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【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】

突然ですが、皆さんは「ファンク」という音楽ジャンルをご存じでしょうか。

たとえ知らなかったとしても、日常生活の中で「ファンキー」という言葉を耳にしたことはきっとあるでしょう。

音楽ジャンルとしての「ファンク」は1960年代にその原型が生まれ、1970年代以降に多くの人気バンドがファンクミュージックのヒット曲を飛ばして全盛期を迎えました。

今も当時の楽曲を現代のヒップホップアーティストたちが好んでサンプリングするなど、後世への影響も大きいファンクミュージック。

こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいファンクの名盤を紹介します!

【洋楽】ファンクのルーツを辿る。一度は聴きたい名盤まとめ【初心者】(41〜50)

Bernie Worrell: Standards

Watermelon ManBernie Worrell

バーニー・ウォーレルさんは、ジョージ・クリントンさん率いるPファンクの主要メンバーにして、70年代から長きに渡ってファンク・シーンを支えてきたキーボード奏者です。

Pファンクとしての活動が収束した80年代以降は、ジャンルをこえたバンドやアーティストと共演するなど活動の幅を広げました。

そんなバーニーさんが2011年にリリースした作品『STANDARDS』は、正統派とも言えるジャズのスタンダード集です。

Pファンクの革新的な音作りは控えめに、生のピアノやホーン・セクションも取り入れたサウンドで自身のルーツへの愛情を示した作品となっています。

Think (About It)Lyn Collins

1972年にJames Brownによって制作・プロデュースされた、ソウル・シンガー、Lyn Collinsのファンク・ソング。

この曲は後に、数多くのHipHopやダンス・ミュージックのアーティストによってサプンリングされています。

Back In The Day: The Best Of Bootsy

I’d Rather Be with YouBootsy Collins

ジェームス・ブラウンさんのバック・バンド出身のにして、ジョージ・クリントンさんが創始したPファンクの中心的なメンバーとしても活躍しているブーツィー・コリンズさん。

ファンクミュージック界の代表的なベーシストとして名高い彼は、ブーツィーズ・ラバーバンドという名義やソロ名義でも多くのヒット曲を発表しています。

今回紹介する、1994年にリリースされたコンピレーション盤には、1976年から1982年にかけてリリースされたヒットシングル曲がほとんど網羅されておりますので、全盛期の彼の作品に手っ取り早く触れてみたい方にはオススメの1枚ですよ。

SuperflyCurtis Mayfield

1972年の映画「Superfly」のサウンドトラックからの曲。

映画のメイン・キャラクターの狡猾さと決意を祝した曲です。

この曲を制作、プロデュースしたソウル・ミュージシャン、Curtis Mayfield自身も映画に出演しています。

Gang War

Tight JeansPrince Charles And The City Beat Band

後にスタジオ・エンジニア兼プロデューサーとして素晴らしい仕事を残し、2003年にはグラミー賞を受賞という輝かしい経歴を持つプリンス・チャールズ・アレクサンダーさんが表舞台で活動していた頃のバンドです。

1980年にリリースされた、デビュー・アルバム『Gang War』のジャケットから漂う、いかにもキワモノといった雰囲気は、ファンクミュージックのリスナーからすれば、引くどころかむしろ期待してしまうのでは?

内容自体も、Pファンクからの影響が大きいB級エレクトロ・ファンクといった趣が期待を裏切らない出来栄えとなっていますよ。

Do U Want ItPapa Grows Funk

リーダーのジョン・グロウが主催していたジャム・セッションをきっかけに結成された遊び心満載な正統派ファンクバンドです。

ファンキーなオッさんたちの奏でるこの楽曲は70年代を思い起こし聴いていてとても心地が良いです。

日本人ギタリスト山岸潤史もメンバーの一人です。

Cissy StrutThe Meters

1969年にリリースされた、The Metersのファンク・インストゥルメンタル。

1997年のQuentin Tarantinoの映画「Jackie Brown」でもフィーチャーされています。

ニューオリンズ・サウンドの伝統をルーツとした楽曲です。