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【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】

突然ですが、皆さんは「ファンク」という音楽ジャンルをご存じでしょうか。

たとえ知らなかったとしても、日常生活の中で「ファンキー」という言葉を耳にしたことはきっとあるでしょう。

音楽ジャンルとしての「ファンク」は1960年代にその原型が生まれ、1970年代以降に多くの人気バンドがファンクミュージックのヒット曲を飛ばして全盛期を迎えました。

今も当時の楽曲を現代のヒップホップアーティストたちが好んでサンプリングするなど、後世への影響も大きいファンクミュージック。

こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいファンクの名盤を紹介します!

【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】(11〜20)

Tower Of Power

What Is HipTower Of Power

Tower of Power – What is Hip (Album Version)
What Is HipTower Of Power

アメリカ・カリフォルニア州で生まれたファンクバンド、タワー・オブ・パワーの3作目『Tower Of Power』は、彼らの名を世界に轟かせた傑作として知られています。

代名詞である鉄壁のホーンセクションが火を噴くような「What Is Hip?」が始まれば、思わず体がリズムを刻んでしまう、そんな強力なグルーヴに満ちています。

ドラムとベースが刻む複雑でタイトなリズムの上を、幾重にも重なるホーンが駆け巡る様は圧巻の一言!

さらに、新たに迎えたボーカルのレニー・ウィリアムズさんが情感豊かに歌い上げる「So Very Hard to Go」は、ファンクの熱気とは対照的に、胸を締め付けるような切ないメロディが心に響きます。

Funky Stuff

Funky StuffKool and The Gang

アメリカ出身のバンド、クール&ザ・ギャングの代表曲『Funky Stuff』。

後のヒップホップで頻繁にサンプリングされ、ビートのネタ元としてもおなじみの楽曲ですよね。

この曲がオープニングトラックとして収録され、1973年にリリースされてグループにとってはブレイクのきっかけをつかんだとされるのがアルバム『Wild and Peaceful 』です。

ファンクやジャズ、R&Bなどを融合させて熱く骨太なファンクチューンからメロウなナンバーまでを自在に行き来するスタイルは、まさにファンクの金字塔!

ぜひチェックしてみてください。

Body Bait

Body BaitSymba

どんなジャンルにしても、たった1枚のアルバムを残して解散したグループは数え切れないほど存在していますが、だからこそジャンルに詳しくなればなるほど、そういったマイナーな1枚を掘り出したくなってしまいますよね。

日本のソウル好きにも人気の高いシンガーソングライター兼プロデューサー、アル・ジョンソンさんがプロデュースを手がけたグループ、Symbaの1980年にリリースした唯一のアルバム『Body Bait』も、隠れた名盤がお好きな方にはぜひ聴いてもらいたい1枚です。

跳ねるようなベース・ラインとパーカッシブなリズム・トラック、派手なホーン・セクションがカッコいい表題曲を始めとして、クオリティの高い楽曲がずらりと並んでいますよ。

Street Songs

Super FreakRick James

ファンクミュージック界を代表するベーシスト兼コンポーザー兼プロデューサーにして、破天荒な人生を送った奇人としても知られているリック・ジェイムスさん。

1981年にリリースされ、プラチナディスクを獲得した通算5枚目となるソロ・アルバム『Street Songs』は、天才と呼ぶにふさわしい彼の才能を心ゆくまで味わえる作品となっています。

サンプリング・ソースとしても人気の高い、大ヒット曲『Super Freak』や『Give It To Me Baby』を始めとして、リックさんによるベース・ラインが最高にクールでカッコいいナンバーがめじろ押しです。

本人のボーカルも味わい深く、多彩な才能に思わずうなってしまう、ファンク史に残る名盤です!

Chaka

I’m Every WomanChaka Khan

Chaka Khan – I’m Every Woman on Jimmy Kimmel
I'm Every WomanChaka Khan

R&Bの女王と称され、70年代から長きに渡りシーンに君臨し続けるチャカ・カーンさん。

後続のアーティストに多大なる影響を与えた圧倒的な歌唱力と、精力的な活動ぶりは2020年を過ぎても健在ですが、そんな彼女が1978年にリリースしたソロ・デビュー作『恋するチャカ』を紹介します。

ダンス・クラシックとして名高い『I’M EVERY WOMAN』を始めとして、しっとりとしたバラードからディスコ・チューンまで何でもござれといった彼女の天性の才能には、思わずため息がこぼれてしまいます。

完ぺきなサウンド・プロダクションをプロデュースしたはアリフ・マーディンさんを中心に、最高のミュージシャンたちが集まった豪華な1枚です。

The Jones Girls

Who Can I Run ToThe Jones Girls

フィリー・ソウルのファンにはよく知られている、実力派の三姉妹ガールズ・グループです。

1979年にリリースされたセルフ・タイトルのデビュー作には、全米R&Bチャートで1位を記録したメロウな名曲『Who Can I Run To』を始めとして、高いクオリティを誇る上品な楽曲がずらりと並んでいます。

ジェイ・Zさんが引用したファンキーなディスコ・ナンバー『You Gonna Make Me Love Somebody Else』など、サンプリングのネタとしても有名ですね。

3人の美声と姉妹ならではの息の合ったコーラスがとにかく素晴らしく、ソウル・ファンならずとも一度は聴いてほしい名盤です。

【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】(21〜30)

Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)Sly & The Family Stone

Sly & The Family Stone – Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)
Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)Sly & The Family Stone

「Everybody Is a Star」と共に、ダブルA面シングルとして1969年にリリースされた曲で、1970年にビルボードでNo.1を獲得しました。

Janet Jacksonの1989年のヒット曲「Rhythm Nation」は、この曲の間奏部分のグルーヴをサンプリングしています。