【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲
ミックスボイスというワード。
歌に興味のある方ならどなたでも一度くらいは耳にされたこと目にされたことがあるでしょう。
僕のボイストレーニングの受講生さんの中にも「ミックスボイスをできるようになりたい!!」と要望を持っている方がたくさんおられます。
でも、意外にそれが実際どんなものなのかを理解している人は少ないように感じます。
ではミックスボイスって一体なんなのか?
簡単に言ってしまうと「地声と裏声の間の声」なんですよね。
だから別名、ミドルボイスと呼ばれたりもします。
実際の曲中での使われ方としては、主に地声では出すのが難しいハイトーンの領域をカバーするために使いますが、地声と裏声のミックス度合いのバランスを変化させることで、さまざまな歌唱表現が可能になります。
今回の特集記事では、そんなミックスボイス(ミドルボイス)を上手く使って歌を表現されている女性シンガーを集めてみました。
きっと皆さんがご自身でミックスボイス習得を目標に歌われるときに参考にできる部分が多いかと思います。
ぜひお役立てください。
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【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(41〜50)
Jupiter平原綾香

平原綾香さんのファーストシングルで2003年12月リリース。
曲は、イギリスの作曲家ホルストの管弦楽組曲『惑星』(全7楽章)の第4楽章「木星」の中間部Andante maestosoの旋律(「木星」の第4主題)に、吉元由美が歌詞を付けたもの。
地声や話し声は比較的低めの平原ですが、ミックスボイスとファルセットをうまく活用することで、音域の広いクラシック楽曲のメロディを見事に歌いこなしています。
ミックスボイスの使い方としては、息漏れ成分の音を抑えた、いわゆる地声よりのパワー感のある声を使っている部分が多く、地声の低さをカバーする意味でも、また高音のファルセットを際立たせる意味でもとても有効に活用されていると思います。
地声、ミックスボイス、ファルセットを自在に使いこなして楽曲を表現している歌唱は圧巻と言っていいでしょう。
裸の心あいみょん

あいみょんさんのメジャー通算10作目のシングルで2020年6月17日リリース。
TBS系火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主題歌にも採用されています。
ややハスキーな歌声のあいみょんさん。
リスナーの皆さんにはあまり「ミックスボイス」というイメージはないかもしれませんが、この静かなバラードの中でも巧みにミックスボイスを使った歌唱を披露されています。
サビの中間部あたりの中高域の歌唱をよく聴くと、それがご理解いただけるのではないでしょうか。
やや地声寄りのミックスボイスですが、ソフトに高域を表現するためのミックスボイスを習得するには最適な一曲ではないかと思います。
とくにあいみょんさんと同じように、ややハスキーな声をお持ちの方には参考になるところが多々ある楽曲だと思われますので、ぜひ一度歌ってみてください。
練習するときは、メロディをトレースするだけではなく、歌唱表現まで再現できるように頑張ってみてくださいね!
もらい泣き一青窈

一青窈さんのデビューシングルで2002年10月リリース。
その歌唱力が高く評価されている一青窈さんですが、その歌唱力はこのデビュー曲から健在!
楽曲冒頭から、素晴らしい発声切り替えによるフレーズを歌いこなしています。
とくにこの冒頭部を歌うには、地声〜ミックスボイス〜ファルセット(裏声)のスムーズな発声切り替えができることが必須であり、そういう意味でも、この曲はミックスボイスを習得するための練習素材として最適な一曲と言っていいでしょう。
楽曲そのものの音域はそんなに広くないことも練習材料としてオススメです。
一青窈さんのようにに声の全域で鼻腔共鳴を使えるようになれば完璧ですよ!
月光鬼束ちひろ

鬼束ちひろさんの2枚目のシングルで2000年8月リリース。
彼女の歌の特徴は何と言ってもその「息づかい」の巧みさでしょう。
歌う音域や表現によって息漏れの量を巧みに使い分けることで、地声、ミックスボイス、ファルセットのスムーズなつながりを実現していて、聴いていてとても心地いい歌になっています。
おそらく地声の領域は少々ハスキーな声をしていると思われ、曲中で最も多用されている中高域は、ほぼすべてミックスボイスで歌っていると推察できますが、そこからファルセットでのきれいな高音や地声成分を多くした、ややハスキーボイスで迫力のあるハイトーンへの移行など、見事としか言いようのない歌唱ですね。
This game鈴木このみ

アニソン歌手の鈴木このみさんをご存じですか?
とてもかっこいいのでアニソン好きな方にはぜひ聴いてほしいです!
今回の『This game』は超絶高音が続く上に、なんとラスサビで転調してさらに高くなります。
曲全体の音域はB3~F5と全体的に高めで、全部地声でいこうとすると喉がやられます(笑)。
鈴木さんはうまく裏声も交ぜていますね。
『This game』のようなここまでの高音を出すときは、張り上げるというより響かせるという意識で歌うと気持ち楽になりますよ!
だからといっていきなりは誰でもできないので、まず胸に手を当てて胸が響いているのを確認してみてください。
また、ブレスを忘れてしまうと高い声も出ないので口からたくさん吸ってタイミングを合わせて歌いましょう!
クリームで会いにいけますかずっと真夜中でいいのに。

「地声で中低音じゃなくて裏声系の曲も歌いたいな~」という方にこの曲がいいのではないでしょうか?
全体の音域は、A#3~F#5でCメロに高音がありますが、裏声が得意な方は気持ちよく歌える部分だと思います!
全体的に張り上げるような曲ではないので、常に脱力して頭を響かせるイメージで優しく歌いましょう。
また、裏声が多いのでブレスを取る位置と間をしっかり決めたいですね。
呼吸を意識すると表現力もついてきて歌としてとても良くなってきます!
サビ部分の少し早口なところは、言葉をハキハキ言うより、リズムでしっかり取りましょう。
練習する時は「タカタカタンタ」などの言葉でまずリズムにはめてみてください!
歌詞にした時も同じ場所がアクセントになるように歌ってみてくださいね!
新しいYESSalyu

Salyuさんの13枚目のシングルで2010年3月リリース。
ミックスボイスとは、簡単に言ってしまうと地声と裏声を混ぜた発声法ということになりますが、その地声と裏声の混ぜ方の度合いを調整することで、とてもカラフルな歌唱表現をすることが可能になります。
この曲でSalyuさんの披露している歌唱も、まさにその調整による表現が素晴らしく、優しくフッと抜くような表現からパワフルなハイトーンまで見事にミックスボイスを使いこなして表現されています。
これもまた上級者向けのセレクトになりますが、習得に向けてチャレンジすれば得られるものは大きいと思います!


