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【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ
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日本の心、演歌の名曲を聴いていると北国の冬景色や厳しい寒さを描いた曲が多いことに気付きます。

冬を題材とした演歌は本当に多いですし、男女の別れをつづった曲でも北国の場面とともに歌われることもよくありますよね。

こちらの記事では厳しい寒さをイメージさせる冬景色をテーマとした演歌に注目、演歌の歴史に残る往年の名曲はもちろん令和の今でもリリースされ続けている冬の演歌をリサーチしてまとめています。

演歌初心者の方にもおすすめの内容となっていますから、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(1〜10)

冬の蜩NEW!野中さおり

野中さおり「冬の蜩」MV【公式】
冬の蜩NEW!野中さおり

デビュー38年目を迎えた野中さおりさんが2025年11月にリリースした『冬の蜩』は、冬の情景と切ない女心を重ね合わせた演歌バラードです。

作詞が菅麻貴子さん、作曲が徳久広司さん、編曲が南郷達也さんという『花絆』『恋月』を手がけたチームが再集結。

野中さんの持ち味であるファルセットを活かした、情感豊かな作品です。

冬という季節の中にある恋の余韻や複雑な感情をしっとりと歌い上げています。

季節の移ろいと女性の心模様を重ねたこの曲、ぜひじっくり聴いてみてください。

兄弟船鳥羽一郎

鳥羽一郎「兄弟船」(オフィシャルオーディオ)
兄弟船鳥羽一郎

北国の寒さと海の男たちの絆を歌い上げた、鳥羽一郎さんのデビュー曲です。

1982年8月にリリースされ、約29万枚の売上を記録したミリオンセラーとなりました。

海で漁業に従事する兄弟の力強い絆と、家族への深い愛情が描かれており、聴く人の心に響く歌詞と力強い歌唱が魅力です。

本作は全日本有線放送大賞上半期奨励賞・新人賞を受賞し、鳥羽さんのキャリアの転機となりました。

NHK紅白歌合戦にも7回歌唱されるなど、広く愛され続けています。

海や漁業に関わる方はもちろん、家族や仲間との絆を大切にしたい方にもおすすめの一曲です。

氷花走裕介

走裕介 / 氷花(ひょうか)
氷花走裕介

2025年10月に発売された走裕介さんの22枚目のシングルは、阿寒湖の氷上に咲く幻想的な霜の結晶をテーマにした作品。

石原信一さんの作詞と杉本眞人さんの作曲による楽曲で、別れた恋人への思いを冬景色に重ねて歌っています。

歌は語りかけるような発声を重視した仕上がり。

フォーク調のやわらかさも感じられます。

かつての恋を静かに振り返りたいときにぜひ。

襟裳岬森進一

厳しい寒さと人々の切なさを見事に描いた名曲です。

北海道の襟裳岬を舞台に、地元の若者たちの孤独や将来への不安、そして逃避願望を繊細に表現しています。

森進一さんの独特なハスキーボイスが、青年たちの葛藤をより一層引き立てていますね。

1974年1月に発表されたこの楽曲は、約100万枚から130万枚ものレコード売上を記録。

同年の日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げました。

演歌とフォークの融合という新しい試みが、多くの人々の心に響いたのでしょう。

冬の厳しさを感じながらも、人の温かさを求める方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

望郷じょんから細川たかし

北国の寒さと厳しい現実を描きつつ、故郷への深い愛を歌い上げた名曲です。

演歌の名手、細川たかしさんの真骨頂ともいえるハイトーンと、民謡調のパートが響き渡ります。

1985年8月にリリースされ、第27回日本レコード大賞金賞を受賞。

NHK紅白歌合戦にも5回出場を果たし、大トリを務めたこともあるほど、多くの人々に愛されてきました。

上京した人物の心情を巧みに描いた歌詞は、故郷を離れて暮らす方々の心に深く刺さることでしょう。

冬の夜、一人で過ごす時間に聴くと、胸に染みる一曲となりそうですね。

愛の終着駅八代亜紀

涙の滴る冬の夜景が目に浮かぶような、心に染み入る楽曲です。

八代亜紀さんの深い感情表現が光る本作は、1975年に発表された演歌の名曲。

失恋や別れをテーマに、聴く人の心の琴線に触れる内容となっています。

八代さんの繊細な感性と、歌に込められた深い情感が、聴く者の心に直接訴えかける力を持っていますね。

1978年にはTBS「花王 愛の劇場」でドラマ化されるなど、社会現象にもなりました。

寒い季節に一人で過ごす夜、心に秘めた想いを振り返りたい時におすすめの一曲です。

八代さんの魂の歌声に包まれて、しみじみと冬の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。

雪挽歌塩乃華織

塩乃華織「雪挽歌」MUSIC VIDEO
雪挽歌塩乃華織

澄み切った冬の空気のように清らかで美しい塩乃華織さんの歌声が印象的な楽曲です。

2024年9月にリリースされた本作は、激しい雪に象徴される厳しい運命と、それに抗う女性の強い愛を描いています。

麻こよみさんが手掛けた歌詞は、燃え上がる愛の記憶と雪の寒さという対照的なイメージを通じて、複雑な感情を表現しています。

西つよしさんの作曲による情感豊かなメロディーと、矢田部正さんの編曲が、塩乃さんの力強い歌唱とマッチしています。

リリースを記念して、2024年9月6日から19日まで全国各地でミニライブが開催される予定です。

冬の厳しさや切ない恋心を感じたい方におすすめの一曲です。