RAG Musicにほんのうた
素敵な童謡・民謡・唱歌
search

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。

こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。

日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。

この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。

踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(61〜65)

ソメイヨシノENDLICHERI☆ENDLICHERI

KinKi Kidsのメンバーとしても活躍する堂本剛さんのソロでの名義のひとつ、ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしてのはじめてのシングルです。

日本でよく見られる桜の品種であるソメイヨシノを曲名に冠し、桜が咲く季節に感じるさまざまな感情が描かれています。

不安定な心や揺れ動く感情を表現したような浮遊感のあるサウンドと、それを強調するような歌唱が独特な世界観を生み出しています。

一年間で限られた時間しか見られない桜、この風景をあと何回くらい見られるのかという、美しさの裏にある不安のようなものがイメージされる楽曲ですね。

コブクロ

コブクロ – 桜(30秒ver)
桜コブクロ

いわゆる桜ソングの定番でもあるコブクロの「桜」。

ドラマ「Ns’あおい」の主題歌として起用されたほか、JRの駅のチャイムに採用されたり、高校の国語の教科書に掲載されるなどコブクロの代表曲ともいえる一曲です。

つぼみのままで咲かなかった思いや、実らなかった夢も、すべて生きる力になるから大切に抱いていこう。

そっと優しく、そして力強く背中を押してくれる応援歌です。

サクラ・フワリ松たか子

Matsu Takako 松たか子 「サクラフワリ」 Live @ Love Love I Love You 98
サクラ・フワリ松たか子

『サクラ・フワリ』は松たか子さんが1998年に発表した5枚目のシングル。

この歌は、たかの友梨ビューティークリニックのCMソングとしても使われ、まさに輝くような美しさをイメージさせてくれる1曲に仕上がっています。

ちなみに、春のうららかな気持ちを詩的に表現した歌詞は、松たか子さん自身による作詞なんです。

一つひとつの言葉を大切に歌うような彼女のすんだ歌声は、心にすっとしみ込んでくるような感覚になりますよ。

さくら(独唱)森山直太朗

シンガーソングライター森山直太朗による桜ソングの定番中の定番です。

デビューアルバムではバンドアレンジで収録されていますが、倉田信雄のピアノによる独唱版が有名ですね。

どんなに仲のいい相手でも、生きていく中で離ればなれになるときがあります。

いつかお互いに成長してまた会おうという歌詞で卒業ソングの定番にもなっています。

スミレゆず

実の3兄弟が歌う ゆず 「スミレ」
スミレゆず

日本を代表するフォークデュオ・ゆずの「スミレ」。

スミレはそこに咲いていることにすら気づかないくらい、ひっそりと小さく咲く花。

誰にも振り向かれず、時には踏まれてもまた起き上がる強い花でもあります。

生きていれば悲しいことやつらいこともいっぱいありますが、心の根を枯らさなければ何度でも立ち上がれます。

そう、土の中にしっかりと根を張ったスミレの花のように。