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【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ

日本の心、演歌の名曲を聴いていると北国の冬景色や厳しい寒さを描いた曲が多いことに気付きます。

冬を題材とした演歌は本当に多いですし、男女の別れをつづった曲でも北国の場面とともに歌われることもよくありますよね。

こちらの記事では厳しい寒さをイメージさせる冬景色をテーマとした演歌に注目、演歌の歴史に残る往年の名曲はもちろん令和の今でもリリースされ続けている冬の演歌をリサーチしてまとめています。

演歌初心者の方にもおすすめの内容となっていますから、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(21〜30)

流氷たずね人美貴じゅん子

美貴じゅん子「流氷たずね人」Music Video
流氷たずね人美貴じゅん子

北国の厳しい情景と募る思い、そのドラマに心揺さぶられます。

美貴じゅん子さんによる、デビュー30周年を記念する楽曲で、2025年6月に発売されました。

本作は、オホーツクの海や流氷を舞台に、大切な人への思いを抱きながら旅をする主人公の切ない心情が、情感豊かに描かれています。

『放浪かもめ』、『海峡流れ星』に続く「海の三部作」の完結編で、その集大成とも言える深みが感じられるんです。

ドラマチックな演歌がお好きな方、心に染み入る歌を求めている方なら、きっと胸に響くはずですよ。

おんなの北紀行三条摩耶

北国の情景と切ない旅情を描いた作品です。

福島県大玉村出身の三条摩耶さんによる楽曲で、2025年3月のリリースされました。

作詞を新條カオルさん、作曲を徳久広司さん、編曲は伊戸のりおさんという実力派クリエイターが集結して制作された本作。

歌詞には北へと向かう列車の車窓から眺める風景や、秋の雨に濡れる心情など、情感豊かな世界観が広がっています。

大切な人がいなくなってしまった経験のある方にとっては、とくに来るものがあると思います。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(31〜40)

みちのくの花水田竜子

水田竜子「みちのくの花」Music Video
みちのくの花水田竜子

東北の美しい風景と情景を織り交ぜた、情感あふれる1曲。

水田竜子さんの力強くも繊細な歌声が、愛する人を思い続ける女性の切ない心模様を表現しています。

2025年2月に発売された通算39枚目のシングルで、作詞は水木れいじさん、作曲は浜圭介さん、編曲は若草恵さんという豪華な布陣によって紡ぎ出されました。

そこに水田さんの艶やかな歌唱が重なり、情感豊かな楽曲に仕上がっています。

旅情あふれる本作は、遠く離れた大切な人を思う恋心に共感できる方、東北地方の風土や文化に興味がある方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

蔵王山の峰や仲ノ瀬橋など、実在する地名も織り込まれており、その土地を知る人にはより深い味わいがあるはずです。

みちのく忘れ雪山本譲二

山本譲二「みちのく忘れ雪」Music Video
みちのく忘れ雪山本譲二

「みちのく」という言葉に思わずはっとさせられますが、山本譲二さんの大ヒット曲『みちのくひとり旅』を想起させずにはいられない、こちらの『みちのく忘れ雪』は2023年にリリースされたシングル曲で、山本さんの楽曲としては2017年の『ふたりでよかった』以来となる弦哲也さんが作曲を手掛けたということでもファンの間では話題を集めました。

「山本譲二メタル化計画」としてこの楽曲のギターコンテストが開催されたこともあって、日ごろ演歌を聴かないというリスナーの知名度も高いのですよね。

何も言わずに愛する女性から去っていく男の身勝手さ、哀愁を力強い歌唱で表現した山本さんのようにぜひカラオケでも歌ってみたいところですが、こぶしやビブラートといったテクニックはもちろん低音が苦手な人にとってはややハードルが高いかもしれません。

キーを調節した上で、山本さんらしい力強い低音が出せるように意識して練習してみてください。

津軽三味線物語彩青

彩青(りゅうせい) / 津軽三味線物語
津軽三味線物語彩青

津軽の地に根付く三味線を題材にした温かみのある楽曲です。

吉幾三さんが詞曲を手掛け、2025年2月に発表されました。

故郷を離れる道を選んだ主人公が抱える、親への思いや三味線への誇りを優しくつづった演歌です。

ロックのような現代的なアレンジと、エレキギターの効果的な使用が光ります。

父母への感謝と懐郷の念を歌う彩青さんの情感豊かな歌声と、思い出すように響く三味線の音色が、心に染み入ってきます。

吹雪く夜に星を見上げながら故郷を思う場面など、情景描写が見事。

家族や故郷から離れて暮らす人の心に寄り添う曲です。

寒い国から来た手紙戸子台ふみや

ある日届いた手紙をテーマに描かれた、大切な人を思う1曲です。

戸子台ふみやさんの渋みのある歌声が、主人公が抱える切なさと孤独を優しく包み込んでいます。

未練を抱えながらも遠く離れた大切な人の幸せを願う健気さに胸を打たれますね。

深い感情の揺れ動きを見事に表現した円香乃さんの歌詞と、岡千秋さんの情感豊かなメロディが見事に調和しています。

2025年3月にリリースされた本作は、デビュー5周年を記念する意欲作です。

別れた恋人を思う人の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。

浪花魂坂本冬美

デビュー曲『あばれ太鼓』を彷彿とさせる力強いサウンドと艶やかな歌声が見事に調和しています。

2025年3月に発表された本作は、関西出身の坂本さんが初めて大阪をテーマに歌い上げた楽曲。

豪華な作家陣が手掛けており、やしろようさんが20年ぶり、岡千秋さんが9年ぶりにタッグを組んでいます。

壁にぶつかった時こそ前を向いて進む大切さを、情感たっぷりに描き出しています。

まさに、人生のつらい時期を乗り越えようとしている方の心に寄り添う1曲だと感じます。