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【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ

日本の心、演歌の名曲を聴いていると北国の冬景色や厳しい寒さを描いた曲が多いことに気付きます。

冬を題材とした演歌は本当に多いですし、男女の別れをつづった曲でも北国の場面とともに歌われることもよくありますよね。

こちらの記事では厳しい寒さをイメージさせる冬景色をテーマとした演歌に注目、演歌の歴史に残る往年の名曲はもちろん令和の今でもリリースされ続けている冬の演歌をリサーチしてまとめています。

演歌初心者の方にもおすすめの内容となっていますから、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(1〜10)

津軽海峡・冬景色石川さゆり

雪降る青森駅から青函連絡船で北海道へ向かう人々の情景を描いた、演歌の名曲といえばこの方の作品ですね。

石川さゆりさんが1977年にリリースした楽曲で、同年のアルバム『365日恋もよう』からのシングルカットとなりました。

三木たかしさんの手による作曲と編曲が、北国の厳しい寒さと切ない心情を見事に表現しています。

本作は、NHK紅白歌合戦でも幾度となく歌われ、石川さんの代表曲として多くの人々に愛され続けています。

冬の寒さに震える心を温めたいとき、ぜひ聴いてみてください。

北の宿から都はるみ

都はるみ / 北の宿から(歌詩付きフル) Harumi Miyako / Kita no yado kara
北の宿から都はるみ

都はるみさんの透明感のある歌声が、北国の厳しい冬の寒さを感じさせる名曲です。

1975年にリリースされた67枚目のシングルで、140万枚以上の売り上げを記録した大ヒット曲となりました。

1976年には日本レコード大賞を受賞するなど、数々の音楽賞を獲得しています。

セーターを編む女性の孤独と未練を描いた歌詞が印象的で、聴く人の心に深く響きます。

北国の風景や四季の移ろいを歌った歌詞は、都さんならではの「風土詩人」としての魅力が存分に発揮されています。

冬の寒さや静けさを感じたい時に聴きたい一曲ですね。

愛の終着駅八代亜紀

涙の滴る冬の夜景が目に浮かぶような、心に染み入る楽曲です。

八代亜紀さんの深い感情表現が光る本作は、1975年に発表された演歌の名曲。

失恋や別れをテーマに、聴く人の心の琴線に触れる内容となっています。

八代さんの繊細な感性と、歌に込められた深い情感が、聴く者の心に直接訴えかける力を持っていますね。

1978年にはTBS「花王 愛の劇場」でドラマ化されるなど、社会現象にもなりました。

寒い季節に一人で過ごす夜、心に秘めた想いを振り返りたい時におすすめの一曲です。

八代さんの魂の歌声に包まれて、しみじみと冬の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ(11〜20)

北の恋情歌川野夏美

川野夏美「北の恋情歌」MUSIC VIDEO
北の恋情歌川野夏美

川野夏美さんが歌う本作は、北国の厳しい冬を舞台に切ない恋心を描いた情感たっぷりの1曲。

別れた恋人を忘れられない女性の心情が、凍てつく港町の情景と共に綴られていて胸に迫りますね。

川野さんの伸びやかな歌声が、寂しさや未練といった複雑な感情を見事に表現しています。

2024年8月にリリースされたこの楽曲は、演歌の伝統を受け継ぎつつも、現代的な感覚を取り入れたアレンジが特徴的。

恋の切なさを感じたいときや、ゆったりと音楽に浸りたいときにぴったりの1枚です。

うりずんの頃坂本冬美

沖縄の初夏を意味する言葉が心に響く、坂本冬美さんの名曲です。

恋や夢に破れ、都会の暮らしに疲れた主人公が、故郷の温かい南風や美しい海を思い出す切ない心情が歌われています。

本作は、三線の音色に乗せて届けられる坂本冬美さんの艶やかな歌声が、聴く人の心に優しく染み渡るようです。

もともとは2001年発売のアルバム『冬美ルネッサンス』収録曲で、ファン投票1位を受けて沖縄復帰30年を意識した2002年9月にシングルカットされました。

沖縄テレビで天気予報の主題歌にも起用され、広く親しまれたことがうかがえますね。

故郷を離れて頑張る人の心に寄り添ってくれる、そんな温かさを持った1曲です。

十勝秋冬大江裕

秋から冬へと移り変わる、北海道は十勝平野の雄大な景色が目に浮かぶような1曲です。

025年7月にリリースされたこの曲は、2024年11月の『北海ながれ歌』から続く北海道シリーズの第2弾。

厳しい自然の中で育まれた家族のきずなと、親への深い感謝の気持ちを丁寧に描いた、心温まる作品です。

大江裕さんの温かくも力強い歌声が物語性に深みを与えており、聴く人の胸を打つんですよね。

故郷を離れてがんばっている方が聴けば、家族への思いが募るはずです。

冬恋花花咲ゆき美

凍てつく冬の北国を舞台に、会えない恋人への切ない思いを情感豊かに歌い上げた、花咲ゆき美さんの4枚目のシングルです。

闇を走る列車や霧笛が響く港といった情景が目に浮かぶようで、悲恋のドラマ性をより一層際立たせています。

この楽曲は2009年12月に発売された作品で、オリコンチャートで19週にわたりランクインするロングヒットを記録しました。

のちに名盤『全曲集 冬恋花・冬の蛍』にも収録されています。

どんな過酷な状況でも咲こうとする花に自身を重ねる、主人公のひたむきな覚悟が花咲さんの力強い歌声を通して伝わってきますね。

やるせない恋心を抱え、物思いにふけりたい夜に聴くと、その世界に深く浸れるかもしれません。