誘います。

日本の哀歌に込められた魂の叫び。心に響く至極の名曲を紐解く(41〜50)

御案内ウイッシュ

『ヤマハポピュラーソングコンテスト』(通称ポプコン)から輩出された数多いシンガーソングライターのうちの1組。

姉妹デュオです。

この楽曲は1972年にリリースされたデビューシングル。

失恋した気持ちをお葬式に例える歌詞が心に刺さります。

石狩川悲歌(エレジー)三橋美智也

昭和を代表する人気歌手の三橋美智也さんが1961年にリリースした、北海道の石狩川が舞台の楽曲です。

生涯にミリオンセラーをなんと18曲も生み出した三橋さんですが、これもそのうちの一つで、累計売り上げ数150万枚を記録したそうです。

天城越え石川さゆり

1986年7月にリリースされた、「悲しい女の情念」をテーマにした演歌の名曲です。

お年寄りはもちろん、今や若い人でもサビを知っています。

それもそのはず、NHK「紅白歌合戦」では2015年までに計9回も歌われているのです。

かえらなかった時計屋さん若子内悦郎

『ひらけ!

ポンキッキ』で1978年にオンエア。

童話というよりSF映画のような、哀しい物語の歌詞です。

ちなみに若子内悦郎さんは「ちのはじめ」名義で『やつらの足音のバラード』(『はじめ人間ギャートルズ』エンディング)も歌っています。

らんちうたま

「イカ天」出身のたまが、1990年に「さよなら人類」でプロデビューした時のカップリング曲。

独特の世界観ですが、「見世物」として生きてゆくランチュウの哀しい気持ちを、芸能界に足を踏み入れた自分たちとリンクさせていたのかも…。

紫陽花柴咲コウ

深い愛と切ない別れを紫陽花に重ねて描いた、柴咲コウさんの楽曲です。

2024年10月に配信リリースされ、同年11月発売のEP『響宴』に収録。

バラード調のメロディーに、柴咲さんの繊細な歌声が重なり、聴く人の心に深く響きます。

江戸時代後期の医師、シーボルトと日本人妻お滝の実話に着想を得た、哀愁ただよう歌詞も印象的。

愛する人を失った経験のある方や、人生のはかなさを感じている方に、共感と癒やしを与えてくれるでしょう。

昭和えれじぃちあきなおみ

昭和えれじい、ちあきなおみ、テロップ付
昭和えれじぃちあきなおみ

「喝采」など都会の哀愁を歌った名曲を数多く持つちあきなおみですが、この曲は1988年のアルバムに収録された「隠れた名曲」。

作詞・吉田旺、作曲・船村徹という往年の演歌黄金コンビの楽曲で、ノスタルジックに昭和を思う歌詞が印象的です。