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【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ

日本の心、演歌の名曲を聴いていると北国の冬景色や厳しい寒さを描いた曲が多いことに気付きます。

冬を題材とした演歌は本当に多いですし、男女の別れをつづった曲でも北国の場面とともに歌われることもよくありますよね。

こちらの記事では厳しい寒さをイメージさせる冬景色をテーマとした演歌に注目、演歌の歴史に残る往年の名曲はもちろん令和の今でもリリースされ続けている冬の演歌をリサーチしてまとめています。

演歌初心者の方にもおすすめの内容となっていますから、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(21〜30)

播磨の渡り鳥坂本冬美

坂本冬美さんによる、旅情豊かな1曲。

この曲は、2004年9月にリリースされた作品です。

兵庫の播磨地方を舞台に、故郷を離れてさすらう渡り鳥のような主人公の孤独な心情が描かれており、胸が締め付けられます。

浪曲で培われた坂本さんの力強い歌声とこぶしが、切ない物語の世界観をぐっと深めていますね。

同年の紅白歌合戦で披露されたことからも、その人気ぶりがうかがえます。

播磨の風景に思いをはせながら、主人公になりきって歌い上げてみてはいかがでしょうか。

余寒の月北田恵美

北田恵美「余寒の月」MUSIC VIDEO
余寒の月北田恵美

農業女子として宮崎牛を育てるという一面も持つ実力派歌手、北田恵美さん。

日本クラウン移籍第一弾となったシングルが『余寒の月』です。

本作は、過ぎ去った恋への断ち切れない思いを、まだ寒さの残る月に重ねて描いた情念歌謡。

淡々と語るように歌い上げる歌唱が圧巻で、いつのまにか世界観に引き込まれます。

大人の恋愛の機微をしっとりと味わいたい夜にぴったりではないでしょうか。

北の五番町細川たかし

雪がちらつく北の街を舞台に、人恋しさと人の温もりを描いた細川たかしさんの人情歌です。

凍える夜に募る思いと、仲間と夢を話し、陽気に騒ぐ祝祭のような情景が、細川さんの力強くも艶のある歌声で描き出されます。

伝統的な演歌の心に都会的なアレンジが融合した、懐かしくも洗練された雰囲気が魅力の1曲です。

2001年8月に発売されたシングルで、作曲の弦哲也さんとは『恋の酒』をはじめ数々の名曲でタッグを組んできました。

本作はアルバム『細川たかし全曲集/北の五番町』にも収録されています。

冬の夜長に昔を懐かしんだり、気の置けない仲間と語り明かしたりする、そんな場面で聴けば、きっと心に温かいあかりがともるでしょう。

風花大空亜由美

演歌の叙情的な世界観に、思わず体が揺れるロックサウンドを融合させた大空亜由美さんの楽曲です。

本作は、師匠である結城忍さんが作詞を手がけ、失った恋の痛みを抱えながらも、やがて来る春に花が凛と咲くように前を向く、その強い決意が歌われています。

大空さんの情感あふれる歌声が、主人公の切なさと再生への希望をドラマチックに表現。

悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出したいあなたの背中を力強く押してくれるはずです!

冬恋花花咲ゆき美

凍てつく冬の北国を舞台に、会えない恋人への切ない思いを情感豊かに歌い上げた、花咲ゆき美さんの4枚目のシングルです。

闇を走る列車や霧笛が響く港といった情景が目に浮かぶようで、悲恋のドラマ性をより一層際立たせています。

この楽曲は2009年12月に発売された作品で、オリコンチャートで19週にわたりランクインするロングヒットを記録しました。

のちに名盤『全曲集 冬恋花・冬の蛍』にも収録されています。

どんな過酷な状況でも咲こうとする花に自身を重ねる、主人公のひたむきな覚悟が花咲さんの力強い歌声を通して伝わってきますね。

やるせない恋心を抱え、物思いにふけりたい夜に聴くと、その世界に深く浸れるかもしれません。

うりずんの頃坂本冬美

沖縄の初夏を意味する言葉が心に響く、坂本冬美さんの名曲です。

恋や夢に破れ、都会の暮らしに疲れた主人公が、故郷の温かい南風や美しい海を思い出す切ない心情が歌われています。

本作は、三線の音色に乗せて届けられる坂本冬美さんの艶やかな歌声が、聴く人の心に優しく染み渡るようです。

もともとは2001年発売のアルバム『冬美ルネッサンス』収録曲で、ファン投票1位を受けて沖縄復帰30年を意識した2002年9月にシングルカットされました。

沖縄テレビで天気予報の主題歌にも起用され、広く親しまれたことがうかがえますね。

故郷を離れて頑張る人の心に寄り添ってくれる、そんな温かさを持った1曲です。

十勝秋冬大江裕

秋から冬へと移り変わる、北海道は十勝平野の雄大な景色が目に浮かぶような1曲です。

025年7月にリリースされたこの曲は、2024年11月の『北海ながれ歌』から続く北海道シリーズの第2弾。

厳しい自然の中で育まれた家族のきずなと、親への深い感謝の気持ちを丁寧に描いた、心温まる作品です。

大江裕さんの温かくも力強い歌声が物語性に深みを与えており、聴く人の胸を打つんですよね。

故郷を離れてがんばっている方が聴けば、家族への思いが募るはずです。