【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】
突然ですが、皆さんは「ファンク」という音楽ジャンルをご存じでしょうか。
たとえ知らなかったとしても、日常生活の中で「ファンキー」という言葉を耳にしたことはきっとあるでしょう。
音楽ジャンルとしての「ファンク」は1960年代にその原型が生まれ、1970年代以降に多くの人気バンドがファンクミュージックのヒット曲を飛ばして全盛期を迎えました。
今も当時の楽曲を現代のヒップホップアーティストたちが好んでサンプリングするなど、後世への影響も大きいファンクミュージック。
こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいファンクの名盤を紹介します!
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【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】(11〜20)
Funky StuffKool and The Gang

アメリカ出身のバンド、クール&ザ・ギャングの代表曲『Funky Stuff』。
後のヒップホップで頻繁にサンプリングされ、ビートのネタ元としてもおなじみの楽曲ですよね。
この曲がオープニングトラックとして収録され、1973年にリリースされてグループにとってはブレイクのきっかけをつかんだとされるのがアルバム『Wild and Peaceful 』です。
ファンクやジャズ、R&Bなどを融合させて熱く骨太なファンクチューンからメロウなナンバーまでを自在に行き来するスタイルは、まさにファンクの金字塔!
ぜひチェックしてみてください。
Chicken StrutThe Meters

アメリカのニューオーリンズで活動したザ・メーターズは、ファンクの開拓者として知られる伝説的なバンドです。
彼らの3作目にあたる『Struttin’』は、それまでのインスト主体から一転し、初めてボーカル曲を収録した意欲作。
R&Bチャートをにぎわせた『Chicken Strut』をはじめ、ニューオーリンズ特有の粘り強いグルーヴが全編にわたって展開されます。
メンバーの息遣いまで聞こえてきそうな生々しい演奏と、ジャムセッションのような即興性は聴きごたえ抜群!
この泥臭くも心地よいサウンドは、後のヒップホップにも大きな影響を与えているんですよ。
Super FreakRick James

ファンクミュージック界を代表するベーシスト兼コンポーザー兼プロデューサーにして、破天荒な人生を送った奇人としても知られているリック・ジェイムスさん。
1981年にリリースされ、プラチナディスクを獲得した通算5枚目となるソロ・アルバム『Street Songs』は、天才と呼ぶにふさわしい彼の才能を心ゆくまで味わえる作品となっています。
サンプリング・ソースとしても人気の高い、大ヒット曲『Super Freak』や『Give It To Me Baby』を始めとして、リックさんによるベース・ラインが最高にクールでカッコいいナンバーがめじろ押しです。
本人のボーカルも味わい深く、多彩な才能に思わずうなってしまう、ファンク史に残る名盤です!
That LadyIsley Brothers

1950年代に結成されたという非常に長い歴史を持つグループ、アイズレー・ブラザーズが1973年に発表した『3+3』は、彼らの歴史が大きく動いた記念碑的な作品です。
もとはボーカル3兄弟のグループでしたが、この作品から若手演奏者3人が正式に加わり、ソウルフルな歌声にファンクやロックの要素が大胆に融合。
そのため、気取った雰囲気が一切なく、サウンドはどこまでもパワフルで情熱的です。
特にアーニー・アイズレーのギターが炸裂する「That Lady」は、心の奥深くまで突き刺さるような衝撃を与えてくれるんです。
また、名曲「Summer Breeze」のカバーも必聴。
穏やかな原曲を、彼らならではのグルーヴで全く新しい楽曲へと昇華させています。
ぜひ、バンドとして生まれ変わった彼らの熱い魂を感じてみてください。
I’m Every WomanChaka Khan

R&Bの女王と称され、70年代から長きに渡りシーンに君臨し続けるチャカ・カーンさん。
後続のアーティストに多大なる影響を与えた圧倒的な歌唱力と、精力的な活動ぶりは2020年を過ぎても健在ですが、そんな彼女が1978年にリリースしたソロ・デビュー作『恋するチャカ』を紹介します。
ダンス・クラシックとして名高い『I’M EVERY WOMAN』を始めとして、しっとりとしたバラードからディスコ・チューンまで何でもござれといった彼女の天性の才能には、思わずため息がこぼれてしまいます。
完ぺきなサウンド・プロダクションをプロデュースしたはアリフ・マーディンさんを中心に、最高のミュージシャンたちが集まった豪華な1枚です。
Who Can I Run ToThe Jones Girls

フィリー・ソウルのファンにはよく知られている、実力派の三姉妹ガールズ・グループです。
1979年にリリースされたセルフ・タイトルのデビュー作には、全米R&Bチャートで1位を記録したメロウな名曲『Who Can I Run To』を始めとして、高いクオリティを誇る上品な楽曲がずらりと並んでいます。
ジェイ・Zさんが引用したファンキーなディスコ・ナンバー『You Gonna Make Me Love Somebody Else』など、サンプリングのネタとしても有名ですね。
3人の美声と姉妹ならではの息の合ったコーラスがとにかく素晴らしく、ソウル・ファンならずとも一度は聴いてほしい名盤です。
【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】(21〜30)
Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)Sly & The Family Stone

「Everybody Is a Star」と共に、ダブルA面シングルとして1969年にリリースされた曲で、1970年にビルボードでNo.1を獲得しました。
Janet Jacksonの1989年のヒット曲「Rhythm Nation」は、この曲の間奏部分のグルーヴをサンプリングしています。






