フランスの人気バンド。おすすめのグループ
「アメリカやイギリス、北欧系のロックは知っているけどフランスのバンドってよく知らない……」と思われている洋楽ファンの方、結構いらっしゃるのでは?
どちらかといえば、フレンチ・エレクトロといったサウンドをイメージしている方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、フランスの人気バンドやオススメのグループを年代を問わず集めてみました。
ロックをメインとしておりますが、往年のプログレッシブロックやもちろんエレクトロ系、先鋭的なメタルまでバラエティ豊かなラインナップとなっております!
この機会に、ぜひフランスならではのバンド・サウンドの魅力を知ってくださいね。
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フランスの人気バンド。おすすめのグループ(21〜30)
SouvenirsNovelists FR

メタルコアやポスト・ハードコアといったバンドがお好きな方であれば、フランスにはアメリカやイギリスとはまた違った個性を持ったバンドが実は多く存在しているということをご存じでしょう。
本稿で取り上げているフランスはパリ出身のノベリスツもその1つで、現在はFRが付いて「ノベリスツ・エフアール」を名乗っている4人組。
彼らの音は高い演奏技術に裏打ちされたプログレッシブなメタルコアであり、いわゆる「Djent」と呼ばれる複雑なリズムやリフで構成された緻密なアンサンブルが特徴的なサウンドです。
アグレッシブかつブルータルな側面もありつつ、メロディックなパートもきっちり盛り込んでくる洗練された楽曲群はどれもレベルが高く、極端にヘビーというわけではない点も含めて初心者でも聴きやすいと言えるかもしれません。
もちろん、Djentを聴き慣れないという方であれば、意図的に拍をずらしたようなリズムに乗りきれず戸惑ってしまうかもしれませんが、慣れてしまえば最高に気持ちいいですから、ぜひ挑戦してみてください!
AirEinleit

Radiohead、James Blake、Alt-J、MGMT、Metronomyといったバンドに影響を受けたエレポップバンドです。
ダークなエレクトロに弾けそうなリズムを加えた感じです。
ちなみにボーカルのJun Suzukiさんは日本人のハーフで、ビデオクリップは日本で撮影するそうです。
フランスの人気バンド。おすすめのグループ(31〜40)
Grand DérèglementFrànçois & the Atlas Mountains

独特なコンビネーションで独自の世界観を持つインディーポップです。
アフリカンリズムで展開されるハイブリッドでふんわりと軽いポップメロディーが心を和ませてくれます。
シンガーのフランソワは目を離せない存在です。
CubicleRinocerose

ライノセラスは1997年から現在もなお活動しているフランスのエレクトロバンドです。
この楽曲はノリやすい音楽やボーカルのかすれ声の格好良さももちろんですがMVのユニークさもぜひ見ていただきたいような作品に仕上がっています。
New WavePleymo

1990年代後半から2000年代にかけてブームとなったニューメタル、ラップメタルといったジャンルはアメリカのバンドが中心ではありましたが、実はフランスにも素晴らしいバンドが存在しています。
1997年に結成されたプレイモは、重いリフとヒップホップ的なグルーブなどを融合させ、フランス語による切れの良いラップとシンガロング必至のコーラスを武器とするバンドです。
バンドの顔であるボーカリストのマルク・マギオーリさんはプロのアニメーターでもあり、宮崎駿監督や押井守監督を尊敬するなど日本のアニメにも造詣が深く、大の親日家ということでサマーソニックなどの大規模なフェスティバルに出演、当時は大人気でしたね。
名作アニメーション作品「AKIRA」のファンで日本に来ることが夢だった、といったサマーソニック出演時に披露したMCを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
残念ながら2007年に解散してしまいますが、2017年にまさかの再結成を果たして現在も活動中です。
ニューメタルの要素を取り入れるメタルコアやデスコアのバンドが多く存在する2020年代の今、プレイモに興味を持たれた方はぜひ2002年にリリースされた名盤セカンド作『Episode 2: Medecine Cake』を聴いてみてください!
Midnight CityM83

2000年代以降、ヨーロッパを中心としてにわかにエレクトロニカ系のアーティストたちによる、1990年代に生まれた轟音ギターが特徴の音楽ジャンル「シューゲイザー」の再解釈・再構築的なサウンドが多く誕生しました。
「エレクトロ・シューゲイザー」や「ニューゲイザー」といった造語で呼ばれ、ここ日本でも熱心なファンを多く持つジャンルなのですね。
そんな2000年代以降にデビューしたエレクトロ・シューゲイザー勢の中でも世界的な成功を収めたのが、フランス出身のM83です。
もともとは2人組としてデビュー、その後アンソニー・ゴンザレスさんのソロ・プロジェクトとして活動しており、ライブではバンドとしてパフォーマンスを披露しているM83ですが、実際に彼らのエレクトロニカ・サウンドにシューゲイザーの要素が濃厚だったのは2005年の名盤サード作『Before the Dawn Heals Us』辺りまでで、2008年に発表された傑作『Saturdays = Youth』辺りからドリーム・ポップやシンセ・ポップの方法論を導入し、多くの音楽メディアから絶賛を浴びました。
数年後、そういった路線をさらに推し進めて世界的なブレイクへと至ったのが、2011年にリリースされた2枚組の大作『Hurry Up, We’re Dreaming』です。
個人的にはM83を初めて聴く方であれば、まずは『Saturdays = Youth』や『Hurry Up, We’re Dreaming』を聴いていただいてから、エレクトロ・シューゲイザー全開のサウンドを鳴らしていた初期の作品に触れるといったルートをオススメします!
I Think I Like U 2Jamaica

フランスのロックはどこか田舎臭いところがありますが、このバンドは最初に聴いてみても、フランスのロックとは思えないクールさを感じます。
この曲が収録されているアルバム「No Problem」もイギリスのロックバンドっぽいジャケットです。
サウンド展開も細部にまでこだわっているので、聴いていておもしろいです。






