フランスの人気バンド。おすすめのグループ
「アメリカやイギリス、北欧系のロックは知っているけどフランスのバンドってよく知らない……」と思われている洋楽ファンの方、結構いらっしゃるのでは?
どちらかといえば、フレンチ・エレクトロといったサウンドをイメージしている方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、フランスの人気バンドやオススメのグループを年代を問わず集めてみました。
ロックをメインとしておりますが、往年のプログレッシブロックやもちろんエレクトロ系、先鋭的なメタルまでバラエティ豊かなラインナップとなっております!
この機会に、ぜひフランスならではのバンド・サウンドの魅力を知ってくださいね。
フランスの人気バンド。おすすめのグループ(51〜60)
BruxellesLes Négresses Vertes

ブルヴァール・デ・ゼールは2004年に結成されたバンドでヨーロッパらしいサウンドがとてもお洒落で気だるい歌声がとても色っぽく聴き心地が良い楽曲がメインです。
主にフランス語の曲が多いのですが時折スペイン語で歌うなどヨーロッパらしい活動もしているバンドです。
Sous le Soleil de BodegaBoulevard des airs

レ・ネグレッセ・ヴェルテは1987年から2001年にかけて活動していたフランスのバンドで、ヨーロッパらしい楽器を使った楽曲がとても特徴的です。
MVもとてもダンディーな男性が多数出てくるので今時な音楽に飽きた方におすすめしたいフランスのおしゃれバンドです。
StilAcid Arab

フランスのエレクトロ・ミュージックシーンに新風を吹き込んだ音楽集団、アシッド・アラブ。
2012年にパリで結成された彼らは、西洋の電子音楽と東洋の音楽を融合させた独自のスタイルで注目を集めています。
彼らの音楽は、アシッドハウスやテクノに、アラビア音楽の複雑なリズム構造を組み合わせた、まさに東西の架け橋とも言えるサウンド。
世界中のクラブやフェスティバルで演奏され、多くの支持を得ています。
アシッド・アラブの魅力は、単に音楽のジャンルを混ぜ合わせるだけでなく、異なる文化の間に新たな対話を生み出そうとする姿勢にあります。
エレクトロニカやワールドミュージックに興味がある方には、ぜひチェックしていただきたいアーティストです。
The ShiningAnorexia Nervosa

フランスのシンフォニックブラックメタルバンド、アノレキシア・ネルヴォーザ。
1991年にリモージュで結成され、独特のサウンドで地下シーンを席巻しました。
1997年のデビューアルバム『Exile』は、ブラックメタルの枠を超えた実験的な作品として注目を集めました。
2000年には『Drudenhaus』をリリースし、ヨーロッパ全域でツアーを行うなど、その人気は急上昇。
暴力やうつ病、宗教など、多様なテーマを扱う歌詞も魅力の一つです。
残念ながら2005年に活動休止となりましたが、その独創的なサウンドは今も多くのファンを魅了し続けています。
重厚なサウンドと実験精神あふれる音楽性に惹かれる方におすすめのバンドです。
フランスの人気バンド。おすすめのグループ(61〜70)
L’Araignee-MalAtoll

英語圏ではないロック・バンドはその国ならではの個性を持った音を鳴らすバンドが多く、それはプログレッシブ・ロックでも同様です。
たとえばマグマやゴングといったような個性的なバンドが有名ですが、1972年に結成されたアトールもフレンチ・ロックの創成期に活躍した草分け的な存在です。
彼らは卓越した演奏技術を持ったプレイヤーたちで、イギリスのイエスにも通じる様式美を感じさせる緻密なアンサンブル、ジャズやフージョンなどの素養も感じさせるシンフォニック系のプログレが特徴的なバンドであり、さまざまな個性を兼ね備えたグループとしてここ日本のプログレ・ファンの間でも高い人気を誇っているのですね。
そんな彼らに興味を持たれた方であれば、優美なシンフォニックさもテクニカルなジャズ・ロックも、シアトリカルかつアバンギャルドな展開も、キング・クリムゾン的な重厚なサウンドをも含まれる、1975年リリースの傑作セカンド作『L’Araignee-Mal』辺りから聴いてみてはいかがでしょうか。
Des Torrents De CoupsCeleste

フランスのアンダーグラウンド・シーンでは、独創的なメタル~ヘビーロック・サウンドを鳴らすバンドが多く存在しており、深掘りすればするほど興味深い存在に出会えます。
本稿では2019年に来日公演を実現させるなど、ここ日本でも熱心なファンを持つフランスはリヨン出身のバンド、セレストを紹介します。
彼らの音楽性はブラック・メタルやスラッジ、ポスト・ハードコアなどの要素を独自に解釈した「ダーク・ハードコア」とも呼ばれるもので、その名の通りダークかつ攻撃性を兼ね備えた轟音サウンドは、リスナーの心までを揺さぶるほどに強烈な音楽体験を味あわせてくれます。
2005年に結成され、2008年にデビュー・アルバム『Nihiliste(s)』をリリースしてからはコンスタントに作品を発表、着実にキャリアを重ねてきました。
2021年、ドイツに拠点を置くメタル系の名門中の名門「ニュークリア・ブラスト」と契約を果たし、2022年1月には現時点での最新作『Assassine(s)』をリリースしています。
圧巻の轟音や複雑なバンド・アンサンブルは健在ながら、過去最高にメロディという概念が盛り込まれた作品であり、常に前進を続けるバンドの成長が刻まれた傑作となっております。
まずはこちらのアルバム『Assassine(s)』を聴いてから、彼らの過去の作品に触れていくというのも良いかもしれません!
Greyhound RacingConcrete Knives

フランスのノルマンディー地方カーンを拠点に活動する5人組バンド、コンクリート・ナイブス。
2000年代に結成され、エッジの効いたアートロックとポップフック、豊かなダンスメロディーが融合した独特のサウンドを展開しています。
2012年にアルバム『Be Your Own King』でデビューを果たし、その後2018年にはセカンドアルバム『Our Hearts』をリリース。
TV on the RadioやTalking Headsなど、様々なアーティストからの影響を受けたサウンドは、ポップ/ロックからインディーエレクトロニックまで幅広いジャンルを網羅しています。
バンドは常にファンへの感謝を忘れず、忍耐強く音楽活動を続けています。
新しい刺激的なサウンドを求める方にぜひおすすめしたいバンドです。