【女性向け合唱曲】心に響くおすすめ作品&女声合唱アレンジを厳選
複数のパートに分かれて美しいハーモニーを紡ぎ出す合唱。
合唱曲は歌うのはもちろん、聴くだけでも感動するステキな名曲がたくさんあります。
この記事では、なかでも女声合唱の作品や女性の声域に合った作品、アレンジを中心に、女性にオススメの楽曲を集めました。
合唱用に編曲されたJ-POPのヒットソングもピックアップしているので、これから合唱に挑戦される方やグループは、本格的な合唱曲の前に、親しみやすい曲から取り組んでみるのもよいでしょう。
ステキなハーモニーを楽しみながら、心満たされる時間を過ごしましょう!
【女性向け合唱曲】心に響くおすすめ作品&女声合唱アレンジを厳選(1〜5)
愛の讃歌越路吹雪

元宝塚歌劇団のトップスターという肩書を持ち、シャンソン歌手や舞台女優としても活躍した女性シンガー・越路吹雪さんの楽曲。
フランスのシャンソン歌手であるエディット・ピアフさんが1950年にリリースした楽曲を日本語詞でカバーしたもので、収録されたCDが200万枚以上のセールスを記録するなど、越路吹雪さんの代表曲としても知られています。
女性の切なる願いが込められた歌詞は、合唱曲における歌声の重なりも手伝って哀愁と神々しさを感じられるのではないでしょうか。
国内外問わず数々のアーティストによるカバーでも知られる、不朽の名曲です。
春に作詞:谷川俊太郎/作曲:木下牧子

繊細なピアノの伴奏と透明感のある女声のハーモニーが印象的な、谷川俊太郎さんと木下牧子さんのコラボレーション作品。
春の息吹とともに感じる希望や新たな一歩を踏み出す勇気が、美しい旋律で表現された1曲です。
1987年に東京混声合唱団により初演されて以降、現在に至るまで合唱界で高い評価を集めています。
穏やかでありながらも力強い旋律と、繊細な和声感覚が魅力的な本作は、学校行事や合唱コンクールなどでもひんぱんに歌われている名曲です。
心に響くハーモニーは、人生の大切な思い出として心に刻まれるでしょう。
僕のことMrs. GREEN APPLE

自己と他者の関係性を見つめ直す、壮大なロックバラード。
誰もが持つ不安や孤独を優しく包み込むような温かみのある楽曲です。
2019年1月にリリースされ、約2年後にストリーミング再生回数1億回を突破した本作は、第97回全国高校サッカー選手権大会の応援歌に起用。
2022年11月からは大塚製薬のカロリーメイト受験生応援シリーズCMの楽曲として、オーケストラアレンジで再び人々の心を揺さぶりました。
女声合唱で歌う際には、ピアノ伴奏はもちろん、オーケストラや弦楽アンサンブルとも相性がよいのではないでしょうか。
糸中島みゆき

人と人との出会いや縁を美しく描き出した、中島みゆきさんの珠玉の名曲。
人生における偶然や運命的な出会いを「糸」にたとえた歌詞が、人々の心を深く揺さぶります。
1992年10月にアルバム『EAST ASIA』の収録曲としてリリースされ、1998年にはTBS系ドラマの主題歌に抜てき。
2004年にBank Bandがカバーを手がけたことで、幅広い層に知られるようになりました。
2020年には映画化され、菅田将暉さんと小松菜奈さんが主演を務めました。
女声合唱でも素晴らしいハーモニーを紡ぎ出せる作品です。
花になれ作詞:指田郁也・jam/作曲:指田郁也・森俊之

透明感のある優しいメロディに、温かなピアノの音色が印象的なバラード曲です。
2012年6月にリリースされた作品で、NHK-BSプレミアムの時代劇ドラマ『陽だまりの樹』の主題歌に起用されました。
フィギュアスケートの羽生結弦さんがエキシビションで使用したことでも話題となりましたね。
女声合唱でも魅力を存分に発揮できる楽曲で、繊細なハーモニーと優美な旋律が、やわらかな女声の魅力を引き立ててくれます。
これから合唱に挑戦してみたいグループにピッタリの1曲といえるでしょう。