歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手
ひと口に「歌が上手い」と言っても、その方向はさまざま。
驚異的にピッチ(音程)が安定していたり、超人的な音域があったり、絶妙なリズム感を持っていたり、圧倒的な歌声であったり。
今回は、そんな様々な方向から「歌が上手い」と定評のある女性シンガーさんたち、また僕が長年のボーカルプロデューサー、ボイストレーナーとしての経験から「この人は上手い!」と思う女性シンガーさんたちをピックアップしてみました。
もちろん、シンガー、ボーカリストの魅力は必ずしも「歌の上手さ」にだけあるわけではありませんが、たまには「上手さ」にこだわって聴いてみるのも良いのではないでしょうか?
シンガーを目指す方のご参考にもしていただけると幸いです。
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の女性歌手(91〜100)
明日も宮崎朝子(SHISHAMO)

日本の3ピースロックバンド “SHISHAMO”の曲で、2017年2月リリースのアルバム”SHISHAMO 4”に収録されています。
NTTドコモのCMソングにもなっていましたね。
ボーカル、宮崎朝子の魅力は、何と言っても、この曲でも存分に聞ける明るくクリアで元気いっぱいなストレートな歌唱でしょう。
一聴するとあまり「実力派」「技巧派」というような印象のない歌ですが、ピッチ、発声もすごく安定していて、曲のハイトーン部分も軽く優しく抜くようなファルセット(裏声)とストレートで突き抜けるような地声の高音を巧みに使い分けて、曲の世界観を十二分に表現しています。
明るく、可愛く、そして上手い!バンドをやられてる方の勉強材料としても最適な曲だと思いますよ!
Gift~あなたはマドンナ~土岐麻子

女性ジャズシンガー、土岐麻子の2011年1月リリースの2ndシングル。
ジャズサックス奏者の土岐英史を父親に持つ彼女、おそらく幼少時から父の音楽に親しんで育ってきたのであろうことを思わせる、非常に玄人っぽい、「これぞプロシンガー!」と言える歌唱を聴かせてくれます。
自身の名義の曲以外にも多数のCMソングなどを担当しているそうで、まさにプロシンガーですね。
そんな「プロっぽさ」を十分に発揮しながらも、自身の歌の上手さをひけらかすような押し付けがましい歌には決してなっていないところが素晴らしいと思います。
そんな歌唱であるからこそ、この曲のようなちょっと可愛い歌詞もリアリティを持って聴く人に伝わるものとなっているのでしょう。
黄砂に吹かれて工藤静香

工藤静香はおニャン子クラブの元メンバーで、1987年にソロデビューしました。
「黄砂に吹かれて」は1989年にリリースされたシングルで、中島みゆきが歌詞を作りました。
太陽誘電のカセットテープのCMソングとして起用されています。
恋人がサンタクロース松任谷由実

ユーミンこと松任谷由実は、「恋愛歌の女王」と呼ばれることもある歌手です。
「恋人がサンタクロース」は代表曲で、1980年にリリースされたアルバム「SURF&SNOW」に収められました。
映画「私をスキーに連れてって」では挿入歌として使われています。
bonsai (feat. CENT)詩羽

透明感のある歌声で聴く人を魅了する詩羽さん。
2021年9月、音楽ユニット水曜日のカンパネラに2代目ボーカルとして加入し、同年10月のPARCOカルチャーフェスでデビューを飾りました。
個性的な音楽性とファッションセンスで注目を集め、2021年には『ミスiD2021』で「アメイジング ミスiD2021」と「赤澤える賞」をダブル受賞。
2024年7月には、自身が全曲作詞作曲を手掛けたアルバム『うたうように、ほがらかに』を発表し、ソロアーティストとしても活動を開始。
内気な性格から、ファッションを通じて自己表現を見いだし、音楽の世界へと踏み出した彼女の歌声には、繊細さと力強さが共存しています。
アート性の高い表現と親しみやすい歌声のギャップにひかれる音楽ファンにピッタリのアーティストです。
木綿のハンカチーフ太田裕美

1955年生まれの日本の歌手・シンガーソングライターです。
フォークと歌謡曲のジャンルを超えた音楽性で、現在のJ-POP女性ボーカリストの道を開いたと言われています。
1975年に発売された代表曲は86.7万枚の大ヒットを記録。
ピアノを弾きながら歌うスタイルや、フォークソングの要素を取り入れた歌謡曲など、当時の通常のアイドルとは一線を画する音楽性が特徴です。
落ち着いた雰囲気の曲が多く、シンガーソングライターとしての個性と才能を反映しています。
30歳で結婚し2児の母となった後も、育児とのバランスを取りながら自分のペースで音楽活動を続けています。
懐かしい昭和の歌謡曲や、落ち着いた雰囲気の音楽が好きな方におすすめです。
手紙由紀さおり

日本の音楽シーンに長年輝き続ける由紀さおりさん。
1965年にデビューし、1969年の『夜明けのスキャット』で大ブレイク。
1970年には『手紙』でオリコン6週連続1位を獲得し、第12回日本レコード大賞歌唱賞に輝きました。
美しい歌声とスキャット唱法が魅力の彼女は、歌手だけでなく女優やテレビ司会者としても活躍。
「由紀さおりの素敵な音楽館」では、多彩なアーティストを迎えて名曲を披露していました。
驚異的な音程の安定性と絶妙なリズム感を持つ由紀さおりさんの歌声は、歌唱力の高さを追求したい方にぜひおすすめです。