【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ
日本の心、演歌の名曲を聴いていると北国の冬景色や厳しい寒さを描いた曲が多いことに気付きます。
冬を題材とした演歌は本当に多いですし、男女の別れをつづった曲でも北国の場面とともに歌われることもよくありますよね。
こちらの記事では厳しい寒さをイメージさせる冬景色をテーマとした演歌に注目、演歌の歴史に残る往年の名曲はもちろん令和の今でもリリースされ続けている冬の演歌をリサーチしてまとめています。
演歌初心者の方にもおすすめの内容となっていますから、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(61〜70)
宇治川哀歌香西かおり

情感豊かな歌声で知られる香西かおりさんの名曲。
秋の風景を背景に、切ない別れの情景を繊細に描き出しています。
宇治川のほとりで最後の別れを告げる場面から始まり、季節の移ろいとともに恋の終わりを表現。
冬の到来と共に過ぎ去った思い出を振り返る様子が印象的です。
1996年7月にリリースされた本作は、香西さんの代表曲の一つとして長く愛され続けています。
静かな秋の夜長に聴きたい、心に染み入る珠玉の演歌です。
失恋や別れの哀しみを感じている方に、ぜひ聴いていただきたい一曲ですね。
隅田秋暮色香西かおり

秋の夕暮れを美しく描き出した名曲が、香西かおりさんの歌声で蘇ります。
隅田川沿いの紅葉や夕陽の輝きが、目に浮かぶような情景描写が魅力的です。
1989年9月に発売されたアルバム『四季のかおり』に収録された本作は、しっとりとした演歌の魅力を存分に引き出しています。
哀愁漂うメロディーと情感豊かな歌声が、リスナーの心に深く染み入ります。
秋の風情を感じながら、大切な人との思い出に浸りたいときにピッタリの一曲。
ゆったりとした時間を過ごしたい方にオススメです。
細雪五木ひろし

正統派演歌の冬の曲といえばこちら。
五木ひろしさんの『細雪』です。
こちらの曲は1983年にリリースされ、五木さんのシングルとしては4位にランクインするヒット曲となりました。
はかなく消える雪と歌の主人公の女性のイメージが重なり合うような切ない曲は、寒い冬にピッタリです。
五木さんの熟練の歌唱もさすがです。
谷崎潤一郎さんの『細雪』とは無関係なのですが、その作品タイトルを思いおこさせ、印象深くなるという効果はあるかもしれませんね。
雪中花伍代夏子

故郷の厳しい冬の風景やそこで頑張る母親の姿に思いをはせる、伍代夏子さんの代表的な曲の一つです。
演歌のおだやかで力強いサウンドが、厳しい寒さを乗り越えようとする力強い姿をしっかりとイメージさせますね。
雪の中でも強く咲く花と故郷で生きる母の姿を対比して描かれており、母の強さと優しさが強調されたような内容です。
全体をとおして母親の姿が描かれている点で、強い母への憧れの感情が伝わってきますね。
海雪ジェロ

ジェロさんのデビューシングル『海雪』は、2008年2月20日にリリースされ、秋元康さんによる切ない歌詞が心に響く名曲です。
出雲崎の冬の海を背景に、遥かなる恋の結末に思いをはせる女性の深い感情が描かれています。
彼女の姿が冷たい雪と海とともに、寂しさや切望の情感をかきたてます。
とくに、海に消える雪の情景は届かない思いと重ね合わせて描かれ、リスナーの心に深く残るでしょう。
ジェロさんの柔らかくも力強い歌声と、豊かな感情表現がこの曲の魅力をいっそう増しています。
寒流パク・ジュニョン

パク・ジュニョンさんが紡ぎだしたウインターソング。
2024年2月にリリースされた本作は、遠く離れた恋人への切ない思いをつづった感動作です。
しっとりと落ち着いた曲調と、パク・ジュニョンさんの伸びやかな歌声がぴったりとハマって聴き心地のいい1曲に仕上がっています。
寒流の海を舞台に、主人公の切ない心情を美しい言葉で表現しているのが大きな魅力。
大切な人との別れを経験された方はもちろん、恋したことのある方なら誰もが、この曲の世界に入り込んでしまうことでしょう。
人恋しい季節に聴きたくなる、心に染みる冬のラブソングです。
おわら風の盆三代沙也可

繊細で情感豊かな歌声が魅力の三代沙也可さんの『おわら風の盆』は2023年11月29日にリリースされた楽曲。
本作は、9月におこなわれる富山県八尾地区の伝統行事、おわら風の盆をテーマにしており、作詞鈴木紀代さん、作曲伊藤雪彦さんによって秋の哀愁を帯びた恋物語が描かれています。
この楽曲は、切ない恋の物語を叙情的に語り、人々の心情やおわら風の盆を思わせる風景を繊細に表現しています。
失恋や季節の変わり目に感じる郷愁と共感を呼び起こします。
まさに、日本の四季を感じながら、心静かに聴きたい楽曲ですね。