フランスの人気バンド。おすすめのグループ
「アメリカやイギリス、北欧系のロックは知っているけどフランスのバンドってよく知らない……」と思われている洋楽ファンの方、結構いらっしゃるのでは?
どちらかといえば、フレンチ・エレクトロといったサウンドをイメージしている方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、フランスの人気バンドやオススメのグループを年代を問わず集めてみました。
ロックをメインとしておりますが、往年のプログレッシブロックやもちろんエレクトロ系、先鋭的なメタルまでバラエティ豊かなラインナップとなっております!
この機会に、ぜひフランスならではのバンド・サウンドの魅力を知ってくださいね。
フランスの人気バンド。おすすめのグループ(1〜10)
The World Will Be BetterHeavenly

フランスが誇るパワーメタルバンド、ヘヴンリー。
2000年にデビューし、その力強いサウンドと壮大な世界観で、ヨーロッパのメタルシーンに新風を巻き起こしました。
2001年9月にリリースされた『Sign of the Winner』は、彼らの代表作の一つで、欧州各地のチャートを賑わせました。
そんなヘヴンリーの魅力は、圧倒的な演奏力とキャッチーなメロディの融合にあります。
重厚なギターリフと軽快なキーボードの掛け合いはリスナーを壮大な冒険へと誘うでしょう。
パワーメタルファンはもちろん、壮大な音楽世界に浸りたい方にもオススメのバンドです。
Ride with the sunFairyland

フランス出身のシンフォニック・パワーメタルバンド、フェアリーランド。
壮大なファンタジーの世界観を描き出す音楽性が魅力です。
2009年にリリースされたアルバム『Score To A New Beginning』は、彼らの三枚目のスタジオアルバムで、ファンタジーの世界「Osyhria」の最終章を描いています。
バンドの創設者であるフィリップ・ジョルダーナさんが中心となって書かれた楽曲は、パワーメタルのエネルギッシュなリフとシンフォニックメタルの華麗なアレンジメントが融合した、独創性と技術的な完成度の高い作品として評価されています。
ブラインド・ガーディアンやラプソディ・オブ・ファイアのファンの方には、ぜひチェックしていただきたいバンドです。
Pathetic LiarGRIP INC

アメリカを代表するオルタナティブメタル/ヘヴィメタルバンド、グリップ・インクんスレイヤーの元ドラマー、デイブ・ロンバードさんが立ち上げたプロジェクトです。
1993年にロサンゼルスで結成され、2006年に解散するまで、攻撃的で複雑なリズムとダイナミックなギターワークが特徴的な音楽性で、メタルファンを魅了し続けました。
彼らの音楽は、メタルの伝統的な枠組みを超えた革新的なアプローチで知られています。
1997年2月25日にリリースされたアルバム『Nemesis』は、彼らの音楽性が遺憾なく発揮された作品です。
メタルの多様性と深さを広げることに貢献した彼らの音楽は、今もなお後続のバンドに影響を与え続けています。
フランスの人気バンド。おすすめのグループ(11〜20)
Autre TempsAlcest

フランス出身のポストブラックメタルバンド、アルセスト。
2000年にステファン・ポーさんによって設立され、ブラックメタルからシューゲイズやポストメタルへと進化を遂げました。
2005年のEP『Le Secret』で「ブラックゲイズ」というジャンルを開拓したと言われています。
2014年のアルバム『Shelter』では、メタルの影響を完全に排除し、純粋なシューゲイズアルバムを制作。
その後、2016年のアルバム『Kodama』で再びブラックゲイズサウンドへと回帰しました。
ポーさんの子供時代の幻想的な体験が、音楽の源泉となっているそうです。
重厚なサウンドと幻想的な世界観が魅力的で、新しい音楽体験を求める方におすすめのバンドです。
Coming OutFatals Picards

フランスのパンクロックシーンで活躍するコメディロックバンド、レ・ファタル・ピカール。
1996年の結成以来、ユーモアと皮肉を効かせた社会派メッセージを発信し続けています。
2007年には、ユーロビジョン・ソング・コンテストにフランス代表として出場し、22位にランクイン。
この出場をきっかけに、国内外での知名度が一気に上昇しました。
アルバム『Pamplemousse Mécanique』や『Le sens de la gravité』などが、フランスのチャートで好成績を記録。
ライブアルバムの制作にも力を入れており、ファンを魅了し続けています。
音楽を通じて社会問題を考えたい方にオススメのバンドです。
AcrobatesL.E.J

フランスの音楽シーンに新風を巻き起こした女性3人組、エル・イー・ジェイ。
2013年から活動を開始し、2015年にYouTubeで投稿したメドレー『Summer 2015』が大ヒット。
6400万回以上の再生を記録し、一躍世界的な注目を集めました。
ポップ、ラップ、クラシックを融合させた独自のスタイルが魅力で、2017年にはヴィクトワール音楽賞でステージ・レベレーション賞を受賞。
2018年には待望の初オリジナルアルバムをリリースし、さらなる進化を遂げています。
3人の息の合ったハーモニーと、チェロを活かした斬新なアレンジは非常に印象的です。
フレッシュな感性と確かな実力を兼ね備えた彼女たちの音楽は、新しいサウンドに興味のある方にオススメです。
Le Vent Nous PorteraNoir Désir

フランスのロックバンド、ノワール・デジールのは1980年と非常に古い時期から活動しており、2010年に惜しくも解散しました。
彼らの楽曲はフランス語の美しい発音をノスタルジックなギターと一緒に味わえる非常に癒やされる曲が多いため、疲れた時に聴くのがオススメです。
まあ、民族楽器を多用したユニークなソロを取り入れた曲も多いので、ぜひそこも注目して聴いてみてくださいね!
このバンドは哀愁のただよう曲が多いため、そういうタイプの曲が好きな方にもオススメのバンドですよ。