RAG Music
素敵な音楽

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲

ミックスボイスというワード。

歌に興味のある方ならどなたでも一度くらいは耳にされたこと目にされたことがあるでしょう。

僕のボイストレーニングの受講生さんの中にも「ミックスボイスをできるようになりたい!!」と要望を持っている方がたくさんおられます。

でも、意外にそれが実際どんなものなのかを理解している人は少ないように感じます。

ではミックスボイスって一体なんなのか?

簡単に言ってしまうと「地声と裏声の間の声」なんですよね。

だから別名、ミドルボイスと呼ばれたりもします。

実際の曲中での使われ方としては、主に地声では出すのが難しいハイトーンの領域をカバーするために使いますが、地声と裏声のミックス度合いのバランスを変化させることで、さまざまな歌唱表現が可能になります。

今回の特集記事では、そんなミックスボイス(ミドルボイス)を上手く使って歌を表現されている女性シンガーを集めてみました。

きっと皆さんがご自身でミックスボイス習得を目標に歌われるときに参考にできる部分が多いかと思います。

ぜひお役立てください。

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(51〜60)

Ordinary daysmilet

milet「Ordinary days」Music Video(日本テレビ系水曜ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」主題歌)
Ordinary daysmilet

ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の主題歌に起用されたmiletさんの曲で、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。

この楽曲で聴けるmiletさんの歌声ですが、とても効果的に高次倍音成分を響かせられるような発声で歌われていて、高音で歌うのが苦手な女性の方なら「こんなの私に歌えるの!?」と思ってしまう方も少なくないかもしれませんが、ぜひ恐れずにチャレンジしてみてください。

ご本人もそうされていますが、サビ等の高音が必要な箇所は裏声やミックスボイスを織り交ぜて歌うように表現すれば、きっと大丈夫です!

むしろこの楽曲を歌う上で重要なのは、「高音が出るかどうか?」よりも、そうした発声の使い分けなどによる歌唱表現による部分が大きいのではないかなと思います。

裏声やミックスボイスを使うときは、くれぐれも喉を締め上げないようにご注意くださいね。

Catch the MomentLiSA

LiSA 『Catch the Moment』-Music Clip RADIO EDIT ver.-
Catch the MomentLiSA

LiSAさんの11枚目のシングルで2017年5月リリース。

このLiSAさんの場合、元々のクリアな歌声を生かすためということもあるのでしょう、ミックスボイスの使い方としては声帯を締めて息漏れを極力抑えた「地声の続き」のように聞こえる発声をしているように思います。

ファルセットへの繋ぎ方も非常に上手いので、ミックスボイスを使った「芯の強い高音」からファルセットの優しいソフトな高音を自在に表現することに成功しているように感じます。

ストレートなロック調の曲を歌いたい方には非常に参考になるシンガーでしょう。

裸の心あいみょん

あいみょん – 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
裸の心あいみょん

あいみょんさんのメジャー通算10作目のシングルで2020年6月17日リリース。

TBS系火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主題歌にも採用されています。

ややハスキーな歌声のあいみょんさん。

リスナーの皆さんにはあまり「ミックスボイス」というイメージはないかもしれませんが、この静かなバラードの中でも巧みにミックスボイスを使った歌唱を披露されています。

サビの中間部あたりの中高域の歌唱をよく聴くと、それがご理解いただけるのではないでしょうか。

やや地声寄りのミックスボイスですが、ソフトに高域を表現するためのミックスボイスを習得するには最適な一曲ではないかと思います。

とくにあいみょんさんと同じように、ややハスキーな声をお持ちの方には参考になるところが多々ある楽曲だと思われますので、ぜひ一度歌ってみてください。

練習するときは、メロディをトレースするだけではなく、歌唱表現まで再現できるように頑張ってみてくださいね!

誓い小柳ゆき

小柳ゆきさんの20枚目のシングルで2006年10月リリース。

小柳ゆきさんもとてもパワフルな中高域が印象的なシンガーですが、これは息漏れの量を少なくした圧力の高いミックスボイスを駆使することで実現しているものと推察できます。

全域に渡ってとてもエッジの効いた倍音成分の多い声質を持っていることも印象的ですね。

これがあるから、ハイトーンの優しいファルセットも活きてくるのでしょうね。

おそらく比較的低い声だと思われる地声とのつながりも非常にスムーズで秀逸です。

甲賀忍法帖陰陽座

陰陽座の10作目のシングルで、2005年4月27日リリース。

陰陽座と言えば、HM/HR系のバンドで、シンガーの黒猫さんにも、あまりミックスボイスというイメージをお持ちの方はおられないかもしれませんが、この楽曲でも、ボーカルパートをよく聴いてみると、鼻腔共鳴を巧みに使った力強いミックスボイスによるハイトーンを披露されています。

ソフトなファルセットによるハイトーンの歌唱と使い分けることで、歌唱表現が非常に多彩に、そして巧みになっていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

ミックスボイスの使い方としては、おそらく地声成分を多く含ませた力強い印象のもの多用されているようですが、こういうメタル系の楽曲でもミックスボイスは存分に生かせるということがよくわかる一曲です。

硬口蓋〜鼻腔共鳴を強調した高次倍音成分を多く含ませた発声をすると、原曲の黒猫さんに近づけると思います。

力強いミックスボイスの習得にオススメの一曲です!