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【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲

ミックスボイスというワード。

歌に興味のある方ならどなたでも一度くらいは耳にされたこと目にされたことがあるでしょう。

僕のボイストレーニングの受講生さんの中にも「ミックスボイスをできるようになりたい!!」と要望を持っている方がたくさんおられます。

でも、意外にそれが実際どんなものなのかを理解している人は少ないように感じます。

ではミックスボイスって一体なんなのか?

簡単に言ってしまうと「地声と裏声の間の声」なんですよね。

だから別名、ミドルボイスと呼ばれたりもします。

実際の曲中での使われ方としては、主に地声では出すのが難しいハイトーンの領域をカバーするために使いますが、地声と裏声のミックス度合いのバランスを変化させることで、さまざまな歌唱表現が可能になります。

今回の特集記事では、そんなミックスボイス(ミドルボイス)を上手く使って歌を表現されている女性シンガーを集めてみました。

きっと皆さんがご自身でミックスボイス習得を目標に歌われるときに参考にできる部分が多いかと思います。

ぜひお役立てください。

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(31〜40)

もらい泣き一青窈

一青窈さんのデビューシングルで2002年10月リリース。

その歌唱力が高く評価されている一青窈さんですが、その歌唱力はこのデビュー曲から健在!

楽曲冒頭から、素晴らしい発声切り替えによるフレーズを歌いこなしています。

とくにこの冒頭部を歌うには、地声〜ミックスボイス〜ファルセット(裏声)のスムーズな発声切り替えができることが必須であり、そういう意味でも、この曲はミックスボイスを習得するための練習素材として最適な一曲と言っていいでしょう。

楽曲そのものの音域はそんなに広くないことも練習材料としてオススメです。

一青窈さんのようにに声の全域で鼻腔共鳴を使えるようになれば完璧ですよ!

三日月絢香

絢香さんの通算4作目のシングルで、2006年9月リリース。

聴いているだけで、三日月が綺麗に浮かぶ月夜を思い起こさせてくれる、日本のバラードの名曲ですが、そのやさしい月夜をより濃く演出しているのが、絢香さんのとてもソフトで深いミックスボイスを効果的に使った歌唱な気がします。

Aメロの高い音のところで、フッと抜くように歌われているところやサビ部分での声の使い方などを注意深く研究して歌ってみましょう。

声を上顎の奥歯の裏に当てるような感じで、上顎胴の共鳴を上手く使いこなすことが、ご本人のように歌うためのポイントになってくると思います。

月光鬼束ちひろ

鬼束ちひろさんの2枚目のシングルで2000年8月リリース。

彼女の歌の特徴は何と言ってもその「息づかい」の巧みさでしょう。

歌う音域や表現によって息漏れの量を巧みに使い分けることで、地声、ミックスボイス、ファルセットのスムーズなつながりを実現していて、聴いていてとても心地いい歌になっています。

おそらく地声の領域は少々ハスキーな声をしていると思われ、曲中で最も多用されている中高域は、ほぼすべてミックスボイスで歌っていると推察できますが、そこからファルセットでのきれいな高音や地声成分を多くした、ややハスキーボイスで迫力のあるハイトーンへの移行など、見事としか言いようのない歌唱ですね。

裸の心あいみょん

あいみょん – 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
裸の心あいみょん

あいみょんさんのメジャー通算10作目のシングルで2020年6月17日リリース。

TBS系火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主題歌にも採用されています。

ややハスキーな歌声のあいみょんさん。

リスナーの皆さんにはあまり「ミックスボイス」というイメージはないかもしれませんが、この静かなバラードの中でも巧みにミックスボイスを使った歌唱を披露されています。

サビの中間部あたりの中高域の歌唱をよく聴くと、それがご理解いただけるのではないでしょうか。

やや地声寄りのミックスボイスですが、ソフトに高域を表現するためのミックスボイスを習得するには最適な一曲ではないかと思います。

とくにあいみょんさんと同じように、ややハスキーな声をお持ちの方には参考になるところが多々ある楽曲だと思われますので、ぜひ一度歌ってみてください。

練習するときは、メロディをトレースするだけではなく、歌唱表現まで再現できるように頑張ってみてくださいね!

逢いたくていまMISIA

MISIA – 逢いたくていま(Official HD Music Video)
逢いたくていまMISIA

MISIAさんの23枚目のシングルで2009年11月リリース。

TBS系日曜劇場「JIN-仁-」主題歌にもなっていましたね。

5オクターブの歌声を持つとも言われるMISIAさんですが、サビの高音部などでも全くブレないスムーズな発声の使いこなしは見事とした言いようがないでしょう。

おそらく地声と裏声の割合を調整しながら楽曲全編をミックスボイスで歌っているものと思われます。

そんなわけでミックスボイスの練習曲としては、かなり上級者向けのセレクトになりますが、ぜひチャレンジしてみてください。

Aメロ、Bメロでのソフトな発声からサビでのパワフルな中で一瞬フッと抜くような歌唱など、得られるものは絶大だと思います!

【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲(41〜50)

新しいYESSalyu

Salyu「新しいYES」MUSIC VIDEO
新しいYESSalyu

Salyuさんの13枚目のシングルで2010年3月リリース。

ミックスボイスとは、簡単に言ってしまうと地声と裏声を混ぜた発声法ということになりますが、その地声と裏声の混ぜ方の度合いを調整することで、とてもカラフルな歌唱表現をすることが可能になります。

この曲でSalyuさんの披露している歌唱も、まさにその調整による表現が素晴らしく、優しくフッと抜くような表現からパワフルなハイトーンまで見事にミックスボイスを使いこなして表現されています。

これもまた上級者向けのセレクトになりますが、習得に向けてチャレンジすれば得られるものは大きいと思います!

残酷な天使のテーゼ高橋洋子

「残酷な天使のテーゼ」MUSIC VIDEO(HDver.)/Zankoku na Tenshi no Te-ze“The Cruel Angel’s Thesis”
残酷な天使のテーゼ高橋洋子

高橋洋子さんの11枚目のシングルで1995年10月リリース。

テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲という方が通りがいいかもしれないですね。

高橋さん自身がとてもストレートなタイプのシンガーということもあって、この曲でもあまりわかりやすいミックスボイスは聞けないです。

どちからと言えば、ストレートに歌ってしまうと、キーンという感じの甲高い声になってしまうのを防いで、声のアタリをソフトにするために最高音付近でミックスボイスを使っているような印象ですね。

これもまたミックスボイスの使用例として十分に参考にしていただけると思います。