RAG Music
素敵な音楽

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲

ミックスボイスというワード。

歌に興味のある方ならどなたでも一度くらいは耳にされたこと目にされたことがあるでしょう。

僕のボイストレーニングの受講生さんの中にも「ミックスボイスをできるようになりたい!!」と要望を持っている方がたくさんおられます。

でも、意外にそれが実際どんなものなのかを理解している人は少ないように感じます。

ではミックスボイスって一体なんなのか?

簡単に言ってしまうと「地声と裏声の間の声」なんですよね。

だから別名、ミドルボイスと呼ばれたりもします。

実際の曲中での使われ方としては、主に地声では出すのが難しいハイトーンの領域をカバーするために使いますが、地声と裏声のミックス度合いのバランスを変化させることで、さまざまな歌唱表現が可能になります。

今回の特集記事では、そんなミックスボイス(ミドルボイス)を上手く使って歌を表現されている女性シンガーを集めてみました。

きっと皆さんがご自身でミックスボイス習得を目標に歌われるときに参考にできる部分が多いかと思います。

ぜひお役立てください。

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(41〜50)

残酷な天使のテーゼ高橋洋子

「残酷な天使のテーゼ」MUSIC VIDEO(HDver.)/Zankoku na Tenshi no Te-ze“The Cruel Angel’s Thesis”
残酷な天使のテーゼ高橋洋子

高橋洋子さんの11枚目のシングルで1995年10月リリース。

テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲という方が通りがいいかもしれないですね。

高橋さん自身がとてもストレートなタイプのシンガーということもあって、この曲でもあまりわかりやすいミックスボイスは聞けないです。

どちからと言えば、ストレートに歌ってしまうと、キーンという感じの甲高い声になってしまうのを防いで、声のアタリをソフトにするために最高音付近でミックスボイスを使っているような印象ですね。

これもまたミックスボイスの使用例として十分に参考にしていただけると思います。

ONE AND LASTAimer

Aimer「ONE AND LAST」MUSIC VIDEO(主演:西野七瀬) ※映画『あなたの番です 劇場版』主題歌
ONE AND LASTAimer

Aimerさんの配信限定シングルで2021年12月10日リリース。

西野七瀬さん主演の映画『あなたの番です』の主題歌になっていますね。

アップテンポのハードな曲調のなかなかクールなナンバーですね。

そんな激しい曲調の中でAimerさんの力強くも少しソフトな歌唱がとても印象的です。

このソフトなボーカルの演出にとても効果的に使われているのが、特にサビパートでの巧みなミックスボイスです。

特にサビパートで聴けるミックボイスを上手く使った刺激的にならない高音の使い方を研究してみることは、ミックスボイスの習得に非常に役に立ってくれると思います。

こたえあわせ大森元貴

Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森元貴さんのソロ曲ですが、こちらの楽曲もやはり高い音が連発しています。

音域はG#3~B4なので女性は歌いやすいかもしれませんね。

大森さんのすごいところは地声と裏声の切り替えが他のアーティストよりかなり多いところですが、こちらは眉毛を常に上げて歌うと切り替えがスムーズになりますよ。

私の生徒さんも「大森さんの眉毛がずっと上がっている!」とよく言っているのでぜひ参考にしてみてください。

また、フレーズフレーズが長めの曲なのでブレス位置を決めてから歌うのをオススメします!

息が足りていないと裏声の部分で声が消えてしまうので腹式呼吸をしっかり意識しましょう。

難しいですがかわいい曲なので慣れてきたらるんるん気分で歌ってみてください!

みんな空の下絢香

絢香さんの10枚目のシングルで2009年7月リリース。

女性シンガーの中では比較的太い声を持っている絢香さん。

彼女の使うミックスボイスはとてもわかりやすいものだと思います。

とくにサビ前、Bメロでのフレーズ表現などは、とてもうまくミックスボイスを使って表現している好例と言っていいでしょう。

使い方としては裏声寄りのミックスボイスを使って広域の表現を補っているような感じですが、Bメロでこれが効果的に使われていることで、地声の高音から入ってくるサビのハイトーンとのコントラストが出て、楽曲イメージを強調することに成功していますね。

もしご自身で歌われるときは発声のつながりがスムーズにできるように練習してみてくださいね。

君に夢中宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの配信限定シングルで2021年11月26日リリース。

TBS系ドラマ『最愛』の主題歌に起用されています。

筆者には、この楽曲を歌う宇多田ヒカルさんがデビューした頃から、盛んに「ミックスボイス」というワードを各種のメディアで目や耳にするようになったような印象があるのですが、この楽曲でも宇多田さんは、そんな「元祖ミックスボイス」と言うのにふさわしい歌唱を聞かせてくれています。

少しセリフ的(?)に歌われているパートとの歌声の違いに着目して聴くと、ミックスボイスの効果的な使い方がご理解いただけるのではないでしょうか。