RAG Music
素敵な音楽

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲

ミックスボイスというワード。

歌に興味のある方ならどなたでも一度くらいは耳にされたこと目にされたことがあるでしょう。

僕のボイストレーニングの受講生さんの中にも「ミックスボイスをできるようになりたい!!」と要望を持っている方がたくさんおられます。

でも、意外にそれが実際どんなものなのかを理解している人は少ないように感じます。

ではミックスボイスって一体なんなのか?

簡単に言ってしまうと「地声と裏声の間の声」なんですよね。

だから別名、ミドルボイスと呼ばれたりもします。

実際の曲中での使われ方としては、主に地声では出すのが難しいハイトーンの領域をカバーするために使いますが、地声と裏声のミックス度合いのバランスを変化させることで、さまざまな歌唱表現が可能になります。

今回の特集記事では、そんなミックスボイス(ミドルボイス)を上手く使って歌を表現されている女性シンガーを集めてみました。

きっと皆さんがご自身でミックスボイス習得を目標に歌われるときに参考にできる部分が多いかと思います。

ぜひお役立てください。

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(61〜70)

This Loveアンジュラ・アキ

アンジェラ・アキ「This Love」OFFICIAL MUSIC VIDEO
This Loveアンジュラ・アキ

アンジェラ・アキさんの通算4作目のシングルで、2006年5月リリース。

アニメ『BLOOD+』エンディングテーマに起用され、また同時期に、全国東宝洋画系ロードショー公開韓国映画『デイジー』日本版イメージソングとしてもCM等でオンエアされていました。

楽曲自体は、ストリングスアレンジが非常に効果的に使われた壮大なバラードで、そんなバックトラックの上で、歌声のコントラストを見事に表現したアンジェラ・アキさんの歌唱がとても魅力的に響いています。

この「歌のコントラスト」を表現にするために必要不可欠となるのが、地声〜ミックスボイス〜ファルセットを適切に、そしてスムーズに切り替えた発声になると思います。

難易度の高い楽曲ですが、ぜひ練習して取得してみてください。

微熱魔ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』MV (ZUTOMAYO – Warmthaholic)
微熱魔ずっと真夜中でいいのに。

音域はA#3~E5で全体的に高めの曲ですが、基本的に優しく裏声っぽい声で歌うと音程も取りやすく100点を狙えるかなと思います!

裏声ばっかりだとフラフラになって疲れちゃうかもしれないので、声がブレないように腹式呼吸と体幹をしっかり意識してくださいね。

サビ前のラップっぽいところはもしかしたら音程バー自体入っていないかもしれませんが、かっこいい部分なのでぜひリズムに乗りながら楽しく歌ってください!

少し早い曲なので息継ぎするのを忘れないで裏声頑張ってみてください!

This game鈴木このみ

アニソン歌手の鈴木このみさんをご存じですか?

とてもかっこいいのでアニソン好きな方にはぜひ聴いてほしいです!

今回の『This game』は超絶高音が続く上に、なんとラスサビで転調してさらに高くなります。

曲全体の音域はB3~F5と全体的に高めで、全部地声でいこうとすると喉がやられます(笑)。

鈴木さんはうまく裏声も交ぜていますね。

『This game』のようなここまでの高音を出すときは、張り上げるというより響かせるという意識で歌うと気持ち楽になりますよ!

だからといっていきなりは誰でもできないので、まず胸に手を当てて胸が響いているのを確認してみてください。

また、ブレスを忘れてしまうと高い声も出ないので口からたくさん吸ってタイミングを合わせて歌いましょう!

サクラ色アンジュラ・アキ

アンジェラ・アキ「サクラ色」Music Video
サクラ色アンジュラ・アキ

アンジェラ・アキさんの5枚目のシングルで2007年3月リリース。

この曲で使われているミックスボイスについて、一聴するとファルセット(裏声)をあまり区別がつかないかもしれませんが、息漏れを多く使って優しい声になるファルセットよりも、少しパワフルな高域で歌われていると思われる部分が多いことから、ミックスボイスをうまく活用して歌っていると言っていいでしょう。

裏声寄りのミックスボイス使用の非常にいいお手本になると思いますので、そんな方面のシンガーを目指している方は、彼女の歌い方をぜひ研究してみてください。

コツとしては、横隔膜を十分に広げて声の深みを作った上で、ファルセットよりも息漏れを少なくして、声に勢い(速度)をつけて発声するように注意するとうまくできると思います。

こたえあわせ大森元貴

Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森元貴さんのソロ曲ですが、こちらの楽曲もやはり高い音が連発しています。

音域はG#3~B4なので女性は歌いやすいかもしれませんね。

大森さんのすごいところは地声と裏声の切り替えが他のアーティストよりかなり多いところですが、こちらは眉毛を常に上げて歌うと切り替えがスムーズになりますよ。

私の生徒さんも「大森さんの眉毛がずっと上がっている!」とよく言っているのでぜひ参考にしてみてください。

また、フレーズフレーズが長めの曲なのでブレス位置を決めてから歌うのをオススメします!

息が足りていないと裏声の部分で声が消えてしまうので腹式呼吸をしっかり意識しましょう。

難しいですがかわいい曲なので慣れてきたらるんるん気分で歌ってみてください!

愛を伝えたいだとかあいみょん

あいみょん – 愛を伝えたいだとか 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
愛を伝えたいだとかあいみょん

シンプルな曲ですが、あいみょんさんの歌唱力があってこその曲で私も大好きな1曲です!

あいみょんさんの魅力は歌詞の世界観、そして低音から高音のバランスがとてもキレイだなといつも思います!

とくにこの曲は音域が広く、最低音はAメロやサビ前のF#3、最高音はサビのE5と、音程差が激しいので歌うときはピッチが下がらないように気を付けたいですね。

また、リズムやブレス位置もとても難しい曲ですが歌えたらすごく気持ちいいですよ!

ノリノリで歌うことをオススメします!

traveling宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの9作目のシングルで2001年11月リリース。

宇多田さんの声質自体はハイトーンというよりは、どちらかと言えば低めの野太い声だと思いますが、その存在感のある声を生かした上で広い音域を駆使した歌唱はさすがですね。

また、現代のR&Bを歌う上でとても重要なミックスボイスの使い手としても一流だと思います。

宇多田さんのブレイクによって「ミックスボイス」というワードが一般にも浸透してきたのではないでしょうか。

思い起こせば、彼女がブレイクした頃から、僕のボイトレの生徒にも「ミックスボイスを習得したい」という方が急増した印象です。

現代の日本のR&Bの歌唱のベーシックを確立した元祖的な存在かもしれないですね。

もちろん、ミックスボイスは彼女が開発したものではないですけどね。